9月22日(木)は社日です。
○社日(しゃにち)とは?
農耕が暮らしの糧だった頃の日本では,一年の中で春と秋は大きな節目となっていました。
「農作業が始まる春は1年の始まり」であるのに対し,「秋は収穫の時期」と考えられていました。
収穫を喜び,実りに感謝しながらも,これから訪れる冬を気に病む時期でもありました。
このように,生活に密着している節目の日を雑節で「社日」といいます。
詳細は↓
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「富士(22)を開くとは 心に神を満たすことぞ。」
これから本格的な山開きの季節です。
山開きは…山によって時期が異なり,3月末~7月頃に各地で執り行われます。
日本人の「山岳信仰」と切り離せない行事であり,同時にその期間の山の安全を願うものです。
元々,修験者や山伏等一部の人しか立ち入ることのできない山に,一定の期間のみ一般の人間の入山を許可することを,山の神様にお伺いを立て,安全祈願をするための儀式でしたが,現在では,それ以外にも,「安全に登山ができる期間か」を重視して選んでいることが多くなっています。
なので,本格的な時期は6月~7月の「夏山」と呼ばれる期間がメインとなります。
山岳信仰とは…山を崇敬対象とみる気持ちです。
日本では古代から,山に対して畏怖と恩恵を感じていました。
山は動植物や豊かな水の恵みを与えてくれると同時に,災害や事故も起こる厳しさもあります。
また雄大な山の様相から神威を感じることもあり,山を一つの神格として捉えるようになりました。
そこから祭場,聖地として信仰が広がり,一般人は山に入ることが難しくなり,仏教の発展とともに山伏や修験者のみが厳しい修行のために山に入り,修行場としての色合いも濃くなって行きます。
日本各地に「霊山」があるのはそのためです。
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8/22(月)は四天王寺太子会が行われます。
聖徳太子の月命日の22日,大阪の四天王寺では,毎月【太子会(たいしえ:聖徳太子忌)「お太子さん」】が行われます。
聖徳太子は日本仏教の祖として,宗派や時代を問わず広く信仰されてきました。
日本で初めて朝廷の命によって建立された四天王寺は,「国家鎮護」のご利益がある四天王を祀ったことで知られます。
太子の創建にかかる四天王寺は,平安時代以降,太子信仰のメッカとなりました。
○四天王寺の西門が西方極楽浄土の東門(入口)であるという信仰から,浄土信仰の寺としての性格も加えていきました。
太陽の沈む「西」は死者のおもむく先,すなわち,極楽浄土のある方角と信じられ,四天王寺の西門は西方の海に沈む夕陽を拝する聖地として,多くの信者を集めました。
※【日想観】をしましょう♪
【日想観】とは,西に沈む夕日を見て,西方極楽浄土を思い,日を覆う黒雲を見れば,自己の罪悪を見つめ,日の光を見て,浄土の光明を想う縁とするものです。
○現在も寺に伝わり,国宝に指定されている『四天王寺縁起』は,こうした信仰を広めるのに大いに力がありました。
また,院政期の上皇や法皇は四天王寺にしばしば参詣し,後醍醐天皇は『四天王寺縁起』を自筆で筆写し,巻末に手印を捺しています。
これは「後醍醐天皇宸翰(しんかん)本縁起」として現存し,国宝に指定されています。
○平安から鎌倉時代の新仏教の開祖である天台宗の最澄,
真言宗の空海,融通念仏の良忍,浄土宗の法然,浄土真宗の親鸞,時宗の一遍等が四天王寺に参篭したことも知られています。
○弁(辯)財(才)天と言う神様も最初は国の守護を祈る神様として信仰を集めました。
[弁財(才)天]が日本にもたらされた時の姿は,今知られる姿とは全く違い,一面八臂(はっぴ)と言い,一つの顔に8つの手を持ち,手には様々な武器を持っている姿(八臂弁才天像)です。
『亀遊嶋辯天堂(きゆうじまべんてんどう)』は,境内東側の池の島に建つ,二層の屋根が特徴的な六角堂です。
名称は,お堂の姿を池に遊ぶ亀の甲羅に見立てて名付けられたのではないかと言われています。
御本尊は八臂弁才天像で,「智恵弁才」「福徳円満」「子孫繁栄」などのご利益があるとされています。
【1】『大峠』とは?
