16日(木)は「春の土用入り」です。
【春の土用】は4月16日(木)~5月4日(月)の19日間です。
「土用」は四季の変わり目にあり、
次の季節に合うように身体を調整する時期です。
この時期はデトックス効果も高まりますので、
心身を整えるのにも最適な時期です。
実際に季節の変わり目の「土用」の時は、
激しい気温や湿度の変化などで体調を崩しがちです。
コロナで大変な時に、
免疫力が低下している場合は、特に心配ですね。
なので、食事や生活を見直して、免疫力を上げましょう♪
【1】❶「土用」とは?
中国の五行思想に由来する暦の雑節で、
1年のうち不連続な4つの期間で、
四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつです。
五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を
割り当て、残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、
これを「土旺用事」、「土用」と呼んでいます。
5つの元素から成り立っているとするものです。
[相生の循環]…木→火→土→金→水の順番
木が燃えて火となり、後には灰(土)が残り、
土の中には金属成分があるので、精製して金を生じ、
金属の表面には空気を冷やして水分を生じ、
水分は植物を育て、またその木は燃えて火となります。
相剋…木は土の養分を吸い上げ、土は水を泥水に替えて汚し、
水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を傷つけます。
そして、五行のそれぞれは下記のように考えられ、これらは四季、太陽、植物などの周期変化の観察から象徴化されました。
⑴木気(植物のように発育伸長する勢いある傾向…
草木が芽吹く)…春の象徴
⑵火気(勢いが頂点に達し燃え盛る性質…
燃え盛る火のごとく、日差しが強くて暑い)…夏の象徴
⑶金気(熱や勢いが衰え、凝縮・固化しつつある状態…
空気が澄み、実りの季節を迎え。金性=透るの意)…秋の象徴
⑷水気(凝縮しきってエネルギーを秘めつつ静的に留まった
状態…冷たく氷つき、水のように暗く、冷たい季節)…冬の象徴
○土気…「土壌におくと、種が発芽する」ことの観察から、
大きな変化を促し、保護する働きと場所の象徴…
季節の変わり目の象徴
➌四季にそれぞれ象徴の木火金水が割り当てられましたが、
そのままでは季節が変わる際に性質の異なる気が接して、
ギャップが生じる事になります。
現実のスムーズな移行にはバッファ的に働き、
現在の季節の気から次の季節の気へと変容させる期間があり、
ここで土気が活発に働いているとみたのが土用(土の働き)です。
この期間は、1年を五行の5等分し、
さらに土を四季に配分するため、4等分した長さとなります。
➍土用というと、夏を思い浮かべる方が多いと思いますが、
土用は各季節にあり、四季に合わせて4回あります。
五行思想で、上記のように、
春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、
(余った)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、
『立春、立夏、立秋、立冬の四立(しりゅう)の前の約18日間』を
「土旺用事(どおうようじ)」、略して【土用】とし、
ちょうど季節の変わり目の時期で、
次の季節へ移る前の調整期間になっています。
そして、下記のように土用の期間が定められています。
【2】「土」の性質とは?
❶「土」の性質とは?
