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Channel: 【図書館カフェHabi∞Road】無意識を使って、幸せになる道。
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☀⑴24節気:小雪とは?…11/22(月)〜12/6(月)

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【1】小雪とは?

◎24節気:小雪(しょうせつ)…

11月22日(火)〜12月6日(火)…二十四節気の第20番目
小雪とは,冷えた空気の中,雨が落ちてくる途中で雪に変わる時期で,わずかながらチラチラと雪が降り始める頃で,雪の量はまだそれほど多くは無いので,「小雪」と呼ばれています。
初雪の平年値は北海道や東北北部では,11月中旬迄にとなっていますが,多くの地方はこれからで,福島が11/26,新潟が11/24,富山が12/2,金沢が11/29となっています。尚,

東京の初雪の平年日は1/3で,大阪の初雪の平年日は12/22です。
(「小」には,小さいの他に,少しとかわずかという意味があります。)
このように,北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません小雪は冬の入口にあたります。
その為,まだ昼間はそれほど冷えてはいないことが多いです。
時折、穏やかな日「小春日和」があったりすることもありますが,朝晩は夕方の日暮れから一気に気温が下がり始め,寒暖の差が激しいので,体調を崩さないように気を付けましょう♪
陽射しが弱くなり,色づいていた紅葉が散り始める頃で,イチョウや柑橘類は黄色く色づいてきます。
・『暦便覧(こよみびんらん)』(江戸時代)では…「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」
日が短くなり,空気が冷え,雨降ってくる間に雪になっている」という意味です。
・現行暦…十月中(通常旧暦10月内)。
・現在広まっている定気法…太陽黄経が240度の時で,11月22日頃(2022年は11月22日17時20分)。
暦ではそれが起こる日だが,天文学ではその瞬間とします。
西洋占星術では、小雪を[人馬宮(射手座)]の始まりとします。
・恒気法…冬至から11/12年(約334.81日後)で11月21日頃。

・期間…11/22頃〜12/6頃(大雪の前日)までの15日間位。
・前後の節気…⑲立冬→⑳小雪→⑳大雪

 

小雪期間中の72候は?
小雪の期間の七十二候は以下の通りです。
○(日本)…⑴虹を見かけなくなり⑵北風が木の葉を払い除け⑶橘の実が黄色くなり始める

○(中国)…⑴雨の後の虹を見ることがなくなり,大気の陽の気は上がり,陰の気は下がって,天地は巡らず,陰陽も交わらず,⑶万物は生機を失い,閉塞して,厳寒の冬になる」という季節です。
⑴第58候(初候)…11/22〜11/26頃
虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」…虹を見かけなくなる(日本・中国)
日が短くなり、雨も少なくなり,空気もカラカラに乾燥して,曇り空が多くなる頃で,陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。
見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく,ぼんやりとすぐに消えてしまいます。
「蔵」には潜むという意味があります。
⑵第59候(次候)…11/27〜12/1頃
朔風払葉(きたかぜ〈さくふう〉 このはを はらう)」…北風が木の葉を払い除ける(日本)
「朔」は北の方角を指す意味があり,朔風とは北風のことで,冷たい北風が,落葉樹の木々の葉を落とす頃です。
地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。
(中国)…「天気上騰地気下降(てんき じょうしょうし ちき かこうす)」…天地の寒暖が逆になる
⑶第60候(末候)…12/2〜12/6頃
「橘始黄(たちばな はじめて きばむ)」…橘の実が黄色くなり始める(日本)
橘の実黄色く熟してくる頃です。
とは柑橘系の常緑樹のことで,古くから日本に自生していました。
古事記や日本書紀といった古い文献にも記載があり,万葉集では70首もの和歌が、橘を題材として詠まれているそうです。
また,家紋にも橘紋という橘をモチーフとしたものがありますし,文化勲章のデザインは,橘の花をモチーフとしています。

常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ,不老不死の実だといわれていたようです。
果実が熟す頃に,葉の色が少しだけ黄色みを帯びます。
現在はその個体数が激減しており,山口県萩市に自生しているものは,絶滅危惧種として指定されているほどです。
(中国)…「閉塞而成冬(へいそくして ふゆをなす)」…天地の気が塞がって冬となる
◎季節を感じる言葉…『小春日和』
この時期、移動性高気圧に覆われ,風も穏やかで,昼間はそれほど冷えず,時には春を思わせるような暖かな日になることがあります。
このような日を『小春日和』と言い,「今日はポカポカして,小春日和だね」というフレーズがあります。
小春とは春のことではなく,旧暦の10月(今の11月頃)をさし,初冬の穏やかで暖かい気候を春に例えて,「小春日和」と呼ぶようになりました。
小春の「小」とは「似ていて規模が小さい」という意味なので,実際の春という意味ではなく,「春っぽい」という意味です。
春に「今日はほんと小春日和って感じだね!」という使い方は誤用です。
また,小春日和が続くと,春と勘違いしたのか,桜やタンポポ等の春の花が咲くこともあり,この花達は「帰り花」「忘れ花」「狂い花」等と呼ばれます。
干天が続いたり,台風等で木が傷んでしまった年に多いと言います。
本格的な冬はすぐそこです。
※次第に冷え込みが厳しくなってきますので,冬の備えは整えておきましょう♪
冬支度,お歳暮の準備し始める目安にしましょう♪