ところで、22日の「22」は「富士」ですね。
岡本天明さん(神典研究家&画家)に「国常立尊」(国之常立神)
と呼ばれている高級神霊よる神示を自動書記によって,記述したとされる文書の日月(ひつき,ひつく)神示には「富士は晴れたり 日本晴れ」(原文:二二八八れ十二ほん八れ)という一節が,何度も登場して,日月神示の中でも最も有名です。
麻賀多神社の社務所で岡本天明さんが最初に自動書記で書かされた原文は下のようなものでした。
原文「二二八八れ十二ほん八れ ㋹の九二のま九十の㋹のちからをあら八す四十七れる」
(読み方:「富士は晴れたり日本晴れ 神の国のまことの神の力を現す世(代)となれる)
卍も十も九も八きりたすけて
(仏もキリストも何もかもハッキリ助けて)
七六かしい五くろうのない四かくるから
(シチ難しい御苦労の無い世がくるから)
三たまを二たんにみかいて 一すしのま九十を十四て九れ四
(ミタマを不断に磨いて,一筋のマコトを通して呉れよ)
いま一十九十六あるか(今一苦労あるが)
九の九六八三たまを三かいておらぬ十こせぬ
(この苦労はミタマを磨いておらぬと越せぬ)
九の四八まって二十十七一九六てある」
(この世始まって二度とない苦労である」)
解釈…「マコトの神が世に出現して,神の力を現して,すべてを助け,何の苦労もない理想的な世界(ミロクの世)に立て直していきますが,その前には人類は未だかつてなかったほどの大災厄や大試練(「三千世界の大洗濯」や「大峠」)を迎えなければなりません。
助かるためには,身魂(心,精神,身体)を絶え間なく磨き,鍛練しつつ備えなさい。磨いていなければ助かることが出来ません。」
という内容だと考えられています。(wiki参照)
書かれているメッセージは,極めて明確です。
『人間よ,目覚めよ!世の立替,立直しがあり,そこで神様による厳しい善悪の審判(=この世の『大峠』=卒業試験)があります。
その神様の審判に合格するように,一人一人身魂を磨き,魂を向上させて,ミロクの世(神の世,理想郷)に行ける善良な身魂の人間(=地上天国の構成員)になりなさい。』という高級神霊:国常立尊のメッセージです。
国常立尊が地球卒業試験の課題と試験期日を示し,身魂向上を促すために下ろされたものがこの神示です。
身魂磨きや心の浄化,また正しい食生活で,心身を健康で強壮なものに保っていくことの大切さは日月神示の主題です。
国常立尊は,この神示を通して,「一人でも多くの人間を目覚めさせ,真理を覚らせ,魂の向上させよう」とされているのです。
神示には『子(ネ)の年を真ん中にして、前後10年が正念場』と書かれていますが,「今年2020年は子の年なので,子の年の前後10年が正念場(=大峠=卒業試験)』の時期だ」と言われています。
前半の10年は過ぎ,これから後半の10年が始まっています。
※「この『大峠』は我々の住むこの現界のみならず,神界,霊界,幽界等も含めたすべての世界とすべての存在に等しく起こるとされ,森羅万象のうち何一つそれから免れることができるものは,存在しない」といわれています。
また,この現界よりもはるかに高次元で,高度と思われる神界の神々や守護神といった存在でも,この『大峠』を越せない存在があるといわれています。
[2]「富士(二二)は晴れたり日本晴れ」とは?
