【4】小寒の行事・イベント・風習は?
1年の中で最も寒いこの時期を乗り越えるために、様々な行事が生まれました。
❶[寒の内に身体を鍛える習わし]…
耐寒のための寒行
寒くて動くのが億劫になりがちですが、昔から寒の内に身体を鍛える習わしがあります。
春は目前ながら,ますます寒さ厳しいこの頃は,寒稽古や寒中水泳,寒垢離 (かんごり),寒念仏 (かんねぶつ) 等の耐寒のための寒行が行われます。
寒の時期に鍛錬すると,心身共に向上するとされたためです。
⑴寒稽古
剣道や柔道等の武道や神事では,極寒の冷気が清廉な精神を作りあげ、強靭な肉体を鍛錬するというので、,厳しい寒さの中で,心身の鍛練を目的として,「寒稽古」や「寒修行」「修行神事」が盛んに行なわれる時期です。
長唄や三味線などの芸事でも「寒復習(かんざらい)」「寒声(かんごえ)」「寒弾き(かんびき)」等も催されます。
これらは「寒さが厳しければ厳しいほど良い」と言われ、あえて早朝に行われるそうです。
⑵寒垢離(かんごり)
寒の内の30日間,心身を清めて修行することを寒垢離といいます。
昔から「寒の水に打たれると霊力が授かる」という信仰があり,冷水を浴びたり,滝に打たれたり等の禊(みそぎ)をします。
そこから、「寒の内に始めた習いごとは上達する」という考えも生まれました。
❷大寒に行われる全国の行事やイベントは?
下記は大寒の期間中に行なわれる、慣習行事やイベントの一部のまとめです。
①[湯立神事]は…ご神前に大きな釜をおいてお湯を沸かして、そのお湯に笹をひたして、お湯のしずくを周りに振りかけて、清め祓いを行う神事です。
・巫女が踊る神楽と結びついて[湯立神楽]としても知られており、各地の神社で神事として行われています。
・[城南宮神社(京都)]では、1年の無病息災を祈願して、この[湯立神事]を[大寒の日]に行うことで知られています。
②大寒みそぎ(全国各地神社)…冷水につかって心身を清め、無病息災を祈ります。誰でも参加できます。
③その他
○鷽替え神事(亀戸天神社:東京都)…1月25日頃に行なわれ、里神楽の奉納、「前年の災厄凶事を嘘だと思い、今年は良い年になること」を祈願します。
○武者的神事(伊賀八幡宮:愛知県)…和太鼓演奏や弓矢を放っての1年の作柄の占いなど
○長崎ランタンフェスティバル(長崎県)…中国の旧正月を祝う行事「春節祭」が起源で、約1万5000個ものランタンが灯されます。
上記以外でも、地方によって郷土色が反映された催しが行われていますので、是非調べてみましょう♪
④大寒の最終日の「節分」には、共通する慣習行事やイベントが各地で行われています。
(節分とは、節(季節)の分かれ目のことを指し、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前日の一年に4回あります。)
旧暦では、節分の翌日の「立春」が、お正月と同じ、新年の始めとされ,立春の前日の「節分」は大晦日にも通じる特別な日でした。
冬の最後の日の[節分の豆まき]は年越しの行事でした。
現在では、立春の前日の「節分」のみが祝われるようになり、節分に豆まきなどをして邪気を払い、新しい年を迎えるのです。
2021年の「節分」は2月2日(火)です。
節分といえば…
㈠豆まき…
「季節の変わり目には悪い鬼が出てくる」といわれたことから,「鬼は外,福は内」と霊を祓う力のある大豆をまき、邪気(鬼)を祓う(退治する)慣わしができました。
なぜ豆なのかというと、悪鬼を「摩滅(まめつ)」するの「摩滅」と豆の音が似ているからだそうで、語呂合わせです。
そして、まかれた豆を自分の年齢の数だけ食べます。
この日には、
㈡柊(ヒイラギ)と鰯(イワシ)の頭を玄関に飾り,鰯を食べる風習。
