八王子城址へ向かって歩いていたら、なんと、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の花が一面に咲いていました。
曼珠沙華は、彼岸の頃に咲き乱れる”彼岸花(ヒガンバナ)”です。
お墓以外で見たのは初めてで、曼珠沙華のまっ赤な花が情熱的でエネルギッシュに感じられ、元気が出てきました。
❶日本で忌み嫌われている曼珠沙華
⑴日本では、亡き祖先のお墓参りをする頃、血のようなケバケバしい真っ赤な花をつけて、墓地の周りに群生するので、「不吉な花」のイメージが強く、忌み嫌われているようです。
⑵普通の植物の開花期に備わっているべき葉が一つもなく、茎の頂上にいきなり花が咲いているのも好ましくないものと見なされている原因なのかもしれません。
秋~翌年の春にかけて葉を出し、花茎が伸びる頃には葉は残っていなく、花を咲かせる9月頃には花茎と花だけとなります。(葉が枯れてから花が咲きます。)曼珠沙華には、このように、「花のある時期には葉がなく、葉のある時期には花がない」という特徴があり、花と葉が同時に出ることはないので、韓国では「相思華(サンサファ)」と言い、「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味だそうです。
⑶また、曼珠沙華は【全草有毒】で、特に茎は毒を多く含む有毒植物で、摂取すると、吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には、中枢神経の麻痺を起こして、死に至ることもあるようです。
曼珠沙華が水田の畦に多く見られるのは、田を荒らすモグラ、ネズミ、虫などの生物が、曼珠沙華の鱗茎の毒を嫌って避けるため、人為的に植えられたものだと考えられています。また、墓地でもよく見られるのは、虫除けや土葬後に死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとも言われています。
※毒も悪いことばかりではないのですよ♪
★日本では、このように、「彼岸」=「死後の世界」=「お墓の周り」に咲く花のイメージが強く、全草毒草で、食べると死に至ることのある有害植物なので、死や不吉なイメージが強く、「縁起の悪い花」と言われ、「死人花」「幽霊花」「地獄花」との異名が付けられ、「仏様の花だからとってはいけない」「家に持ち帰ると火事になる」「摘むと死人がでる」「摘むと手が腐る」といった恐ろしい迷信があるので、忌み嫌われているのかもしれません。
2016年10月1日に「曼珠沙華」は日高市の「市の花」に追加指定されたそうです。きれいですね♪来週、日高市へ行きます。「曼珠沙華」見えるかな?楽しみです。
写真は日高市からお借りしました。
❷日本の葬式仏教では、彼岸を生を終えた祖先を供養する行事として定着しているようですが、お釈迦様が説いた仏教とは全然違い、曼珠沙華の意味も全然違います。
『法華経』に「蔓珠沙華」と記され、「曼珠沙華」は、サンスクリット語では「天界に咲く花」「見る者の心を柔軟にする」 という意味です。また、仏教の経典には、【おめでたい事が起きる兆しに、天から「赤い花」が降ってくる!】とあり、お釈迦様が説法の際に降った「花の雨」が「曼珠沙華」だったらしく、「蓮・牡丹・菊」などと共に優れている「仏花」とされています。
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「彼岸」という言葉は、サンスクリット語の「Pāramitā(パーラミター)」の漢語訳「至彼岸」の略で、「苦しみを抱える迷いの世界(=煩悩の世界=俗世=此岸)から脱し、悟りの世界=生死を超越した理想の境地(=涅槃の世界=極楽浄土=彼岸)に至ること」を意味し、両岸の間には大きな川がありますが、「川底」で繋がっていているので、【六波羅蜜(ろくはらみつ)】の「修行」をすることによって「彼岸」に到ることができると言われています。
また、寺院の「戸」は、「衆生」と「お釈迦様」が会える唯一の通路(=境界)で、衆生が「この世」の汚れを洗い落とし、お釈迦様がいる「極楽」に入る「境界」は歓喜に満ち溢れる場所(=錦のじゅうたん、花畑)なので、最上の荘厳を飾らねばなりません。なので、「蓮・牡丹・菊」などの花を丁寧に精巧に彫刻された「華戸」にするのです。仏教において「華(花)」は、法であり、真理であり、極楽であり、最上の荘厳の素材なのです。
このように、死を忌み嫌う日本の葬式仏教と真の仏教の教えは違うのです。彼岸に渡るよう実践することがお釈迦様の教えです。なので、日本の葬式仏教から脱却し、真の本当の仏教の教えを知ろう!