・「臣民喜べば神も喜ぶぞ,神喜べば天地光りて来るぞ,天地光れば 富士(二二)晴れるぞ,富士は晴れたり日本晴れとはこの事ぞ。」『下つ巻』31
[3]この「二二」とはなんでしょう?
❶答えは日月神示[五十黙示録第6巻至恩之巻第2帖]に書いてあります。
「フトマニとは大宇宙の法則であり 秩序であるぞ
神示では「012345678910」と示し
その裏に「109876543210」があるぞ
〇九十(まこと)の誠であるぞ
合わせて二十二、富士(普字、不二)であるぞ
神示の始めに示してあろう 二二(富士)は晴れたり日本晴れぞ」
◎「フトマニ」とは…天の律則のそのままの公式(作法・方式)です。
・「フト」は太元,つまり,一切の根源であり,すべてに共通性を持つもので,一切に通用する公(おおやけ)のものです。
・「マニ」はまにまに,自然のままに,という意味です。
もっと詳しく説明しますね。
●①【至恩之巻 第3帖】
「分かるように説いて聞かせるから 今までの智を一先ず捨てて 生まれ赤児となって聞いて下されよ。
天之鈿女(うずめの)命が 天照大神に奉った巻物には「12345678910」と書いてあったのぞ。
その時はそれで一応良かったのであるなれど それは限られた時と所でのことで 永遠のものでは無いぞ。」
【第4帖】「この時代には『一二三四五六七八九十』の数と言葉で
死者も甦(よみがえ)る程の力があったのであるなれど,段々と曇りが出て来て,これだけでは役に立たない事になって来たのぞ。
岩戸開きの鍵であったが 今度の岩戸ひらきには 役に立たない様になったのであるぞ。
始めに⦿がなくてはならない。⦿は神ぞ。」
☆【解説】
饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が天下る時に,天照大御神から授かった“布留(ふる)の言(こと)”「もし痛むところがあれば、この十種の宝を,一,二,三,四,五,六,七,八,九,十といってふるわせなさい。ゆらゆらとふるわせよ。このようにするならば、死んだ人は[生き返る]であろう」
●②【第6帖】…「四と八によってなされたのであるから 森羅万象の悉くがその気を受けているのであるぞ。
原子の世界でもそうであろうが これが今の行詰まりの原因であるぞ。
八では足らん,十でなくてはならん 〇でなくてはならんぞ。
岩戸ひらきの原因はこれで分かったであろうがな。」
☆【解説】四と八によってなされた現在の「12345678の世界」
=「四方八方の世界」⇒十方的世界へ=四方八方の世界を受け入れ(=○[マ])、(=八と九,九と八の境をひらき〈=岩戸を開き〉)転がり込んで(=九[コ])、統合し(=十[ト]=天地を結び)、十方的世界へ行き、意識進化をしましょう♪
●③【第7帖】…「根本の元の元の元の神は〇から一に,二に,三に,四に,五に弥栄したのであるぞ,天津神五柱と申してあろうがな。
五が天であるぞ 五は数(かず)であるぞ 転じて十となるなれど 動き栄えるには+と-の神が現われねばならない。
これが中を取り持つ二柱の神ぞ」
☆【解説】
⑴動き栄えるには+と-の神が現われねばならない
⑤が中を取り持つ二柱の神ぞ!