㈢「恵方(えほう)巻き」を食べて,厄を祓い、立春から始まる1年の幸福を祈ります。
「恵方巻き」…節分に食べると縁起が良いとされ、大寒の最終日「節分」の食べ物として根付いてきました。
起源については諸説ありますが、大阪の花街では大正時代にはすでに縁起担ぎとして食べられていたと言われています。
恵方からは年神様がやってくると考えられ、かつては初詣も毎年、恵方の方向の神社に出かけていたと言われています。
節分の日の夜、その年の恵方の方角に向かって、太巻きを食べるという風習です。
「恵方」とは、その年の幸運を招く最も良いとされる方角のことで、今年は南南東です。
食べ方は、地域によって、様々な言い伝えや意味があるようで…
・福を巻き込むことから巻き寿司が良いとされている
・太巻きの具は、七福神にあやかって、7種類が望ましい
・縁を切らないよう、包丁を入れずに丸ごと一本を丸かじりする
・巻き寿司を鬼の金棒に見立て、鬼を退治するという意味もある
・しゃべりながら食べると運が逃げてしまうため、食べ終わるまで口をきかずに食べきる。さらに、目を閉じて食べる。
※「太巻き一本を、南南東に向かって、ひと言もしゃべらずに、さらに目をつぶって食べる……。」
こうして、商売繁盛や無病息災などを願うのです。
➌厳しい寒さを生かした日本の食文化
大寒の頃には,厳しい寒さならではの食文化がみられます。
昔から日本では,この寒気を利用して様々な食べ物が作られてきました。
⑴「寒の水(かんのみず)」
『手が切れるほど冷たい「寒の水」は、清らかで霊力もある』と考えられていました。
節目と捉え、[大寒の朝の水]はその寒さゆえに、不純物や雑菌が最も少ない時期で,繫殖もせず,極めて雑味がなく,純度が高い良質な水なので、「1年間腐らない」と言い伝えられています。
「寒の水」は飲むと身体に良いとされてきました。
その水を汲み置きをして、納戸に保管し、薬や料理に使う家もありました。
⑵1年で最も冷え込む大寒の寒さを活かして、味噌やお酒の仕込むことを「寒仕込み」といい、特に美味しい味噌や酒ができるといいます。
『「寒仕込み」の酒・醤油・味噌等の発酵食品は、寒の水で雑菌も繁殖しにくい上、発酵もゆっくり進むので、味に深みが出る』と珍重されるようになりました。昔の人の知恵は凄いですね♪
特に日本酒の場合は「寒仕込み」、または「寒造り」と呼ばれ、現代でも「寒仕込み」と銘打たれたものは、この時期に仕込まれた逸品と言え,珍重されています。
なので、味噌や醤油、日本酒などの蔵元では仕込みを始めるのも[大寒]からです。
⑶寒風にさらして作るのが,凍み豆腐や寒天などの乾物です。
「この時期に晒(さら)した食べ物は味が良く,染め物の色は鮮やかである」と言われていて,「寒晒(ざら)し」や「寒干し」と云った言葉も生まれました。
㈠「白玉粉」「蕎麦」「寒天」「凍み豆腐」は寒晒しをされる食品の代表と言えます。
㈡「飛騨染め」や「郡上本染」などの染色でも「寒晒し」を行うことにより, 生地が引き締まり,色が鮮やかになります。
⑷寒の水でついた餅を「寒餅」といいます。
⑸その他にも「寒卵」「寒蜆(かんしじみ)」「寒海苔(かんのり)」」等があり,寒の時期のものは上質で栄養価も高いといわれています。
このように,つい私達は冷たく乾燥した寒中の空気を嫌いがちですが、自然というのは厳しい面、嫌な面だけではありません。
昔は暖房設備が不十分で,今よりも寒くて大変だったでしょうが、上記のように,寒からたくさんの恩恵も受けています。
水だけではなく、冷たく乾燥した寒中の空気も、美味しい食べ物を作り、人間の役に立っています。
昔の人達はそこをきちんとわかっていました。凄いですね♪
現在の私達も見習うべき点が本当にたくさんあります。
【5】大寒に旬を迎える物は?
