【1】登山!「鷺」降臨!「鷺」がわかれば、古代史&神様がわかる!
上記から続く
【4】【鷺】とは誰のことでしょう?
【鷺】がわかれば、古代史&神様がわかる!
伊弉諾尊と伊弉冉尊の間の子で、【天照大神の兄神】で、【山の神々の親神】に当り、【天孫瓊々杵尊】の皇妃となられた【木花開耶姫命の父神】にあたる日本民族の祖神として、【和多志大神】、大山祇大神(大山津見神、大山積神、三島大明神…)とは誰でしょう?
【鷺(さぎ)】のの旦那様の正体がわかれば、日本の歴史が、日本の神様がわかります。
❶伊那西波岐神社 御祭神:稲背脛命(出雲市大社町鷺浦)
①【神魂神社】の神主:秋上氏によれば、【出雲大社の社】は、式内社で、一般には、【鷺社(さぎのやしろ)】とも呼ばれる【大穴持伊那西波岐神社】のことで、現在も【鷺大明神】とも呼ばれています。
②出雲国風土記に「企豆伎社(=出雲大社)」と記され、式内社・同社大穴持伊那西波伎神社に比定されている古社です。
③出雲大社から山を越えた日本海側にあり、日御碕神社からは、【高尾山】超えて、23号線を進むとあります。出雲にも高尾山があるのですね♪例祭日はなんと【10月8日】です。
④御祭神は【稲背脛命(いなせはぎのみこと)】で、合祀神は、【稲羽白兎(いなばしろうさぎの)神】、八千矛(やちほこの)神、稲羽八上比売命(いなばやかみひめのみこと)です。
⑴稲背脛命(またの名を天夷鳥(あめのひなとり)命)は出雲国造の祖神【天照大神の子の天穂日命の御子】です。(出雲大社上官家の富氏の伝承では、出雲国造家は出雲にある神社の祭神を天穂日命の関係する神に変更させる事がよくあると言います。)
⑵八千矛神…出雲大社の御祭神:大国主大神の別名であり、武勇にも勝れさせ給うたのを称え、合せ祀ります
⑶稲羽白兎神…大国主大神が兄弟、八十神(やそがみ)と共に因幡の国へ行かれた時、気多崎という場所で 膚が剥れて苦しんでいた白兎を見て、これを助けられた故事によります。
⑷稲羽八上比売神…大国主大神が因幡の国へ行かれた折に見そめられ、契りを結ばれ、出雲に移られたが、嫡妻:須世理売命を畏みて、後に因幡に帰られたといいます
⑤稻背脛命は、武甕槌神と経津主神が【国譲り】の交渉のために降臨した時、諸手船(天鳩船)にて、大国主神(=大巳貴)の子であり、兄の事代主神への使いをした神で、国譲りが武力によらず、平和裡に解決された事は、稲背脛命等の奔走の賜であり、その功績は大きいといえます。また、父神:天穂日命(≒大巳貴)の後を受けて、大国主神(=スサノオ)の祭祀に仕えました。
※画像はこちらからお借りしました
❷「鷺大明神」の夫とは一体誰なのでしょう?
①『国立国会図書館デジタルコレクション』所載の『大日本地誌大系第27巻』(大日本地誌大系刊行会編)『雲陽誌 巻之十 神門郡』〔鷺浦(村)〕によれば、神社名は『【鷺宮】 本社二間四方、拝殿二間余、御供所二間に三間、鳥居一基、【風土記】に載る【佐支社】是なるべし、今【佐枳宮】(さぎみや)という、世俗伝て曰(いわく)、この神は【素盞鳴(すさのお)の妾】にてまします、天成の麗質にて御契(ちぎり)あさからざりしが、後に天瘡(=疱瘡)を患(わずらい)給い、花の顏忽(たちまち)に変じて悪女とならせたまい、素尊と御中不和にならせ給いて、妾女吾身の色衰たる事をかなしみ、天神地祇に深く誓給いて末世の男女吾をいのらは痘疹の患をまぬがしめんと誓約したまいしゆえに、今に至るまで此宮の石をとりて小児の守袋に入てかけぬれば痘疹の病を脱(だっす)とぞ、
老祠官語しは是は瓊々杵尊(ににぎのもこと)なり、旧記にいう所は昔神託あり、児童我をいのらば疱瘡の患を免(まぬがれん)と、是より疱瘡の守護神と申侍(もうしはべる)、殊勝に覚るなり』とあります。
⑴この書物では、稻背脛命が素戔嗚命の妾(=妻)であると言っています。弥生時代は【対偶婚】であったようで、「妾」という概念そのものが無いはずですが、疱瘡を患って、素戔嗚命と不仲になってしまったようです。
⑵伊奈西波岐神社は、江戸時代、鷺大明神として全国的に有名だったようで、日向佐土原の修験野田泉光院の『日本九峰修行日記』には「これ疱瘡の守護神日本第一也と云ふ」と書かれています。また、この神社の石が「ご利益」があったということです。
⑶【鷺大明神】と【白兎神】と習合するに至ったことは、その名の「さぎ」にあるのかもしれませんし、「皮が剥げる」といった疱瘡と素兎との共通項からなったのかもしれません?
