☀射手座期(11/22~12/21)の太陽の動き…
24節気…➊小雪(11/22~12/6)➋大雪(12/7~21)
※太陽&地球の動きの季節から感じる現象面の動きと水面下の宇宙の動きは因縁因果で繋がっています。
なので,24節氣と72候を取り入れ,それを意識した暮らしをすると,細かい季節の移ろいを感じることができ,身体のリズムが季節と調和してきます。
自然に沿った季節感覚を取り戻すことができますし,昔の日本人の感覚をよく理解することができ,日本の豊かな精神性と同調し、霊性を高めてくれます。
➊小雪(しょうせつ)…11/22~12/6
二十四節気の第20番目。十月中(通常旧暦10月内)。
・定気法…太陽黄経が240度の時で11月22日頃。
・暦ではそれが起こる日ですが、天文学ではその瞬間とします。
2022年11月22日(火)17時20分
(黄道十二宮では人馬宮〈射手座〉の原点に相当)
・期間としての意味もあり,この日から,次の節気の大雪前日迄です。
・平気法…冬至から11/12年(約334.81日)後で11月21日頃。
○[季節]…木々の葉が落ち、山にはわずかながら雪が降り始める頃。
・『暦便覧』…「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入口にあたります。
紅葉の見頃を過ぎた木々は,鮮やかな赤や黄色の葉を散らし、街を彩ります。
ときおり時雨(しぐ)れる時期でもあります。
「時雨(しぐれ)」とは、山に当たった強い北風によって、降ったりやんだりを繰り返す細雨のことで,雨が止むたび,寒さは一層,厳しくなっていきます。
この時期,昼間はそれほど冷えず,時には春を思わせるような暖かな日になることがありますが,このような日を「小春日和」と言います。
○[行事・風習]…
◇「勤労感謝の日」…11/23…「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨で制定された国民の祝日です。
「勤労感謝の日」は,「新嘗祭(にいなめさい)」という祭祀に由来します。
「新」は新穀,「嘗」は奉る,舌の上にのせて味をためすという意味で,「新嘗」はその年に収穫された新穀を神様に奉って恵に感謝し,口にする(食する」ことを表していて,元々は,全国民の祭典のようなお祭りでした。
新嘗祭の歴史は古く、『日本書記』には飛鳥時代に行なったという記述があります。
古来,日本人は命を支える「食」を大事にし,神聖なものとしてきました。
そして,祭事を通して,天の恵みに感謝を捧げてきました。
現在でも,新嘗祭は宮中をはじめ全国の神社で行われており,五穀豊穣を祈願する祈年祭と相対する重要な祭祀とされています。
新嘗祭は宮中恒例祭典の中の最も重要なものとされ,新天皇が即位の礼の後,初めて営まれる大規模な新嘗祭を「大嘗祭(だいじょうさい)」といいます。
◇「お歳暮の準備期間」…お世話になった方に、感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする期間です。
伝統的な贈る時期は12/13~20ですが,現在は関東だと12/1~25までに贈られるケースが多いようです。最近では11月下旬に届いても失礼にあたらない風潮になりつつあります。
○[旬のもの]
◇[野菜]…ゆりね,蓮根,大根,長芋,ごぼう,かぶ,ねぎ,春菊,セロリ,ブロッコリー,カリフラワー,白菜,クルミ,エノキ,エリンギ,なめこ等
白菜,ホウレン草,春菊などの葉物野菜も旬を迎えます。
旬の野菜を鍋にたくさん入れれば,栄養たっぷりで身体も温まります。
・ホウレン草…ヨーロッパでは「胃腸のほうき」といわれているほど,消化吸収が良く,食物繊維が多く含まれていますので,胃腸を整え,貧血予防にもなります。
・春菊…一年中いつでも手に入る食材ですが,葉や茎が柔らかく,香り高いのは11月~2月にかけての時期。美味しいのは秋冬の時期ですが,花を咲かせるのは春のため春菊と言います。
寒い時期こそ食べたくなる鍋物野菜の定番。
βカロテン・ビタミンC ・ビタミンK・鉄分・カルシウム等が豊富で,特にβカロテン含有量はほうれん草以上で,「食べる風邪薬」とも呼ばれています。