いよいよ2020年も終わりが近づいてきましたね♪

悔いの残らないよう,1日1日を大切に過ごしていきましょう♪

 

【2】小雪の時候の挨拶&俳句
①小雪に関係のある季語…「小雪」「小春」「小春日和」「落葉」「枯葉」「木の葉」「時雨」「勤労感謝の日」「恋猫」など

②時候の挨拶
「小雪の候」等は,手紙やはがきを書く時に時候の挨拶として使う言葉です。
小雪の時期に手紙を出す時は,時候の挨拶「小雪の候」で始めることができます。
「小雪の候」は、次の二十四節気「大雪」の前日まで使えます。
○「小雪の候」以外の時候の挨拶
向寒(こうかんのこう)の候(こう)」…寒い冬の訪れを感じる季節
霜寒(そうかん)の候」…霜が降るほど寒さが増してきた今日この頃
霜秋(そうしゅんのこう)の候」…霜が降りるほど秋が深まる季節
※「○○の候」以外にも、「○○の折」「○○のみぎり」も使えます。
使用例は「小雪の候」「小雪の折から」「小雪の砌(みぎり)」など。
時候の挨拶の例文
㈠あらたまった手紙に適した丁寧な表現の例文
㊀恭啓 向寒の候,貴社にはいよいよご盛栄のことと拝察致します。常々ひとかたならぬご高配にあずかり厚く御礼申し上げます。
(主文・末文省略)
頓首
※「恭啓」…「うやうやしく申し上げる」の意、

「盛栄」…「商売などが盛んになること」の意
㊁謹呈 落ち葉たきがなつかしい頃となりました。

あなた様にはお変わりもなく,益々ご壮健にて大慶に存じ上げます。

私どもは皆変わりなく壮健に暮らしておりますので,余事ながらご休心下さい。
(主文省略)
これから朝の霜が日ごとに深まりますので,どうぞご用心下さい。
謹白
※「落ち葉たき」…落ち葉を一か所に掃き集めて燃やすこと。さつまいもを火に入れて、焼き芋を作ったりもします。
㈡一般的な表現の例文
㊀拝呈 霜寒の候、貴殿におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

平素は特段のご愛顧をいただき誠にありがとうございます。
(主文・末文省略)
向寒の折,皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
敬具
※「健勝」…「健康で元気な様子」の意
㊁拝啓 恋猫のなやましい声が夜空に響く季節となりました。

皆様お障りなくお過ごしでしょうか。

私どもも誰一人病気もせず,壮健にておりますので,ご安心下さい。
(主文省略)
冷え込み厳しい折、皆様のご健康をお祈り致します。
敬具
※「恋猫」…繁殖期の猫を指し,俳句でも用いられる冬の季語です。
㈢親しい人に送る「口語調」の時候の挨拶

㊀書き出し文
・十一月も終盤を迎え,冬支度にあわただしくされていることと存じます。
・「霜枯れ」の季節となり,冬の到来を一層間近に感じております。
・草木の露も霜へと変わり,冬の気配がいよいよ濃くなって参りました。
・葉を落とした木々の梢に風が鳴り渡り,侘しい気持ちが致します。
・落ち葉たきがなつかしい頃となりました。
・散り敷いた落ち葉を北風が舞い上げる時節となりました。
・落ち葉を舞い上げる冷たい風に冬の訪れを感じます。
・夜には湯たんぽを抱いて眠る季節がやってきました。
・恋猫のなやましい声が夜空にひびく季節となりました。
・小春日よりの穏やかな日が続いておりますが…。
㊁結びの文
・これから朝の霜が日ごとに深まりますので、どうぞご用心下さい。
・朝夕の寒さには、どうぞご用心なさって下さい。
・冷え込み厳しい折、皆様のご健康をお祈り致します。
※「霜枯れ」…草木が表面に凍りついた霜によって枯れてしまうことです。尚、晩秋のことを「霜枯れどき」ともいいます。
③小雪の俳句
「小雪」が詠み込まれた俳句には,次のようなものがあります。
・「小雪の 朱を極めたる 実南天」…富安風生(ふうせい)
・「小雪や 古り枝垂れたる 糸桜」…飯田蛇笏 (だこつ)
・「小雪の 箸ひとひらの 千枚漬」…長谷川かな女(じょ)
・「小雪や いよいよ白き 竹の節」…安部紀与子
・「小雪や月の夜干しの白野菜」…細木芒角星
・「小雪や 実の紅の 葉におよび」…鷹羽狩行
また、「小雪」の時期のイメージを持った正岡子規(まさおか しき)の俳句があります。
・「薄雪に ふられて居るや 鴛(おしどり)一つ」
・「さらさらと 竹に音あり 夜の雪」
・「ちらちらと 障子の穴に 見ゆる雪」
・「ちらちらと 雪になりしか 又止みぬ」
・「南天に 雪吹きつけて 雀鳴く」

