[3]立秋の時期のイベント・行事・祭り
❶立秋の時期の行事は【お盆(盂蘭盆会)】があります。
元々は旧暦の7月15日に行われていたので、お盆を7月15日に行なう所もあるそうですが、多くの地域で(月遅れの)8月13~15,16日に行われる行事となっています。
①「お盆」とは…旧暦の7月15日を中心として行われる先祖供養の儀式で,先祖や故人の霊を家に迎えて供養する大切な日です。
お盆は,先祖の霊が子孫の元に帰ってくる時期と言われていて,
お供え物をしたり,迎え火を焚いたりして,祖先の霊を迎え入れています。
「盆暮れ正月」「盆と正月が一緒に来た」「盆踊り」などの成語ことわざ・行事等を見ても、正月と並び立つほど重要な日であるととらえられてきました。
お盆(月遅れ)の期間は、新暦の8月13日の「迎え盆」~16日の「送り盆」までが一般的ですが、地方によっては旧暦通りに行うことがあるため、毎年日程が異なります。
迎え盆の日は「迎え火」を焚いて,先祖が迷わず家に来られるようお迎えし,送り盆の日には「送り火」を焚いて,先祖の霊をお送りします。
⑴キュウリの馬やナスの牛
お盆の時期に,玄関先等でキュウリの馬やナスの牛をよく見ますが,これは先祖の霊があの世とこの世の行き帰りに利用する乗り物として作られる精霊馬です。
13日にはご先祖様がこの世へ帰ってくる時に乗る乗り物に,少しでも早く迎えたいという思いが込めて,足の速い馬として,キュウリが見立てられ,16日にあの世へ戻る時の乗り物には,なるべくゆっくり帰って欲しいという思いが込めて,歩みの遅い牛として,ナスが見立てられています。
他にもお供え物は,肉や魚は殺生にあたる場合があるので,良くないですが,そうめんはご先祖様が帰るためのお土産を縛るための紐なので,良いとされています。
⑵盆棚(ぼんだな)…精霊(しょうりょう)棚,魂(たま)棚,先祖棚ともいいます。
位牌を安置し,お供えをする棚のことです。
盆棚を設ける日は、大体13日の朝です。
台の上に真菰(まこも)で編んだゴザや白布を敷き,ホウズキ,アワ,キキョウ,山ユリ,盆花(みそはぎ)などを吊るします。
棚の奥中央に,ご仏像やお位牌を安置し,ローソク立て,香炉,花立て,お供え物などを置きます。
棚の四角(すみ)の青杉や青竹は,正月の松飾りと同じ風習です。
精霊棚を置く場所は、庭先・縁先・戸口・縁側・奥座敷・仏間・床の間・仏壇の脇など様々です。
地方によっては、お墓に棚を作る所もあります。
⑶盆棚へのお供え物
お花・お線香・お灯明・盛物・果物・野菜・そうめん・餅・団子・閼伽水(あかみず:蓮の葉に数滴の水をたらしたもの)・水の子(みずのこ:洗った米に,なす・きゅうり等を賽(さい)の目に刻んだものを混ぜて,蓮の葉の上に盛り付けたもの),故人の好きだった食べ物等を供えます。
また、なすやきゅうりで作った牛や馬を供えます。
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②お盆の起源は?
⑴3世紀頃の中国の「仏説盂蘭盆経」(親孝行の創作話)
お盆の正式名は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」で,原始仏教には盂蘭盆7(ウランバナ、倒懸)という用語はありますが,祖霊供養の習慣はなく,
3世紀頃の中国で成立した儒教的道徳を教えるための仏教経典の体
(てい)をとった「仏説盂蘭盆経」から来ているとされています。
修行者:目連が,その神通力で,亡くなった実母が冥界で餓鬼として苦しんでいる様子を透視し,救うために手を尽くしますが,どうしても母親は救えません。
お釈迦様に教えを請うと,「すべての救われないものの為に供養
をする心で祈れば,救われる」と説き,その通りにすると,「母親も地獄の責め苦から救われた」という経緯を語ったものです。
⑵中元節とは?