❶【大寒の旬の食べ物は?】
「冬至にカボチャを食べる」とかありますが、大寒の時にはこれといった行事食はないです。
⑴[野菜]…大根,人参,ゴボウ,芽キャベツ、アサツキ,ミツバ,セリ,水菜,フキノトウ,菜の花,百合根
○[大根]…春の七草「スズシロ」としても知られています。
品種改良などの結果、一年中見かけるようになりましたが,本来の旬の時期は11月~2月頃です。
野菜が不足しがちな冬場に重宝します。
大雪の頃よりおいしい大根が出回り始め,ちょうど小寒の時期の大根は甘味が強くて,最も美味しいと言われます。
寒い時期に昔から食べられてる「ふろふき大根」などは冬の季語になっています。
また、この時期になると,おでんの具としても親しまれています。
○ゴボウ(牛蒡)は…身体の毒素を排出してくれるため、血液が浄化され、むくみの解消やお肌の調子を良くしてくれます。毎日の摂取には「ごぼう茶」がおすすめです。
○[水菜(みずな)]…京菜とも呼ばれ、代表的な京野菜の1つです。
耐寒性が強く、寒さが厳しい折に旬を迎えます。
寒くなればなるほど美味しさを増します。独特の芳香があって、鍋物にはうってつけです。
かつて大阪・船場では、元旦(旧暦だと寒の内前後)には味噌仕立てと根菜の雑煮、2日はすまし汁仕立てで水菜の雑煮…と献立を変えるのが定番だったそうです。
○[菜の花]…アブラナ科の花茎と蕾(つぼみ)を食べるもので、おひたしやお吸い物にしたりします。
少しほろ苦さもあり、春の味です。
油とも相性がいいので,ベーコンと一緒に炒めて,パスタにするのもおいしいです。
さっと茹でて、生ハムを巻いて食べてもおいしいです。
地域によって差はありますが,天然物は大寒の頃に芽吹きます。
フキノトウの芽吹きは,春の足音を感じさせるニュースとしても報じられます。
食べ頃は、花が開く前の蕾の時で,蕾が固く閉じて,締まりのある,小ぶりのものがおいしいとされています。
独特な香りと苦味がたっぷり味わえるフキ味噌や天ぷらなどでいただき、早春の味を堪能しましょう♪
○[百合根]…おせち料理用に年末からスーパーに並びます。
オニユリや小オニユリの根っこではなく、鱗茎(りんけい)と呼ばれる葉が変化したものです。
関東よりは関西で食べられることが多く,スープにしたり,揚げたりしてもおいしいです。
酒とほんの少しの塩で炊いて,梅であえても美味しいです。
○[芹(せり)]…春の七草の一つ。
競り合うように群生することが名前の由来です。
万葉集の歌に詠まれるほど古くから愛されてきました。
[薬膳的効能]…清々しい香りで気を巡らせ、ストレスや肩こりを改善してくれます。
また、身体の余分な熱を取り除き、水分代謝を促進します。
体質:気虚・気滞・瘀血、五性:涼、五味:苦・甘、帰経:胃・肺
⑵[果物]…イチゴ、リンゴ、ミカン,イヨカン,ポンカン,キンカン,ダイダイ等
○[リンゴ]…様々な品種がありますが、11月~1月頃は様々な品種で旬の時期を迎えます。
りんごの旬は10~12月の秋~冬にかけてですが、種類によってはこの時期に旬を迎えるものもあり、ビタミンが不足しがちな冬に重宝されます。
○[ミカン]…冬の果物の代表。旬の時期は12月~2月頃。
愛媛,和歌山,静岡などで多く栽培されています。
10月頃から「早生」と呼ばれる品種が流通し始めますが、1月になると,「晩生」と呼ばれる品種が店頭に並びます。
晩生は早生に比べて甘味が強く、味が濃いのが特徴です
○[イヨカン]…1~3月に収穫期を迎え,2月に出荷量のピークを迎えます。
伊与国(愛媛県)で栽培されていたことから名付けられました。
現在でも愛媛県を中心に和歌山,静岡等で多く栽培されています。
○[ポンカン]…も愛媛県で最も生産されています。
11~12月に収穫がされ、食べ頃となる1~2月に出荷を迎えるため,小寒の時期くらいからスーパーなどに並ぶようになります。
○[キンカン(金柑)]…実は小さいですが、皮ごと食べれるため、ビタミンCをたくさん取ることができます。
赤みが強く,丸くて形の良いものを選ぶとより美味しくいただけます。
⑶[魚介類]…アンコウ,金目鯛、サワラ、ブリ、イカ、カレイ、タラ、カワハギ、ワカサギ、ヒラメ、ナマコ、赤貝、牡蠣など