⑷上記は、「伊奈西波伎社」の「佐支社」⇒「佐枳宮」⇒「鷺宮」という転訛の過程のようです。
②本居宣長撰 倉野憲司校訂『古事記伝(三)』(岩波書店)によれば…大山の麓の伯耆の束積の【鷺大明神】は、鳥取県西伯郡大山町束積(ツカツミ)の【中山神社(昔は大森大明神)】の境内地の摂社にあり、「因幡の白兎」の舞台と云われていますが、【須佐之男ノ命】を祀っていて、【疱瘡(モガサ)の守護神】と書かれています。そして、この「鷺大明神」を、「菟(うさぎ)」⇒「鷺(さぎ)」へとの転訛ではないかと書いています。
また、『郷土誌』によると、神話の「白兎」は、「束積に住む白兎が、ある日、中山神社のあたりで、鱒と戯れていたところ、過って、木枝川(=甲川〈きのえがわ〉)に落ち、溺れたが、幸い木の枝にしがみついて、遙か【隠岐島】にたどり着き、何とか故郷へ帰ろうと一計を案じ、鰐をだまし、皮を剥がれたところを大国主命に助けられた『古事記』に伝わる「因幡の白兎の伝説」へとつながっていきます。※この大国主命とはスサノオのことです。
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★③富家伝承本によると、スサノオとは、【彦火明命(=饒速日命)】と同神であり、【高光姫命】と結婚して、【丹波の海部王朝】をつくり、その後、【市杵島姫命】と婚姻して、【筑紫王朝】をつくるということになっています。
☆また、海部氏勘注系図、先代旧事本紀でも、
同じような下記の系図となっております。
大巳貴
|-----事代主
|-----高照姫
多岐津姫 |
| 彦火明=スサノオ
| (饒速日 ニギハヤヒ)
| |-天香具山-天村雲
|-----市杵島姫
|
田心姫
|-----味鋤高彦(あぢすきたかねひこの)命
|-----下照姫(したてりひめの)命
大巳貴
※【大社】は大己貴命の鎮座する所なり、(中略)【風土記】に出雲の御崎山(中略)即(すなわち)大己貴大神をまつる、日隅宮是なり、味耜高彦根命・下照姫命・事代主命・高照光姫命・建御名方命五神を客座にまつる(後略)
※高照姫は大巳貴の子供で、スサノオの妻で、
八重事代主の妹です。
④【先宮(さきのみや)神社】(長野県諏訪市大和三丁目)では、
⑴大穴持神の子の【高光姫大神(高照姫神)】を祀っていますが、口伝では「高光姫(たかてるひめ)大神の別名を稻背脛命(いなせはぎのみこと)と云う」と云われています。
神社の【由緒記】によれば…『境内面積496坪 御祭神「高光姫命別名「稲背脛命」先宮神社の創立は古事記の「国譲り」の神話の一節にみえる。諏訪神社の祭神「建御名方命」が出雲より州羽(諏訪)の地に遷御された以前より、すでに原住民の産土神であった。しかし、「建御名方命」が諏訪神社に鎮座した当時、国譲りのため抵抗したが、遂に服従し、現在の社地に鎮座することになった。この事より他地に出ることは許されず、今でも境内前の小川には橋を架けないとの言い伝えがある。
神社の資料など乏しいが、文献では大和地籍には数ケ所の遺跡があり、嘉貞三年(1237)以前に集落が形成され、漁労・狩猟・農業・養蚕等・農耕の「神」を祭り、共同体として生活し、寄り所として神社を築き、豊作祈願や感謝をし、天災地変・無病息災・外敵の削除等を祈ったりした。神社名については、古くは「新海宮社(しんかいぐうしゃ)」「鷺宮(さぎのみや)」「鵲宮(さきのみや)」と言う名称があって、旧高島藩の「検地水帳」で元禄九年(1696)に、「鷺宮」が「先宮」と表記されている。
また鎌倉幕府の嘉歴四年(1329)の「下知状」に「鷺宮」の造営を下桑原(現在の上諏訪)の役と定めている事からこの頃には神社の形態が整っていたものと思われる略(先宮神社誌より抜粋)』
⑵先代旧事本紀での、彦火明命(=スサノオ命)の妻は、高照光大神であり、諏訪の先宮神社の伝承と一致します。
⑶富家伝承によれば、高照姫命は、建御名方神のおばとなっています。
⑷高光姫命は建御名方命の姉という説もあります。
※画像はこちらからお借りしました。
★つまり、このように、【鷺大明神】の夫は、スサノオ=彦火明命=ニギハヤヒ=大国主大神=大山祇大神(≒多分、徐福もしくは彼とともに来日した人かその末裔)なのです。
※なぜ、こんなにも、日本の神様や歴史が複雑になっているのでしょう?
それは、八百万の神以外のその他の神様は本来、氏の祖神のことで、神様がこんなに複雑になったのは、天孫降臨神話を創設して、先住者の祖神:スサノオに継ぎ足して系譜を組み替えたのが混乱の原因だと思います。
その証拠は、天照大神を祀る神社よりスサノウ命関連の神を祭る神社がはるかに多いことで明らかですが、記紀は、本来古い存在のスサノオがアマテラスの弟にしています。
★でも、スサノオ様より古い神様がいらっしゃるのです。実は妻の【鷺大明神】の方が古い神様なのです。
次回はスサノオ様より古い神様についてです。
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毎日毎日、本当に幸せで、ありがたい
今起きていることは、自分に必要なこと
感謝すべきことしか、起きていない。
気付いて感謝、学んで感謝、成長して感謝 の繰り返しで、
だんだん 満たされているって、すべて愛だって…。
幸せだって 感じる
ありがとう ご縁に感謝 (byおじぞう)