【2】5/9～15:増やしたいものに光を当てる◐上弦の月のフェーズの過ごし方

【3】新月～満月へと満ちていく上弦の月のフェーズ(Phase)の過ごし方
獅子座上弦の月(5/9(月)9時21分)から次の蠍座満月の5月16日(月)13時14分迄の約1週間はは,上弦の月のフェーズ(Phase)です。
上弦の月～満月までの期間は,より望ましい未来に向けて,何かしら具体的な行動に踏み切るタイミングであり、

目の前の現実に具体的な変化が起きやすい時期です。
この［上弦の月のフェーズ時期］は…新月～上弦～満月…「上弦の月」のフェーズの二週間で, [物事が成長していくサイクル]で,身体に吸収し,蓄えることが強化される時期（チャージ期）です。
①満月に向けて,どんどん活力がアップして,行動力が増してくる時期。
⑴新月まで落ち目だった気力もアップし,やる気が出て,積極的になれますので,新月に立てた願い事や計画が成就するように

行動し,チャレンジしていきましょう♪
⑵宇宙のリズムのおかげで,スムーズに実現に向かい,上手く行く時期です。
⑶私の経験上,満月の直前に願いが成就しやすいようです。
・特に何かを増やしたい時には,行動すると良いアイディアが湧き上がります。
⑷なのであらゆる欠乏症は,この時期に治しやすいのです。

②｢吸収｣しやすい時期で,「補給｣｢摂取｣｢吸収｣｢保護｣｢成長｣等の作用があります。
・身体(肌)や心に良いものをどんどん取り入れていきましょう♪
⑴日毎に輝きを増していくお月様のように,心身ともに満たされていく充実期。
エネルギーやパワーが新月から満月に向かい,徐々に高まっていきますので,私達の日常生活の中で,物事がうまく進みやすくなります。
判断力が冴え渡り、夢や新月に立てた目標(願い事)を叶えるべく,困難にも立ち向かうエネルギーが高まっています。
より望ましい未来に向かって,勢いよく前に進むための具体的な行動を起こす時です。
㈠心も身体もエネルギーをより多く吸収する力が強くなっていますので…排出期から吸収期へ移り変わるタイミングなので,身体や肌,心に

良い物をどんどん取り入れて(｢補給｣＆｢摂取｣)いきましょう♪
㊀【食事】…自分が不足している栄養素を取り入れ,バランスの良い食事を心がけて,身体に良い栄養のあるものを美味しくいただいて,身体の調子を整えるのに適しています。
ⅰ)いつも不足しがちなビタミンやミネラルもこの時期に積極的に補いましょう♪
・フルーツをたっぷり摂りましょう♪
・特にお奨めなのは…ザクロと大豆で,植物の女性ホルモン:エストロゲンが豊富に含まれていて,美肌,美髪,アンチエイジングにも効果的です。
・ローズヒップ等のビタミンが豊富に含まれるハーブティもお奨めです。
ⅱ)食事の主食は玄米や全粒粉のパン等の微量栄養素が豊富に含まれるものを選びましょう♪
ⅲ)赤身の肉や魚介の良質な蛋白質はしっかりと補いましょう♪
ⅳ)1日1.5～2リットル位のミネラルウォーターを、こまめに分けて飲むようにしましょう♪
㊁【美容】…コラーゲン等の美容成分を肌に取り入れる(吸収する:潤すタイプのパック)には最適な時期です。
ⅰ)スキンケア…肌の潤いにも最適な時期なので,