①いろんな性質が交じり合うと、土性になります。
⑴土性の代表的な性質は、
いろんな性質が入り混じったものであるということです。
・全てが交じり合って土になります。
・物質の土もいろんなものが混じっているし、
有機物も無機物も、最終的には土に還ります。
・「灰は灰に、塵は塵に」ではないですけど、
「土に還る」というのは最終的な解決方法です。
②滅亡(破壊)と再生(創造)を土性が表わします。
③「土性」とはいろんな性質の入り混じったもので、それだけに
働きが激烈で、すべてのものが土性の影響を受けます。
・土性というのは他の五行よりも、力の強いものです。
④季節の推移も「土」の作用の一つです。
冬から春に移り変わってゆく為に、間に一旦、土用が入り、
いきなりある時間を境に、冬から春には変わりません。
暖かくなったり寒くなったり、風が吹いたり雨が降ったりして、
行きつ戻りつしながら季節は変わってゆきます。
その変化を司るのが、土用なので、四季の間には、
全てそれぞれ約18日間の土用の時期があります。
❷土用期間中はグラウンディング力が弱ります
①土用期間中は目には見えないですが、大地のエネルギーは
不安定で、生活する私達の気持ちも影響を受け、
不安定に陥りやすくなります。
氣の乱れの中で最もメンタルに大きな影響を及ぼすのは
「土」です。
②土が乱れるということは、
そこに立つ私達の足元もぐらつくという事です。
足元は、ただ、立つだけの力が備わる場所ではなく、
グラウンディング力(=地に足をつける力。
自分の軸をしっかりと、現実を見据え生きる強さ)という
非常に重要な所です。
③土用の期間はこのグラウンディング力が弱り、
心や思考とつながっている足元がゆらぎますので…
⑴気持ちがぐらつき、不安になり、
人によっては健康状態にまで影響を及ぼすこともあります。
⑵チャレンジする勇気が出なくなります。
⑶いつもの自分と違う考えに取り憑かれやすいです。
⑷不安だけではなく、
様々な気持ちが湧き上がってきやすくなります。
・潜在的なものや押し込めている気持ちが
表面化しやすい時期です。
④自分が溜め込んでいる様々な感情を吐き出して、
自分の運命の器をフレッシュにしましょう♪
感情が吐き出されれば、吐き出されるほど、
気持ちが安定していきます。
そして、運命の器はキレイに片付きますので、
運をつかみ(=宇宙の流れに乗り)やすくなります。
【3】4つの土用はいつ?
4つの土用のそれぞれは、
春土用、夏土用、秋土用、冬土用とも呼ばれ、
大体の目安としては下記のようになり、今年も下記の通りです。
春は清明、夏は小暑、秋は寒露、冬は小寒の後、各13日目に
土用入りとなり、約18日で土用が明けて新しい季節が始まります。
[2020~21年の土用の期間]
⑴春土用…4月後半~5月初め:4/16~5/4(19日間)…
丑の日:4/16・4/28…立夏:5月5日(太陽黄径27度)
⑵夏土用…7月後半~8月初め:7/19~8/6(19日間)…
丑の日:7/21・8/2…立秋:8月7日(太陽黄径117度)
⑶秋土用…10月後半~11月初め:10/20~11/6(18日間)…
丑の日:10/25・11/6…立冬:11月7日(太陽黄径207度)
⑷冬土用…1月後半~2月初め:2021年1/18~2/3(17日間)…
丑の日:1/23…立春:2月4日(太陽黄径297度)
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいますが、
暦によっては、「土用入り」を「土用」としているものも多くみられます。
※上記の太陽黄径は入りの日のものです。
※入りの日によって18日間でない場合もあります。
約18日間と解釈して下さい。
毎年なぜ日付や日数が変わってしまうのかというと、毎年変化する太陽黄道に基づいて土用の日付が決定されるからです。
※太陽黄道とは・・・地球から見た空における太陽の通り道のこと
土用の期間中の「丑(うし)」にあたる日が『土用の丑の日』となり、「土用の丑」とも呼ばれています。
それぞれの土用の期間中に丑の日が2回ある場合、
二番目の日を「土用の二の丑、二の丑」といいます。
今年でいえば、4/28と8/2と11/6 が土用の二の丑です。
【4】4つの土用と五行・体質・健康との関係は?