【+】0・1・2・3・4 ⑤ 6・7・8・9・10
※⑤を中心に4+6=3+7=2+8=1+9=0+10=10…
転じて十となる
【-】10・9・8・7・6 ⑤ 4・3・2・1・0
※⑤を中心に6+4=7+3=8+2=9+1=10+0=10…
転じて十となる
◎「5」が中心になると…
左図のど真ん中は「5」で,縦・横・斜めの和がすべて15=1+5=6=愛になります。
右図のど真ん中は「41」(=4+1=5)で,縦・横・斜めの和がすべて369=みろくの世になります。
⑵【扶桑の巻 第14帖】によれば…
青海原青垣山の内(宇宙)に御子生まる。
神の御座(みくら)のまわりには十の宝座があるぞ
十の宝座は五十と五十,百の光となって現れるのであるぞ
大摩邇は百宝を以って成就すると知らせてあろうがな
五十種の光、五十種の色と申してあろうがな
光の中に百億の化仏(けぶつ)じゃと申してあろう
百が千となり万となり億となるのであるぞ
今までは四の活物(いきもの)と知らせてあったが、
岩戸がひらけて、五の活物となったのであるぞ
五が天の光であるぞ 白,青,黄,赤,黒の色であるぞ
⑶【別天津神五柱】…
【古事記】…「天地初めて發けし時、高天原に成りし神の名は,
㈠【天之御中主神】、次に㈡【高御産巣日神】、次に
㈢【神産巣日神】、
この三柱の神は、みな獨神と成りまして,身を隱したまひき。
(古語でいうミスマルノタマとは造化三神のことです)
次に国稚く浮ける脂の如くして、海月なす漂えるとき、
葦牙の如く萌え騰る物によりて、成りし神の名は
㈣【宇摩志阿斯訶備比古遲神】、次に㈤【天之常立神】。
この二柱の神もまた獨神と成りまして,身を隱したる。 」
上の件の五柱の神は、別天つ神。
●④【第14帖】…
「八方的地上から十方的地上となるのであるから
総ての位置が転ずるのであるから
物質も念も総てが変わるのであるぞ。
これが元の元の元の大神の御神業ぞ。
今までは時が来なかったから 知らせること出来ん事であった
なれど いよいよが来たので皆に知らせるのであるぞ。
百年も前からそら洗濯じゃ 掃除じゃと申してあったが、
今日の為であるぞ 岩戸開きの為めであるぞ。
今までの岩戸ひらきと同様で無い
末代に一度の大岩戸(言答)ひらきじゃ。
☆【解説】…十方的地上とは…浄化をし,天地を結び,意識進化をし,地上天国を作ること。
●⑤【第15帖】…「神の申すことは一分一厘違わんのであるぞ
今度言う事を聞かねば 大変な気の毒となるぞ。
地(智)の下になって了うのであるぞ。
「12345678の世界」が「12345678910の世」となりて
「012345678910の世」となるのじゃ。
「012345678910」がマコトと申してあろうがな。
裏表で二十二じゃ 二二の五じゃ。
(0~10=11×2(裏表)=22)
二二(ふじ)は晴れたり日本晴れぞ 分かったか。」
☆【解説】
⑴[○一二三四五六七八九十]―[一二三四五六七八]
=○九十=マコトの誠
十方的地上(地上天国)-八方的地上=○九十マコト
マコトとは,事実のままの心,事実のままであることで,意識を物質世界から純粋なる内なる世界に心を転じ,内在する純粋直観の領域に入り込み,すべてのものを純粋意識に還元するために行うことです。
⑵「♀」は「〇」(初め)と「十」(終わり)という事は、
「♀」は「0」と「12345678910」と言えます。
「私はアルファであり,オメガである。最初であり,最後である。
初めであり、終わりである。」黙示録 22章13節
(「アルファ」=初め=最初=創始者,「オメガ」 =終わり=最後=完成者)
ギリシャ文字の最初の文字Α(アルファ)と最後の文字Ω(オメガ)が並べられており,最初と最後,すなわち,「全て」「永遠」という意味を持ちます。