○[タラ(鱈)]…北の海を代表する魚。
癖のない白身魚で,現在はスーパーで年中手に入りますが、旬は小寒の時期。
・高蛋白低カロリーなので、ダイエットにもお奨めです。
・[薬膳的効能]…気と血を補い,息切れ,めまい,動悸を改善します。疲労時の体力回復にも効果的。
体質:気虚・血虚・瘀血、五性:平、五味:甘、帰経:肝・脾・腎
・タラを漢字で書くと「魚」偏に「雪」で,寒い季節の魚の代表ともいえ,雪の降るこの時期は,脂がしっかりのって,一番美味しい時期です。
・口が大きく、お腹が膨らんでいるのが特徴で、かなりの大食漢だそうで、体がまるまると太り、その膨れたおなかは「たらふく(鱈腹)食べる」の語源になっています。
・鮮度が落ちるのが早いので,なるべく新鮮なものを選びましょう。
体が大きく,張りのあるもの,背中の模様がはっきりしているもの、切り身であれば、うっすらと透明感があるものが新鮮です。
タラはムニエル,鍋,鍋雑炊,湯豆腐にしても美味しいです。
・[湯豆腐の作り方]…タラの塩気と昆布の出汁の風味が最高に美味しいです。
昆布でとった出汁に、タラの切り身と豆腐を入れます。
中心に醤油、酒、細かく刻んだネギと削り節を入れた蕎麦猪口をおいて鍋を煮立たせます。
○[ブリ(鰤)]…大きくなるにつれて呼び方が変わる出世魚。
脂の多い魚であることから、「アブラ」が変化し「ブリ」という名前になったと言われています。
たっぷり太った寒ブリは旬の味です。
12月~2月初旬に日本海側で水揚げされる天然のブリは「寒ブリ」と呼ばれ、産卵や越冬のために栄養をたっぷり蓄えています。
脂がのった寒ブリを、刺身やブリしゃぶで食べましょう♪
○[赤貝(アカガイ)]…大寒ごろに旬を迎えるのが赤貝。
日本全国で冬の味覚として食べられていますが、江戸前のにぎり寿司では代表的な冬のネタです。
現在の名産地は,宮城県名取市閖上(ゆりあげ)。
ここでは新鮮な赤貝を使った「赤貝丼」が味わえます。
また、島根県出雲地方では、お正月の料理として「赤貝の殻蒸し」が今もよく食べられています。
○[牡蠣(カキ)]…日本にはおよそ25種類ほどのカキが獲れるそうですが、養殖されたものがほとんどで、広島、宮城、三重などが主な産地です。
代表的な真カキは秋から冬にかけて旬を迎えます。
殻が剥かれてパック等に入っているものを選ぶ際は、加工から時間がたっていないもの、身がふっくらとしていて、つやがあるものがお勧めです。
生食用、加熱用とありますが、生食用は洗浄、紫外線照射など減菌処理がされています。加熱用は絶対に生で食べないようにしましょう。
❷【大寒の旬の植物は?】
二十四節気の大寒である新暦の1月20日ごろに咲く花を見てみましょう。
北国や本土の日本海側では、なお雪のシーズンでありスキーなどが盛んに行われていますが、太平洋側ではフクジュソウ、スイセンなど寒中に花を開くものがあり、西日本では白梅、紅梅も咲きます。
南国ではヤナギが芽を吹き始める所もあり、ヒバリの初鳴きも聞かれるころとなる。
○[ウメ(梅)]…英名:Plum blossom、学名:Prunus mune、科名:バラ科、属名:サクラ属、原産地:中国
ウメは落葉樹で、花、香り、実も楽しめる庭木として人気があります。
早咲きの梅は大寒の頃より咲き始めます。
花色や香りの強さ、実のなり方など、沢山の品種がありますので、庭木として植える場合はよく確認しましょう。
公園やの山で梅が咲くともうすぐ春が来るんだなという気持ちになりますよね。
○[ツバキ(椿)]…英名:Camellia、学名:Camellia japonica、科名:ツバキ科、属名:ツバキ属、原産地:日本・台湾
ツバキはサザンカより遅く、種類にもよりますが、1月中旬~4月下旬頃に咲きます。
ツバキは品種によって開花期が異なりますが、最も多いのは11~2月に咲くタイプです。
ツバキは古くから日本で愛された木で、京都の龍安寺にはなんと室町時代から植わっているツバキもあるそうです。
自家受粉ではなく、他家受粉で結実する性質を持っているので、交配して新しい園芸種を作りやすく、沢山の品種が作られました。