道教では7月を「鬼月」と呼び、7月1日になると,常世の蓋が開き,
15日の中元節になると閉じ,そして,その間に「鬼=(キ:先祖の霊)」が現世に帰ってくると信じられてきました。
・「鬼」というのは、本来死者の魂全般を指す言葉です。
なので、「魂」にも鬼の字が入っています。
・道教とは、中国の神話に出てくる王「黄帝」を始祖とする思想のことで、後に哲学者である老子(李耳)を介して、民間宗教になるまでに広まりました。
「中元節」は道教の年中行事:三元の1つで,旧暦7月15日(2020年
9月2日:魚座満月)にあたり,地官(赦罪)大帝(地獄の帝,舜と同一視)の誕生日であり,「地獄の門が開くことで悪霊が周囲をさまよう時期」
と考えられていましたので,死者の様々な罪が赦される贖罪の行事が催されました。
㊀中元節は,悪霊を鎮めて,送り返す為,僧侶を呼んだり,お祓いをしてもらったり,自宅にお供え物を並べたりするのが風習です。
㊁お供え物には,先祖の霊魂達が,死後の世界で衣食に困ることなく,そして子孫を守ってくれるよう,お願いする意味が込められています。
㊂お墓参りをした後,灯篭に火を灯し,死者が帰る道を照らし,灯篭(とうろう)は川に流します。(中元節の名物)
陰陽の世界では,人・陸は陽,水は陰となり,昔の人々は,水は神秘的で暗く、死者の魂は水底にあると考えていました。
なので,中元では灯篭を川に流して,「陰の世界から陽の世界への道は暗いため,明かりがなければ道は見つけられず,死者が正しい経路を見つけられないだろう」という考えにより,死者の魂に「陽の世界へ導く明かり」を提供します。
お供え物には,提灯の他に,霊が迷わないための道標として,線香を焚き,他に,霊が死後の世界でお金に困らないようにと,「金紙」と呼ばれるお札も燃やします。
「中元節」は、日本のお中元の語源でもあり,季節の贈答ととらえられていますが,元は懺悔や謝罪の意味を込めて行われていたそうです。
⑶盂蘭盆経信仰(中国起源のこの親孝行の象徴的な物語)が民間に浸透し,次第に「道教の中元節」と習合し,一体化し,「盂蘭盆会」となっていきました。
⑷この行事が中国から日本に伝わり,「お盆」となっていきましたが,日本に古来からある祖霊信仰(神道の考えに近い)とまた習合して,
仏教の行事となったものだと思われます。
※中国では,「家」を重んずる文化があり,中元や灯篭流しでも,家単位で行い、日本のように不特定多数のための慰霊は、中国では公的なもの以外はほとんど行われません。
③本来のお盆の期間は長い?
現代は4日間ほどに省略されているのですが、本来、お盆は旧暦の7月の間続く長いものだったそうです。
旧暦七月(2020年8月19日~9月17日)は別名「鬼月」また「鬼節」と呼ばれ,旧暦の一月と七月は閉じられていた冥界の出入り口が開き,月が閉じる三十日まで一ヶ月間この世に死者達がさまよい出てくるという言い伝えがあります。
岩手県の花巻では,現代でも長く続く昔ながらのお盆のかたちが残存する地域で,日にちの設定は「月遅れ盆」で行われますが,約一ヶ月続く念入りなものです。
㈠その始まりは8月7日で,これを「ナヌカビ」と呼び、墓掃除を行なった後,一族全員で墓参りをします。
(墓所は死者と生者の待ち合わせスポットです)
墓石の上に,乾燥昆布を水で戻して,墓石に貼り付け,墓前で松根を炊き,精霊をお迎えし,「オフカシ」という赤飯や青果類,煮物等の供物(お供え物)を供え,そのまま放置し,貧者や野生動物の食べるに任せます。
墓石の上に昆布をかける風習は、古くからある風習で、長い昆布をかけることで、先祖がそれをハシゴ代わりにして、お盆に帰って来るとの説があります。
○「なぜ七日なのか?」というのは「人は死ぬと,七日目に一度家に
帰ってくる」という「七日帰り」という習俗信仰があるからです。
なので、故人が死んで七日目には、自宅の縁側に編み笠姿の三本足の依代人形を作って供えておき、日付が変わる深夜12時に人形を村はずれまでもって行き、置き去りにして、死者は人形とともにを送り返されるのです。
こうした信仰のため,旧暦7月,つまり,月遅れで8月の1日に「地獄の釜の蓋が開くと、七日かけて故郷に帰ってくる」ということになります。
㈡14~16日はお盆の中心で,連日夕方に家族の誰かが墓参りをし,14日以降の夜には「門火(カドヒ)」と称して連日必ず火をたきます。
㈢20日は「ハツカボン」で寺での施餓鬼供養が行われます。
㈣30日の「送り盆」で最後の門火を炊いて死者を送り出し、ようやくお盆は終わります。
⑤お盆行事
月遅れ盆(年中行事)…15日を中心とした13~16日
16日(日)…月遅れ盆送り火(年中行事)
お盆の時期には、全国で様々な伝統行事が開催されますが、各地の風習や宗派によって行事の内容も様々です。
例えば「五山の送り火」「長崎の精霊流し」「青森のねぷた祭り「秋田の竿燈祭り」「春日大社の中元万灯籠」など,その多くが「火祭り」の特色を持つもので,直接的な火祭りではない「盆踊り行事」等でも灯籠,雪洞,花火等の「火」に関するアイテムが使われています。
⑴なぜお盆は火の祭りなのでしょうか?