同じ意味で,「A to Z」「A-Z」「AZ」等と表記されることがあります。
⑶「〇」は肉体、「ㇾ」はヤハウェ(YHWH)を表していて、肉体を持たない神(ヤハウェ)がマリアの肉体に宿り、イエスが誕生したことを暗に表現しています。
「〇は初めであり、ㇾは終わりである」
※画像はこちらからお借りしました。
⑷「♀」はアンクを表します。
古代エジプトの神々は【アンク】を持って表されます。
アンクは【この世と死後の世界を繋ぐ鍵】であり,これを掴む事は,生命の泉から飲む事を意味し,【永遠の命の象徴】でもあります。
【アンクが象徴するもの】…地平線に太陽が昇るシンボル,サンダルのストラップの輪,儀式の帯(イシス)の結び目,子宮(肥沃と再生),アトム神(太陽)の贈り物,浄化の儀式の水,予知に使う鏡,魔術的な守護,死後の世界への鍵(神が死んだ王の鼻に向けて死後の生命の息吹を与える)
※画像はこちらからお借りしました。
⑸【五十黙示録第2巻 碧玉之巻 第5帖】によれば…
「七は成り、八は開くと申してあろうが。
八の隅からひらきかけるのであるぞ。
ひらけると 〇と九と十との三が出て来る,これを宮と申すのぞ。宮とはマコトのことであるぞ。
西と東に宮建てよと申すこと、これでよく分かるであろうが。
マコトの数を合わせると,五と五十であるぞ。
(0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55)(5以外の和は50)
中心に五があり、その周辺が五十となるのであるぞ。
これが根本の型であり、型の歌であり、型の数であるぞ。
摩邇(まに)の宝珠(たま)であるぞ。
五十は伊勢であるぞ。五百は日本であるぞ。
五千は世界であるぞ。このほう五千の山、五万の川、
五億のクニであるぞと申してあろうがな。」
※[解説]…五十は伊勢とは?
㈠古事記の神々の【五十神】は五十音を意味し、【五十鈴(イスズ)=五十個の鈴】は【アイウエオ五十音の言霊】のことです。
「伊勢神宮」の前の名称は、「五十(イソ)の宮」といわれていて、これと対になっておる神社が奈良の「石上(イソノカミ)神宮」です。
㈡また、五十は「完全」を、鈴は霊的には「祓い」意味しますので、五十鈴川とは、「完全なる祓いの川」と言う意味です。
㈢伊勢神宮の御祭神:天照大御神とは,実は「五十音の言霊を以って表わした人間の行動の鏡となる精神の構造に与えられた
神名」という説もあります。
㈣「イセ」には神の息子という意味があります。
㈤【アワ歌】は今を溯ること3,000年,神代の時代にイサナギ,イサナミによって日本国中に広められた日本語の源流と云われています。
5母音と3半母音の間のタカマハラに40の子音が生まれ、48音(ヨハネ)が生まれました。
タチツテト…タカミムスヒ…タのマに20の子音が生まれる
カキクケコ…カミムスヒ…カのマに20の子音が生まれる
「神の数学」では数の根源は「9」で、8つの数が「ヤタノカカミ」
数の根源は「9」であり、陰陽に分かれてはいますが、陰陽が重合して塊となっているブロック粒子です。
1,2,3,4,5,6,7,8を加算し,1桁にすると(36=3+6=)9となります。
「9」が陰陽に分かれて、1~8の数が生じています。
陰を顕すのは2,4,6,8で,陽を顕すのは1,3,5,7です。
陰(2,4,6,8)+陽(7,5,3,1)=9
9=0で自然数が生き返ります。
「9」が8つの変化をして見せる姿が1,2,3,4,5,6,7,8の数で,古語でいうヤタノカカミのことでした。
ヤタノカカミとは8つの数のことで、その根源は「9」でした。
図と文章は下記アドレスの「神の数学」より引用させて頂きました。
⑹【扶桑の巻第4帖】によれば…
ツミケガレ 今はあらじとはらい給えそ
空白とは九八九であるぞ