 

【3】自然と一体になって暮らす「祈り」の生活をしましょう♪

❶私は日本という国に生まれて本当に良かったと思っています。 
なぜなら、春には梅や桜などの花々が咲き、

夏には透き通るような海で泳いだり、

秋には燃えるような紅葉が山々を飾り、

冬には一面銀世界になるような雪景色…

このように四季のバランスがあり,四季折々に花や風景,食の楽しみがあり,その四季折々にみせる自然がとても素晴らしいからです。 
私達日本人は,それらの天からの素晴らしい頂きもの(プレゼント)に本当に感謝しなければいけないと思います。

本当に有難いことです。 
日本の【神道】は「神の道」と書きますが、古代、日本には神社という形はなく、人々は身の回りにある自然(山,海,土,岩,木,花…)そのものを神として厚く敬ってきました。

命あるものすべてを敬い,慈しむのが,本来の日本古来の神道であり,【祈りの心】です。 
日本には八百万(やおよろず)の神様がいらっしゃるというのは,水の神様,木の神様等,すべてに神様の名前があるからです。 
なので,山に登る時は,「登らせて頂きます」と山の神様にお供えをして,手を合わせ,漁に出る時も,海の神様にお供えをして,手を合わせていたそうです。

古の日本人は自然を神として敬い,四季の巡りに順応し、常に自然と対話しながら暮らしていました。

宇宙の流れや四季の流れに逆らわず,自然を慈しみ,自然と一体になって暮らす日本人の生活そのものが「祈り」であり,古の人々にとって「祈り」という行為は決して特別なものではなく,日常的な普通のことだったと思います。 

私達、現代人も、古の日本人(といっても,50年位前まではそういう生活が少しは残っていたと思いますが…)のように,日常生活を,今この瞬間を、宇宙の流れや四季の流れに乗り,常に自然と対話しながら,自然を慈しみ,自然と一体になって暮らす「祈り」の生活をしていきましょう♪ 

□私達日本人の先人達は,月を眺め,そして,太陽の動きを見て,農作業を行い,季節(≒自然)の流れに寄り沿って,暮らし,身体を整え,楽しんで,生きてきました。 
よく、外国の方から「日本人は四季を大切にしていて素晴らしい」と言われることがありますが,昔の人は春夏秋冬だけではなく,

季節を細分化して感じていたのだとわかります。 
先人達は,自分の身体(=小宇宙)を知り,季節を知り,自然(=宇宙)を知り,そして,日々の生活を楽しく暮らしてきました。 
それが目的なのではなく、それが養生そのものなのです。

(養生の意味:生活に留意して健康の増進を図ること。) 
先人達の日常の暮らし,そのものがそのまま養生でもあり,祈り(スピリチュアル)の生活なのだと思います。 
先人達のように,自然の流れに沿って,古来から伝わる年中行事や日本の風土に沿った暮らしを生活のリズムとして取り入れ,健やかに美しく生きる生活を始めてみましょう♪ 
そして,日本の豊かな四季を二十四節気や,七十二候を参考に,季節の旬を「嬉し、楽し」で,楽しんでいきましょう♪

「二十四節気」とは?

日本は、上記のように、四季の移り変わりが鮮やかな国です。 
春夏秋冬で表される四季ですが、日本にはさらに細かく季節を分類(1年を24等分に)した【二十四節気(せっき)】というものがあります。 
「二十四節気」とは、1年(太陽が見掛け上の通り道の分点である(春分・秋分)と至点(夏至・冬至)から出て再び戻ってくるまでの日数)を24等分して,約15日ごとに分け,その分割点となる日に季節を表すのにふさわしい春夏秋冬等の名称を付けたものです。

1年を12の「節気」と12の「中気」に分類し,1ヵ月の前半を「節」,後半を「中」と言います。 
古代中国で使われていた太陰暦は,太陽の位置と無関係であったため,暦と気候との間にズレが生じて農耕等の営みに不適切でした。 
そこで,季節と一致させるため,太陽の運行を元にした「二十四節気」が考案されたのが始まりです。 

(※二十四節気は、太陽の動きが基本となっていますから、中国発祥の暦ですが、実は西洋占星術の暦にも対応していて、太陽が春分点を通過する瞬間から牡羊座がスタートするのですが,二十四節気の中気の入り日が12星座の始まりに対応しています。) 
現代では、季節の移り変わりを表す言葉として用いられ,身近に感じられるのが「夏至」と「冬至」ですが,立春は「暦の上では春ですが、まだ風も冷たく」など時候の挨拶に使われることもあります。 

立春から始まる二十四節気は、雨水,啓蟄,春分,清明,穀雨、立夏,小満,芒種,夏至,小暑,大暑、立秋,処暑,白露,秋分,寒露,霜降、

立冬は二十四節気の19番目となっています。 
また、二十四節気は太陽の見かけ上の通り道を15度ずつ、

二十四分割したもので、,春分点を起点(0度)とし,45度が立夏で,90度が夏至,135度が立秋,180度が秋分,そして,225度が今回の立冬です。

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