この仏教思想の中に火を神聖視する信仰(火炎崇拝)があり、そこから火の祭りへとつながっていったと考えられています。
火炎崇拝は世界的には少なく,日本の古くからの竈神(かまどがみ)信仰,ゾロアスター教,ヴェーダ宗教,ヒンドゥー教,密教(仏教?)くらいなものです。
修験道(山岳信仰)でも野外で護摩を行う儀式がありますが、これも密教の影響と考えられています。
仏教には,護摩以外にも「火天」という「火を信仰の対象として,神格化した仏法の守護者」が存在し、特に密教で非常に重要視されています。
現在多くの神社仏閣で営まれている「お焚き上げ」も起源は,密教の護摩焚きに始まっていると考えられています。
火天は,十二天という仏法を守護する12の善神(帝釈天や毘沙門天,火天,水天,風天等の総勢12神の中の一神で,その起源は,古代インドの神話まで遡り,古代インドでは火天と同じ属性を持った火の神がアグニ(赤色の体に炎の衣をまとった姿)で,その役割は,神々を祭場に誘い,供物を祭火で焼いて,天に届けるというものでした。
十二天とは、四方(東西南北),四元素(火水気土)に,天地と日月を意味しています。
⑵では密教の火炎信仰とはどういうものでしょうか?
㈠密教の護摩(ごま)焚きのように,業火によって,煩悩,業,穢れ等を焼き尽くすこと
㈡現世と常世を繋ぐ橋渡しをすること
の2つの意味を内包しています。
㊀「お盆の送り火」はその橋渡しの力で,お盆に現世に帰ってきたご先祖様達(死者の魂)を無事に再びあの世(浄土)へ送り届けようと考えたものです。
「7月15日に常世の蓋が閉まり,門限に遅れて帰り損なったご先祖様を16日の送り火で帰って頂きましょう」という仕組みなのかもしれません。
送り火は,迎え火を行った場所と同じ場所で,おがらを重ねて,再びあの世に帰る際の送り火を焚きますが,大規模なものでは,いずれかが行われる事が多く,両者とも行なうとされることはあまり見当たりません。
㊁送り火の反対語は先祖を迎える「迎え火」です。
御招霊(お〈ご〉しょうれい、お〈ご〉しょうらい)も,日本の盂蘭盆(うらぼん)の年中行事の一つで,お盆に先祖の霊があの世から帰ってくるとされるものを迎える,または,招く迎え火の一つです。
御招霊の地域…北陸(富山県・石川県・福井県:浄土真宗の信者が多いとされる)
類似の行事…にかほ市象潟地域の「盆小屋行事」「来とうね」 ( 2008年3月、国の記録選択無形民俗文化財)
⑶「お盆の送り火」で有名な行事
16日は「盆送り」といい,お盆の間一緒に過ごした祖霊を送り出し,
「盆明け」となり、「送り盆」とも呼ばれます。
家庭の玄関先や庭で行われるものから,地域社会の行事として行われるものまで,様々な規模で行われています。
大規模なものでは大きく分けて,「海の送り」「山の送り火」の2つがあり,仏教が庶民の間に浸透した室町時代以後に年中行事として定着したといわれています。
㈠「海の送り火」としては,お盆の最後の日の夕方,あるいは翌日の朝
に,盆棚の飾り物(灯明、線香等)や供物を盆船に乗せて,川や海に流す「精霊(灯籠とも)流し」が全国的に行われ、「長崎の精霊流し」が有名です。
蓮の葉や里芋の葉に包んで川端や海岸に置いたり、麦藁や板で精霊舟を作ったりします。
㈡「山の送り火」としては、京都の「五山送り火」・奈良の「高円山大文字送り火」等が有名です。
㈠長崎の精霊流し…毎年8月15日に行われ,長崎市を初め,長崎県内各地で行われ,夕暮れ時から始まり,夜遅くまで続きます。