①春の土用…
身体の木気に影響→肝臓、春=東=三碧=咽喉に注意。
肝臓の弱い人、肝臓に持病のある人は特に要注意です。
春に体調を崩しやすい人も多く、アレルギーや蕁麻疹が出たり、
黄疸が出る傾向にあります。
春=木性は「風」の意味もあるので、風邪も引きやすいです。
春の風邪は咽喉が要注意です。
(秋や冬の風邪が肺や腎臓に来やすい。)
②夏の土用…身体の火気に影響→心臓に注意。
炎天下の激しい運動で一番負担がかかるのは、
元々一番エネルギーを消費する心臓なので、
心臓の強くない人は、暑気辺りに充分注意を払う必要があります。
また、夏風邪は心臓にきやすいので、
夏風邪が長引くという方は、循環器系を疑ってみましょう。
③秋の土用…身体の金気に影響→肺、呼吸器系に注意。
咽喉が痛くなったら、扁桃腺炎、肺炎になりやすいです。
(春の土用は声帯に関係のある部分が罹病しやすい。)
④冬の土用…身体の水気に影響→腎臓に注意。
この時期の風邪は、細菌による膀胱炎や腎盂腎炎が心配です。
腰痛がある時や、治っても治っても風邪を繰り返すような場合は、腎臓を疑ってみる必要があります。
また、冷えにも注意ですが、特に手先足先などの
血行を良くするような対策を心がけましょう♪
【5】土用の食べ物は?
「夏土用=うなぎ」は、広く定着していますが、
他の「土用」の時にもに食べる特別なもの(行事食)はあります。
上記のように、土用の期間は季節の変わり目で、
季節が急に変わっていくため、体調を崩しやすいので、
身体を調整するという意味でも、栄養価の高い旬のものを
いただきましょう♪とされていますが、
それぞれの土用の時期に気をつけるべきこととして、
以下のようなことが考えられ、
また、その色と干支にちなんだ食べ物があります。
「それぞれの季節に合ったものを食べて、元気になろう」
という昔の人の知恵なのです。
❶[各土用の食べ物]
⑴春土用…五月病、やる気がなくなる…
【戌】にちなみ「い」のつくもの、または「白い」食べ物
⑵夏土用…熱中症、夏バテ…
【丑】にちなみ「う」のつくもの、または「黒い」食べ物
⑶秋土用…夏の疲れが出る、老ける…
【辰】にちなみ「た」のつくもの、または「青い」食べ物
⑷冬土用…風邪をひく、インフルエンザに感染する…
【未】にちなみ「ひ」のつくもの、または「赤い」食べ物
ですから、【春土用】だと、いわし、いか、白魚、大根、レンコン、芋、長芋、イチゴなどがあります。
上で紹介した春の丑の日に、ウナギを食べるのも良いですが、
戌の日に上記の「い」のつく食べ物、または
「白い」食べ物を食べるのも良しです♪
ちなみに、今年の春土用の間の「戌の日」は、
4/16(木)・4/28(火)です。
【6】様々な禁忌〔きんき〕とは?
❶土用の期間は、土気(どき)が盛んになる時として、
そんな時期に「土」に触れると、「土の乱れた気が伝わって、
健康を害する恐れもある」と言われ、動土・穴掘り等の
土を犯す作業や『土いじり』や殺生が忌まれてきました。
また、諸説あるようですが、土を司る土公神(どくじん・どくしん)が支配する
時期とされ、『土を動かしてはいけない』と言われています。
土の神様はその時によって居る場所を変えていくそうなのですが、
土用の時期になると、土の中に潜るそうで、
そこで土をいじり、掘り起こしてしまうと、
潜っていた土公神の怒りを買ってしまうのだそうです。
なので、現在でも、家などの建築の際の柱立て、基礎工事、
壁塗り、上棟、地鎮祭、造園関係、井戸掘り、土いじり等は
土用の期間を外す方が多いようです。
(但し、土用に入る前に着工すると、
土用中も作業を続けることは差し支えないとされました。)
しかし、1年の5分の1の期間もこのような作業ができないのは、
大変不便なため、「間日(まび)」と呼ばれる日が設定されました。
❷間日とは?
この間日の期間は、土公神が天上に行き、地上を離れている
ので、土を動かしても良いとされています。
間日は、それぞれの季節によって、決められた十二支の日を
指し、1つの土用の間に3~6日あります。
○[2020~21年の土用の間日]
⑴春土用の間日:巳・午・酉の日…
4/20(巳)・21(午)・24(酉)・5/2(巳)・3(午)
⑵夏土用の間日:卯・辰・申の日…
7/23(卯)・24 (辰)・28 (申)・8/4 (卯)・5 (辰)
③秋土用の間日:未・酉・亥の日…
10/21 (酉)・23 (亥)・31 (未)・11/2 (酉)・4 (亥)
④冬土用の間日:寅・卯・巳の日…
2021年1/24 (寅)・25 (卯)・27 (巳)
※農家の方もこの時期は休みをとるので、
全国の有名なお祭りは大体この時期に行われます。
➌土用殺(どようさつ)とは?