特に、茶道の時に活けられる茶花として、冬に活けられる花が少ないことから人気が出たため、さらに品種が増えました。
サザンカと見た目がよく似ていますので,混同されやすいですが,サザンカの方がツバキよりも早く咲くため,晩秋に見かけるのはサザンカ,初冬~晩冬にかけてはツバキと覚えるのがよいかも知れません。(但し,サザンカでも晩冬から早春にかけて咲く品種もあります)
○[シクラメン]…開花期は10月~4月頃
様々な品種のあり、冬の間は見かけることができます。
なので、冬の花と言えば,シクラメンが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
シクラメンは開花期が非常に長いのが特徴で、丈夫で育てやすいことから「鉢花の女王」とも呼ばれています。
○[サザンカ]…開花期は10月上旬~1月下旬頃。
ツバキとよく似た花ですが、サザンカの方が先に咲きます。
ツバキ科ツバキ属の一種で、日本の固有種の花です。
○[プリムラ]…花が少なくなる晩秋~春先(早春)に旬を迎える、サクラソウ科サクラソウ属の園芸植物です。
12月~4月頃に咲きます。
ジュリアン、ポリアンサ、オブコニカなど、様々な種類があります。
○[南天(なんてん)]…「難を転じて福となす」という意味に通じることから縁起が良いとされ、正月飾りなど祝事に使われています。
さらに、南天実には咳止めの効果があり、古くから薬用として利用されていました。
【6】大寒の時期のオススメの過ごし方は?
この時期の過ごし方
⑴金運・運気アップの「大寒卵」を食べましょう♪
今でこそ1年中手に入る鶏卵ですが、鶏は本来寒い時期には産卵せず、春が近づくとようやく卵を産み始めますので、大寒の時期の卵は数が少ない貴重品で、尊ばれ、「大寒卵」と呼ばれ、[寒さに負けない滋養(高い栄養価)]と金運や健康運がアップする縁起が良い[強運の卵]として珍重されてきました。
卵の栄養価が高いために、寒卵は黄身の色が濃くなると言われています。
黄色は風水では金運を上げる色なので、普通の卵を食べるよりも、金運を上げる効果が高いと考えられています。
金運を上げるためには、健康で元気に働けることが大切になりますので, 栄養価の高い寒卵を食べることと金運を上げることにはつながりがあると思います。
「子供が食べると、丈夫に育ち、大人が食べると、金運が上がる縁起物」とされています。
⑵凍り豆腐(別名:高野豆腐)を食べましょう♪
凍り豆腐も大寒の頃に仕込まれ、テレビなどで、雪深い地方の雪の上に豆腐を並べる仕込み風景をご覧になったことがあるかもしれません。
凍り豆腐は冷気にさらすことで、水気が一気に飛ぶため、栄養分と滋養は普通の豆腐よりも多く含まれるものとなります。
煮物や汁物に入れて、身体を温める料理で頂きましょう♪
⑶手作り味噌を仕込みましょう♪
家で味噌を手作りされている方も、この時期に「寒の水」で仕込むと良い味噌ができるので、この時期に仕込みましょう♪
でき上がるまでには半年ほど時間がかかり、手間もかかりますが、じっくり寝かせた味噌で作る味噌汁は、きっと美味しいはずです。身体も温まる美味しい味噌汁を自分が仕込んだ味噌で頂くことは嬉しいものです。
⑷[寒稽古]や[寒修行]をしましょう♪寒さの厳しい寒の時期に鍛錬すると、心身共に向上するとされたため、「寒稽古」「寒中水泳」などをするようになりました。
⑸[乾布摩擦]をしましょう♪
家でも手軽に取り入れられる一種の大寒を機にした鍛錬として、乾布摩擦をしてみるのもおすすめです!
フィンランドでも、[サウナ]前に乾布摩擦と同じような習慣をしますし、[冷水の湖]に一気に飛び込みます。少し日本の[大寒の神事]に似ています。
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大寒は最も寒い時期ですが、寒さも底をつけば、春に向かって行くだけです。
長い冬がもうじき終わり、希望の春がやってくる…古(いにしえ)の文化からそんな思いが伝わってきます。
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