八と九、九と八の境をひらくことが岩戸を開くことじゃ
空白とは最も根本を為す最も力あることであるぞ
●⑥【第16帖】…「太陽は十の星を従(したが)えるぞ
原子も同様であるぞ。物質が変わるのであるぞ。
人民の学問や智では分からん事であるから 早く改心第一ぞ。
二二と申すのは 天照大神殿の十種(とくさ)の神宝(かんだから)に 「・」を入れる事であるぞ。これが一厘の仕組み
二二となるであろう これが富士の仕組み。
七から八から鳴り鳴りて十となる仕組み
なりなりあまるナルトの仕組み。
富士(不二)と鳴門(成答)の仕組み愈々ぞ。
これが分かったならば どんな臣民でも腰を抜かすぞ。
一方的に一神で ものを生むこと出来るのであるが
それでは終わりは全(まっと)う出来ん。九分九厘でリンドマリぞ。
神道も仏教もキリスト教もそうであろうがな。
卍(ぶつ)も十(キリスト)も すっかり助けると申してあろうがな。
助かるには助かるだけの用意が必要ぞ。用意はよいか
このこと大切ごと(大切事) 気付けておくぞ。
なりなりなって十とひらき、二十二となるぞ。
富士(普字)晴れるぞ
大真理世に出るぞ。【新しき太陽が生まれる】のであるぞ。
※画像はこちらからお借りしました
☆【解説】
⑴「十種の神宝」とは、「先代旧事本紀」によれば、
饒速日命が天下る時に,天照大御神から授けられた下記の十種の宝のことであり,正式には天璽瑞宝(あまつしるしのみずたから)といいます。
「瀛都鏡(おきつかがみ)・邊都鏡(へつかがみ)・八握劔(やつかのつるぎ)・生玉(いくたま)・死反玉(まかるがえしのたま)・足玉(たるたま)・道反玉(ちがえしのたま)・蛇比礼(へみのひれ)・蜂比礼(はちのひれ)・品物比礼(くさぐさのもののひれ)」
飛鳥昭雄さんによると,「十種神宝」は,実は一つ一つがパーツのようなもので、「十種神宝の組み立て方」と言うものが伝わっていて,全部つなぎ合わせると,ユダヤ密教:カバラの「生命の樹」と同じ形になるそうです。
饒速日命は32人の臣下と一緒に降臨しましたが,「生命の樹」のパス(小路)とセフィロ(球体)の数は「22」と「10」で,合計すると「32」となります。
また,「富士と鳴門の仕組み」を「二二となる十(と)の仕組み」と読み変えると,「22」と「10」とがシンクロしてきます。
十種神宝が出てくる「先代旧事本紀」も物部神道なので,物部氏はカバラを知っていて,使っていたのかもしれません。
★なので,天照大神殿の十種の神宝に「・」を入れる事ということは,[意識を進化]させ,「悟って」,「生命の樹」の「ダアト」と同じ次元まで上げるということを表しているものと考えられ,
……
☆(00)ダアト(Daath,知識)とは…隠れたセフィラで,数字は00/11,色は銀,惑星:天王星,神名:アドナイ・エロヒム,守護天使:ウリエルを象徴します。
ダアトは他のセフィラとは次元が異なり,生命の樹の深淵の上に存在します。
他のセフィラの完全体・共有体という説もあります。
ダートの隠された意味は…悟り,気づき,神が普遍的な物に隠し,賢い者は試練として見つけようとした「神の真意」です。
……
これが,日月神示における「神一厘の仕組み」ということなのです。
始めに⦿(=神)がなくてはなりません。
まず自分を神だと自覚しましょう♪
そして,身魂(心,精神,身体)を絶え間なく浄化し,磨き,「中庸」(過不足なく偏りのない徳),そして,さらに,なりなりなって十とひらき,二十二=「まこと(誠)」=「5」を中心にする=22)となり、
「・」を○にいれた「まことの人間」は,[神人合一]し,エデンの園に帰還し,[永遠の生命]を得,不老不死(二二)となるのでしょう。
※子思(中庸を編纂した人)は「誠」を身に付けた者は神と同格であると考えました。