「凶(きょう)」とされる方位(ほうい=方角とほぼ同義)のことです。
下表のように 4つの土用それぞれについて決まっていて、
毎年同じ方位となります。
土用殺の方角への旅行は避けた方が良いと言われます。
[各土用の土用殺]
⑴春土用…辰の方角(東南東)
⑵夏土用…未の方角(南南西)
⑶秋土用…戌の方角(西北西)
⑷冬土用…丑の方角(北北東)
春土用なら、東南東方位で
大きく土を掘り返すことは最も避けたいところです。
なぜなら土用殺方位の地のエネルギーレベルが高く、
大きく掘り返すことでエネルギーの乱れも大きくなるからです。
+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚
【図書館カフェ ハビロード】の店主
【平井克也】の著書『成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。』が2017年12月13日、【徳間書店↓】から出版されました。
http://www.tokuma.com/bookinfo/9784198645335
成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。
Amazon |
成功本、スピ本、宗教本等に書かれてある
【宇宙の叡智とその実践の具体例】をたくさんわかりやすく
書かせて頂いています。必見です♪
最後には、地球に生まれた人すべての人にとっての
【真の成功】についても書かせて頂いています。
これも特に必見ですよ♪
この本は、面白くて、ためになる
ビジネスとスピリチュアルの深い内容のお話です。
+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚
★下記ブログランキングに参加致しました。
下記3つをポチィと押して下さい。
あなたのポチィが励みです。ありがとうございます。
+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚
現在は【事前予約制】で、イベント、ワークショップ、お話会、個人セッション、カフェタイム等を行っています。
お問い合わせは 【図書館カフェHabiRoad 平井克也】 迄ご連絡下さい。
a.右記メールアドレス habiroader@yahoo.co.jp
b.平井克也へのfacebookメッセージ
https://www.facebook.com/habiroad
c.電話:図書館カフェ: 03-6380-5892、070-6439-3695
のいずれかでお願いします。
+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚
会場…【図書館カフェ HABI ∞ ROAD 】
【ブログ】http://ameblo.jp/skmhirai/
【フェイスブック】(図書館カフェ)http://www.facebook.com/habiroader
(図書館カフェ)https://www.facebook.com/librarycafehabiroad/
【営業時間】9:00~21:00 (事前予約制)
【電話番号】 03-6380-5892 070-6439-3695
【メール】habiroad@gmail.com
habiroader@yahoo.co.jp
【住所】渋谷区千駄ヶ谷5-32-5 GSハイム新宿南口1階
■地図
【交通】JR「新宿駅」新南口から徒歩6分、
JR「代々木駅」東口から徒歩5分 、
地下鉄「新宿3丁目駅」E-7、E-8出口から徒歩3分
【店主】 平井克也
【フェイスブック】https://www.facebook.com/habiroad
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*
●宇宙エネルギー研究所様の三種の神器無料お試し中
●マコモ試飲:1杯無料 ●マコモ販売(1袋:¥150~¥8820)
●医王石販売(1袋:¥1,575)●アレッポの石鹸販売(1袋:¥525)
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12012820489.html
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*
図書館カフェ「Habi Road」の
Habi は造語でhappyの複数形で、Roadは道で、
「し(4)あわ(8)せの道」という意味です。
*:;;;:**:;;;:**:;;;:**:;;;:**
to HABI ∞ ROAD(いろんな幸せな道=彼岸への道)
毎日毎日、本当に幸せで、ありがたい
今起きていることは、自分に必要なこと
感謝すべきことしか、起きていない。
気付いて感謝、学んで感謝、成長して感謝 の繰り返しで、
だんだん 満たされているって、すべて愛だって…。
幸せだって 感じる
ありがとう ご縁に感謝 (byおじぞう)