「精霊流し」は、その賑やかな雰囲気から祭りと勘違いする方もいますが,初盆(前年のお盆以降に四十九日の忌明けを迎えた故人が迎える初めてのお盆)行事で,盆前に死去した方の遺族が「精霊船」と呼ばれる船を手作りし,船を曳いて町中を練り歩き,故人を追悼し,故人の霊を極楽浄土に送り出す伝統行事です。
各家庭で作られる精霊船の大きさは様々で,竹や藁,板等が材料と
して使用され,真っ赤なしずく型の「船首(ミヨシ)」と呼ばれる船体の先端部分には、家紋や家名、町名などを大きく記し,精霊船の中には故人の趣味に関する飾りを施します。
火消しのまといのような印灯篭をつきあげて煽る若者を先頭に,そろいの法被で【爆竹】を辻々で鳴らし,鉦(カネ)を鳴らしながら,「チャンコンチャンコン(鎮魂の意)ドーイドイ」と掛け声をかけあいながら,炊き上げの場所まで町を引き回して練り歩きます。
さだまさしの同名の唄でしんみりした行事かのように思っていると,そのドハデさとにぎやかさに意表を突かれ,掛け声や鈴の音とともに爆竹の音が大きく響き、隣の人の声が聞こえなくなる程です。
爆竹が精霊流しで使用される由来には,中国の「彩船流し」の影響で,「爆竹には魔除けの力がある」と考えられており、「精霊船が通る道を清める」意味が込められています。
日本人がもっている他界観,死者の霊や神といった超自然的存は遠い別の世界に住んでいるという考えがあります。
「精霊は山より下りてきて海に帰っていく」と考えられていましたので,
お盆では川や海にお供物を流して,帰してあげるのです。
事故や病など命半ばで亡くなられた方々の名前を灯籠に書いて,亡くなった方を忘れずに,供養を重ねて,思いをめぐらし,魂の安らかなことを願いながら,船を浮かべ,見送ることで、残された者達の生きる勇気となっています。
長崎市や諫早市では、お盆の墓参りでは,それぞれの家の墓前で花火をする風習もあります。
この花火もまた「送り火」のバリエーションの形です。
夏祭りで各所で花火が上がるのもまた、送り火の意味があるのです。
このように、形は様々でも「火で死者を送る」という習わしは、意識的であれ無意識的であれ、日本人の心理の深層に根付いたものなのです。
実は日本では死者を火によって弔うというならわしの起源は古く、縄文時代や弥生時代に既に火葬を行なっていましたし,古墳時代の遺跡の竈塚は、様々な副葬品とともに貴人が焼かれた施設が見つかっています。
文献で登場するのは「続日本紀」の700(文武4)年の僧・道昭の火葬で,「天下の火葬、これよりはじまれり」と記されています。
その後、持統天皇をはじめとして天皇の火葬が行われるなど、主に上流階級の一部で火葬は行われていました。
㈡『京都五山送り火』…毎年8月16日に開催され,「葵祭」「祇園祭」
「時代祭」と並ぶ京都の夏を彩る4大行事の1つで、京都の夏の風物詩を一目見ようと,毎年数多くの方が訪れます。
一般的に「送り火」は、お盆の最終日の「送り盆」に行われ、先祖の霊をあの世へ送り出す意味合いがあります。
京都五山の送り火の中でも,
㊀【如意ヶ嶽(大文字山)】で行われる送り火が最も有名で,その他に
㊁[松ヶ崎西山・東山の「妙法」]㊂[西賀茂船山の「舟形」]
㊃[大北山の「左大文字」]㊄[嵯峨仙翁寺山の「鳥居形」]
が京都五山を成しています。
京都の五山の送り火は例年20時頃から始まり,順番に火を灯(とも)し、約1時間かけて燃え続けます。
【点火時間】は…㊀20時「大文字」㊁20時5分「妙法」