神示では「012345678910」と示し,その裏に「109876543210」があるぞ
表裏を足すと…すべて「10(=統合)」で中心が「5」になります。
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[○一二三四五六七八九十](=十方的世界)
八方的地上にマコトの数(○九十)を合わせると,五と五十。
(0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55)(5以外の和は50)
中心に五があり、その周辺が五十となる
裏表で二十二じゃ 二二の五じゃ。
(0~10=11×2(裏表)=22)
裏表の「5」を中心にすると…[二二(ふじ)は晴れたり日本晴れ]―(マイナス)[一二三四五六七八(四方八方の世界)=○九十=0010(※9=0)=マコトの誠
「誠」とは…「誠実」「真心」の事で,仁,義,礼,智,信のすべての心が備わり,形となって表れた行動のことです。
中庸(四書の一つ)で,誠について下記のように書かれています。
「誠なる者は,天の道なり。これを誠にする者は,人の道なり。
誠なる者は,勉めずして中たり,思わずして得,従容として道に中る、聖人なり。
これを誠にする者は,善を択びて固くこれを執る者なり。」
(訳:誠とは,天地万物の主催者(神)が求めた窮極の道です。
この誠を身に付けるように努力するのが人としての道です。
誠が身に付いている人は,努力をしなくても,目的に向かい,あれこれと思慮を巡らし,迷うことなく,自然と目的を達成します。
自由で,ゆったりとしていて,それでいて,ピッタリと道に叶っている人が聖人です。
誠を実現しようと勉める人は,何が善であるかをしっかりとわきまえ,その上でそれをしっかりと守って行く人です。)
また,「誠」は,広々として深遠であり,しかもはるか未来に渡って,限りない性質を持っていて,意識的に動かすことなく相手を変化(感化)させ,また意識的に働き,知恵の樹の実と生命の樹の実をともに食べると,神に等しき存在になるとされているので)事を恐れたためだと云われています。
⑴アイン(0 無)からアイン・ソフ(00 無限)が生じ,アイン・ソフからアイン・ソフ・オウル(000 無限光)が生じました。
そして,無限光が種となって,この宇宙が産声を上げたと云われています。
無,無限,無限光を「神」と呼ぶとしたら,神一人では自分が何物かも分かりませんので,神自身を延長していくことで,「神以外」の無数の「あなた」を創り,自分が何物かを知ろうとしたのでしょうか?
⑵10個のセフィラ
❶ ケテル(Kether,王冠)…思考や創造を司る,色:白,惑星:海王星,宝石:ダイアモンド,王の横顔,神名:エヘイエー,守護天使:メタトロン,同時に最後の剣として称されるマルクトと通じ合っている。
❷コクマー(Cochma,知恵)…色:灰色,宝石:トルコ石,惑星:天王星,至高の父,男性原理,神名:ヨッド。守護天使:ラツィエル
❸.ビナー(Binah,理解)…色:黒,宝石:真珠,惑星:土星,金属:鉛,至高の母,女性原理を象徴,成熟した女性,神名:エロヒム,守護天使:ザフキエル
❹ケセド(Chesed,慈悲)…色:青,宝石:サファイア,惑星:木星,金属:錫,図形:正四面体,王座に座った王,神名:エル,守護天使:ザドキエル
❺ゲブラー(Geburah,峻厳)…色:赤,宝石:ルビー,惑星:火星,図形:五角形,金属:鉄,天空の外科医,神名はエロヒム・ギボール,守護天使:カマエル
❻ティファレト(Tiphereth,美)…生命の樹の中心に位置,色:黄,惑星:太陽,金属:金,神名:エロハ,守護天使:ミカエル
❼ネツァク(Netzach,勝利)…色:緑,宝石:エメラルド,惑星:金星,金属:銅,全裸の女性,神名:アドナイ・ツァオバト,守護天使:ハニエル