水分やビタミンやコラーゲンを摂ったり,スキンケアに力を入れたり,身体の内からも外からもさらに美しくなりましょう♪
・マスクやオイルを使ったスペシャルケアやバスミルクを入れた保湿重視の入浴をしましょう♪
・美白ケアもこの時期はとても適しています。
ⅱ)ヘアケア…抜け毛が気になる方は,この時期に集中的に,トリートメントや栄養剤の導入を行いましょう♪
パサつきが気になる方もしっとりさせる効果のあるパック等を使ってみましょう♪
㊂【運動】…新陳代謝が活発になり,身体作りにも効果が出やすい時期。
なので、スローな動きのインナーマッスルのトレーニング等にもいい時期です。
・スロースクワットは特にお奨めで,下半身を強化するだけでなく,全身の筋肉の70％を占める下半身の筋肉を集中的に動かすことで,速やかに代謝を上げることができます。
・軽い負荷をかける筋肉トレーニング＋有酸素運動の組み合わせで,筋肉を引き締め,強くしましょう♪
・心身ともにアクティブに動ける時期なので,｢食べて動く｣をモットーに楽しく過ごしましょう♪
㈡新しい勉強を始めたり,身体作りを始めたりしましょう♪
・普段しないことにも果敢に挑戦しましょう♪
・語学の学習や楽器の修得しましょう♪
・仕事でも企画を練ったり,チームで大きなプロジェクトに取り組んだりしましょう♪
㈢満月に向けてどんどん活力がアップしますので,行動力を意識して生活しましょう♪
㊀神経が休まり,気持ちが落ち着く時期でもあるので、積極的に外に出かけて,リフレッシュしましょう♪
・パーティーやイベント等の大勢の集まりに積極的に参加しましょう♪
㊁いろいろな人との交流で有益な情報も得やすくなります。
㊂普段より恋の芽生える可能性が高まっている時です。
㊃満月までは「増やすこと」「習慣化」を意識して,積極的な行動しましょう♪
・夢の加速化＆現実化するコツは…言語化(左脳:新月の願い事＆アファメーション)＋視覚化（右脳:コラージュを作る＆色の活用をする)をバランス良く活用することです。
⑵上弦の月のエネルギーを受け取れるように,充分な休養を心掛けましょう♪
・上弦の月の時は,非常に強いエネルギーが宿っているので,オーバーフローしてしてしまわないように,しっかり休養する事も必要です。
⑶土台作りに最適な時期
　グラウンディングを高めるのにもピッタリな時期です！
・地球と繋がる瞑想をしましょう♪
・オーガニック野菜を積極的に頂きましょう♪
㈠自分の軸が育ち,ぶれない自分になります。
㈡自信がわいてきます、
㈢集中力がアップします。
㈣ネガティブなものの影響を受けなくなります。
⑷大切な自分自身にたっぷり愛を注いで,｢いつもありがとう｣と感謝の気持ちを身体に伝えて,セルフマッサージやセルフヒーリングをしましょう♪

③［この時期に注意したいこと］
⑴身体が脂肪や糖質を蓄えようとしている時期⇒普段より吸収が良くなって太りやすくなります⇒何かと蓄えやすいので,ダイエットには向いていない時期。
㈠食欲に身を任せていると食べ過ぎてしまうので,食べ過ぎ,飲み過ぎ(暴飲暴食)に注意し,余計なものを取り過ぎないようにしましょう♪
・満月までの１週間前は,身体が脂肪や糖質を蓄えようとしている時でもあるので,吸収が良くなって,特に太りやすくなります。
・食べ過ぎると、逆に体調を崩してしまう可能性があります。
・｢寝る3時間前から食べない｣｢よく噛んで食べる｣ということを心がけましょう♪
・不要な炭水化物,糖質,脂質はできるだけカットし、

低カロリーなレシピ(低脂肪で無糖のヨーグルトや魚･野菜･豆類を中心に栄養バランスの取れたヘルシーメニュー等)で,余計な脂肪がつかないように配慮しましょう♪
⑵身体に良いものだけでなく,悪いものまで吸収しやすくなっている時期⇒むくみやすかったり,副作用が強く出たりします。
・水分も溜め込みやすくなってしまうので,むくみが気になってしまうかもしれません。
　ヨガやマッサージなどは血流を促進させるので,気になるむくみの解消にも効果的です。
・太りやすい時期なので、減量は望まず、体重は「維持」を心がけましょう♪
⑶満月の日は食品が傷みやすいので,満月前の買い物は控えて、あるものを早めに使い切りましょう♪