◇[果物]…林檎,柿,ミカン
・蜜柑(みかん)…ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ,骨粗鬆症の予防に効果的です。
冬はこたつに入りながら蜜柑を食べるというスタイルが定着していますが,食べ過ぎると身体が冷えてしまい,逆効果です。
◇[魚]…鱈(タラ),ホッケ,ハタハタ,ブリ,ハマチ,コハダ,ヒラメ,シシャモ,イカ,蟹,海苔
・蟹…蟹すき鍋には、タンパクで食べごたえのあるタラバガニが向いています。
旨味をじっくり味わうにはズワイガニが向いています。
・鱈(タラ)…一年を通して食べられる魚ですが,12月~3月は最も市場に出回る量が多く、この時期は雄の白子が発達しているので旬と言えます。
栄養価も高く,代謝を上げて免疫力を上げつつ,骨や筋力を健康的に維持する効果を期待できます。
◇[花]…
・サザンカ(山茶花)…10~2月頃が開花期で,11~1月頃に見頃を迎えます。
・カンツバキ(寒椿)…10~12月頃が開花期で,11月~12月頃に見頃を迎えます。
・ポインセチア…10~2月頃が開花期で,11~1月頃に見頃を迎えます。
・皇帝ダリア…開花する11月下旬~12月上旬頃に見頃を迎えます。
・サフラン…開花する10月中旬~12月上旬頃に見頃を迎えます。
◇[鳥]…翡翠(かわせみ)…
鮮やかな色から「青い宝石」や「渓流の宝石」と呼ばれています。
この色は構造色といい,翡翠の色素によるものではなく,光の加減で青く見えています。
○[小雪の期間の日本の七十二候]…
[初候]…11/22~26…虹蔵不見(にじ かくれて みえず)…
(陽射しが弱まり,)虹を見かけなくなる
[次候]…11/27~12/1…朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)…
北風が木の葉を払い除ける
(地面いっぱいに広がる落ち葉と,葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり,季節の移り変わりが感じられます。)
[末候]…12/2~6…橘始黄(たちばな はじめて きばむ)…
橘の実が黄色くなり始める
(橘とは柑橘のことで,古くから日本に自生していました。
常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ,不老不死の実だと云われていたようです。)
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★もとにかえる[図書館カフェHABI∞ROAD]
私達が住んでいるこの世界は,その中に飛び込んでいって,完全に我を忘れてしまうために,必要なものです。
そして,私達は自分とは別の「何かになろう」として,努力をし続けます。
しかし,私達の[実存]は,私達がすでに宿しているものなので,何かになる必要なんてありません。
何かになろうとする努力自体が障壁なのです。
ただ「自分が何者であるか?」に気づき,「自分の内に誰が隠れているのか?」を知ることがすべてです。
それが,この世界からの[帰還]になります。
「これが自分だ!」「自分はこういう人間」と思っていた幻想や「何かになろう」としていた障壁に気づき,もと(=本来)の姿にかえって行く…たったそれだけで,人は,美しく,豊かに,健やかになって行くのです。
もとへかえろう♪
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「反る者は道の動画なり。弱き者は道の用なり。」老子
(訳:前に向かって進むのではなく,後戻りをして,元に返ってゆくのが,「道」の動き方です。
強くたくましいのでなく,弱々しいのが,「道」の働き方です。)
※目指すべきは…「幼子の心」にかえること
2021年9月に東京の新宿から山梨県大月市に移転し,現在は[事前予約制]で,個人セッションをメインに,イベント,ワークショップ,お話会等を行っています。
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