❽ホド(Hod,栄光)…色は橙色,金属:水銀,惑星:水星,神名:エロヒム・ツァオバト,守護天使:ラファエル
❾イェソド(Yesod,基礎)…アストラル界,色:紫,金属:銀,惑星:月,裸の男性。神名:シャダイ・エル・カイ。守護天使:ガブリエル
❿マルクト(Malchut,王国)…物質的世界,宝石:水晶,惑星:地球,色:レモン色・オリーブ色・小豆色・黒の四色,王座に座った若い女性,神名:アドナイ・メレク,守護天使:サンダルフォン,シェキナ
⑶[22個のパス]は…タロットカードの大アルカナに対応します。
⓪アレフ(ケテル→コクマー)…愚者
①ベート(ケテル→ ビナー)…魔術師
②ギーメル(ケテル→ティファレト)…女教皇
③ダレット(コクマー→ビナー)…女帝
④ヘー(コクマー→ティファレト)…皇帝
⑤ヴァヴ(コクマー→ケセド)…教皇
⑥ザイン(ビナー→ティファレト)…恋人
⑦ヘット(ビナー→ゲブラー)…戦車
⑧テット(ケセド→ゲブラー)…力
⑨ヨッド(ケセド→ティファレト)…隠者
⑩カフ(ケセド→ネツァク)…運命の輪
⑪ラメド(ゲブラー→ティファレト)…正義
⑫メム(ゲブラー→ホド)…吊るされた男
⑬ヌン(ティファレト→ネツァク)…死神
⑭サメフ(ティファレト→イェソド)…節制
⑮アイン(ティファレト→ホド)…悪魔
⑯ペー(ネツァク→ホド)…塔
⑰ツァディー(ネツァク→イェソド)…星
⑱コフ(ネツァク→マルクト)…月
⑲レーシュ(ホド→イェソド)…太陽
⑳シン(ホド→マルクト)…審判
㉑タヴ(イェソド→マルクト)…世界
⑷【3つの柱】
均衡の柱:中央の柱…
❶ケテル❻ティファレト❾イェソド❿マルクトからなる。
慈悲の柱:右の柱…❷コクマー❹ケセド❼ネツァクからなる。
峻厳の柱:左の柱…❸ビナー❺ゲブラー❽ホドからなる。
⑸【3つ組】
至高の三角形:ロゴスの三角形…❶ケテル❷コクマー❸ビナーからなる三角形。
倫理的三角形…❹ケセド❺ゲブラー❻ティファレトからなる三角形。
星幽的三角形:魔術的三角形…❼ネツァク❽ホド❾イェソドからなる三角形。
[4]エンジェルナンバー「22」の意味
★信じる心を持ち続けましょう♪
天使達は,あなたの心に湧き上がっているその小さな可能性を,強く信じて形にするように促しています。
天界の天使達にはあなたの祈りがもたらす素晴らしい結果が見えています。
なので、あなたの願望が現実化される仕上げの段階では,我慢強く,そして,楽天的でいて下さい。
あなたの『確信』は,奇跡のような出来事を生み出します。
(確信とは,固く信じること,信じて疑わない気持ちを意味しています。)
天使達があなたに「信念を持ち続けて下さい」と強く訴えています。
[5]数秘術「22」の意味
数秘術で,「22」は,マスタービルダー(Master Builder”創造の熟練者”)ということで,現実が思考やアイディアによって生まれることを理解し,ヴィジョンを現実化する力のある人のことです。
思考を使って,理想を現実化することができる相対的な強さ,そして,理想を現実化するための実際的な行動力,天界とのコミットメントの資質を兼ね備えていることを示しています。
★[思いの現実化のプロセス]
理想や願いを現実化させるにはプロセスがあります。
まず,[思考やアイディア]によって,[天界に現実化の注文]をします。
そして次に,現実化するために,実際に[行動]に移します。
行動に移している間は、前向きな思考を持ち、注文した現実が届くことを強く信じます(『確信』します)。
そうすると、自ずとあなたの願いが現実のものとなります。
信じきる気持ちが足らないと、自分が現実化を拒んでしまっていることになります。
“自分が望んだことは絶対現実になるのだ”と確信を持って待ち続けましょう♪