【4】月のリズムに乗った行動の仕方
①新月…目標設定[＝イメージ,スタート]＝次の満月までの目標を立て⇒
②新月〜満月…アクション･充電([上弦]…[引き寄せ,出逢い]）＝その目標を行動し⇒
③満月…[具現化,感謝]･内観･内省･改善＝目標の成果を振り返り,至らぬ点は反省や改善し,ほめる点はほめたりし⇒
④満月〜新月…反省・改善したものを再アクション･禊＆祓い([下弦]…[手放し]）＝その反省･改善点を行動に起こしたり,囚われや悪習慣を手放したりして⇒

メリハリのある1ヶ月にしていきましょう♪

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もとにかえる🐸【図書館カフェHabi∞Road】

↑空海が唐から持ち帰った曼陀羅

仏教の中で,最も有名なお経が「般若心経（はんにゃしんぎょう）」です。
『般若心経』は略称で,「正式名は般若波羅蜜多心経」で,「深い智慧によって悟りに至るための重要な教え」です。
･「般若」…事物や道理を見抜く深い智慧を意味する語（paññā、パンニャー）の音写。
･「波羅蜜(多)」…悟り・彼岸に至るための行為を意味する語（Pāramitā、パーラミター）の音写。
･「心経」が重要な教え(経)を意味する。
「般若心経」は,1～2世紀に古代インドで生まれ,原典のサンスクリット語を漢字に翻訳したのが中国の高僧:玄奘三蔵で,「般若心経」は、旅の途中で出会ったインド僧から贈られたものだと云われています。
彼は13才で出家し,仏教をより深く学ぶため,28才で長安を出発し,往路17年かけ帰国し,63才で生涯を閉じました。
彼は、色白で美男子,人格高潔にして知恵に長け、不撓不屈の精神の持主であったと記されています。

玄奘三蔵⇒⇒⇒第7祖:恵果⇒第8祖:空海

青龍寺の恵果和尚は正統の真言密教を継がれた第七祖で,唐では右に並ぶ者のない名僧でした。

長安の都に入り留学生活を始めた空海は,延暦24(805)年5月に恵果和尚と対面を果たし,空海の人となりを初対面で感じた恵果和尚は「私はあなたが来ることを知っていて,ずっと待っていました。密教の奥義をあなたに伝えましょう」と告げ,他の弟子達を抑えて,異国の地からやってきた空海を自分の後継者とし,6月に早くも胎蔵界の灌頂を受け,7月に金剛界の灌頂,8月に異例の早さで伝法阿闍梨の灌頂を受け,大日如来を意味する「遍照金剛（へんじょうこんごう）」名を与えられて,真言密教の第八代の伝法者の地位についたのです。

※「灌頂」とは…頭に水を注ぎ,仏の位（くらい）に達したことを証明する儀式のことで,,法を正式に伝える儀式のことです。

恵果和尚は空海に持ち帰らせる為に,弟子達に曼荼羅を描かせたり,密教経典を写させたり,法具を用意する等,付法(師が弟子に教法を授けること)を進めていましたが,空海への付法が全て終わった後,12月に息を引き取りました。
空海が恵果和尚と出会ってわずか6ヶ月のことでした。

空海は恵果和尚の葬儀の喪主をつとめました。
｢私が持っているものをすべて授けた。だから早く日本に帰り,この教えを持って,天皇に仕えて,国の平安と人々の幸福を祈りなさい」という師の遺戒に基づき,本来は20年という長期の留学予定を大幅に切り上げて長安を後にすることとなります。
空海は,密教のみでなく様々な分野の経典や書籍の収集,土木技術や薬学などの学びを経て,大同元(806)年10月(33歳の時)に帰国の途に就きました。