また、彼岸の頃は、【昼夜の長さが同じ】なり、【あの世(=彼岸)とこの世(=此岸)の距離が最も近づき】、【境界が曖昧】になり⇒あの世にいるご先祖様に思いが通じやすい時期です。なので、お墓参り等に適していてので、ご先祖様を敬い、【感謝】し、【供養】するために、【お墓参り】に行く方は多いと思いますが、お彼岸はそのためだけではないのです。
下記ブログにも書きましたが、私達、全地球人の共通の目標・課題は、「この世(=此岸)の迷いや苦悩を断ち切り、彼岸(=極楽浄土)に渡ること」です。
お彼岸中は修行して、極楽浄土へ行こう!
仏教の世界では、お釈迦様が「【六波羅蜜】の修行を実践することで、悟りを開き、極楽浄土(=彼岸)の世界に到達することができる」と言われました。お彼岸中は、中日(秋分の日)を除く6日間に、この【六波羅蜜】の修行を1日1項目ずつ実践して、「極楽浄土へ行きます!」と願い、【自身を省みて、大切な教訓を改めて考え、実践する機会】でもあるのです。六波羅蜜の修行(自己反省)は…「他の人をも救う(悟らせる)修行」で、下記の「六つの修行」からなっています。⑴布施(ふせ)⑵持戒(じかい)⑶精進(しょうじん)⑷忍辱(にんにく)⑸禅定(ぜんじょう)⑹智慧(ちえ)
☆このように、20日~26日のお彼岸はご先祖様への感謝・供養だけでなく、自分自身の日頃の行いを反省し、修行をする大切な時期でもあるのです!
お彼岸の7日間のうち6日間は六波羅蜜を実践して、お彼岸の中日の秋分の日にはご先祖様への感謝をお伝えしましょう!
また、お彼岸中だけでなく、日頃からこの6つの徳目を心がけて、実践・実行していきましょう!そして、これを実践することで、「彼岸の世界」=「悟りの世界」=「極楽浄土」=「天国」へ渡りましょう!
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※参照
■曼珠沙華の色別の花言葉…
ギリシャ名:リコリス(=ギリシャ神話の海の女神)
⑴赤色…「情熱」「独立」「穏やかな美しさ」「深い思いやり」「快楽」「誓い」「あきらめ」「追想」(=悲しい思い出)「驕慢な愛」(=想うのはあなた一人)「再会」(=また会う日を楽しみに)
「お墓に飾ると天国にいける」という迷信があります。
⑵白色:思うはあなた一人/また会う日を楽しみに
⑶黄色:追想/深い思いやりの心/悲しい思い出
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■強い生命力がある曼珠沙華は、痩せた土地でも育ち、大きな球根を作ります。【球根】だけは食べられ、【非常食】にもなるそうです。※【中国での話】曼珠沙華には毒があると信じていた昔、日照りが続き作物が収穫されず人々は飢饉で苦しんでいました。
植物の研究をしていた殿様の蔵には、沢山の曼珠沙華の球根があり、お陰で飢えを凌ぐ事が出来ました。
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もう少しで八王子城址の麓だ!頂上(標高:460m)の本丸に向かって、さあ、登山!!登るぞ!!!
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to HABI ∞ ROAD(いろんな幸せな道=彼岸への道)
毎日毎日、本当に幸せで、ありがたい
今起きていることは、自分に必要なこと
感謝すべきことしか、起きていない。
気付いて感謝、学んで感謝、成長して感謝 の繰り返しで、
だんだん 満たされているって、すべて愛だって…。
幸せだって 感じる
ありがとう ご縁に感謝 (byおじぞう)