㊂20時10分「船形」㊃20時15分「左大文字」
㊄20時20分「鳥居形」です。
以前は「い」「一」「竹の先に鈴」「蛇」「長刀」等の送り火もありましたが,
明治時代から昭和初期にかけてその数は徐々に減りました。
京都五山の送り火は、地元の方やボランティアの方の力によって
受け継がれてきました。
⑷日本三大盆踊り=立秋行事
お盆の時期に社寺や商店街,公園等で行われる踊りのことです。
起源は諸説ありますが,鎌倉時代の時宗の開祖:一遍上人(いっぺんしょうにん)が広めた念仏踊りだと言われています。
時代が下るにつれて,様々な踊りの要素が加わり,また,お盆の先祖供養とも結びつき,現在のような形になりました。
⑴郡上八幡盆踊り(岐阜県郡上市)…毎年7/9~9/3まで,延べ32夜踊る伝統的な盆踊りとして知られています。
中でも8/13~16の4日間は「徹夜踊り」と呼ばれ,20時に始まり,明け方まで徹夜で夜通し踊り続け,大変盛り上がります。
江戸時代に始まった約420年の伝統を誇る盆踊りで,昔から身分に関係なく誰もが参加できたことから、踊りを見るのではなく,
参加して一緒に楽しむ盆踊りとして人気を集めています。
見学している人より踊っている人が多く、みんなが一緒に楽しく踊っている姿を見ているといつの間にか踊り出してしまいます。
リズムや振り付けが異なる10種類の踊りがあり,踊りの種類が多いため,飽きることなく夜通し踊ることができます。
⑵西馬音内盆踊り(秋田県雄勝郡羽後町西馬音内)…
毎年8/16~18迄3日間,西馬音内本町通りで開催されます。
⑶阿波踊り(徳島県徳島市)…国内最大規模で,踊り子は約10万人が出場すると言われ、最も有名な盆踊り。
徳島が世界に誇る伝統芸能で,毎年8/12~15(4日間)お盆の時期
に開催され,国内外から100万人を超える観光客が訪れるなど,
日本有数のイベントとなっています。
❷他のイベント
①全国高等学校野球選手権大会も立秋頃に開幕を迎えます。
※2020年は中止
②8日(日) 東京オリンピック閉会式(開会式:7月23日)
③よさこい祭り…毎年8月9日~12日の4日間
④11日(水・祝)山の日
➄15日(日)…終戦記念日
➌暑気(しょき)払いをしましょう♪
暑気払いとは,「暑さを打ち払う」ために,身体に溜まった熱気をとり除くことです。
また、暑さや熱そのものに限らず、弱った気(エネルギー)を元に戻して、「元気」になることです。
このように、気力にも関係していますので、ビジネスシーンで暑気払いを用いることが多いようです。
①時期は …特に時期が決まっているわけではありません。
暑さを打ち払うので、夏の暑い時期ならいつでも構いません。
暑い最中だけでなく、夏本番になる前でも用いることができます。
②やり方は?
昔は,酒,薬,食べ物など口にするものの他に,薬湯(枇杷湯,桃湯,
どくだみ湯等),行水,川遊び等で暑気払いをしていたようです。
③暑気払いに効く食べ物は?
日本では、旬の食材が体調を整える効果に着目してきました。
今のように研究が進んでいない時代に,経験と知恵で,身体を維持していたことに驚きます。
⑴麦…冷麦,そうめん,ビール
6~7月に収穫される麦は,夏の体調管理に欠かせないものとされていて,冷麦やそうめんは,夏バテを防ぐ上でも効果的です。
七夕は麦の収穫祝いもかねており,行事食のそうめんを食べる
と無病息災で過ごせるといわれています。
お中元、お盆の供物にそうめんを用いる理由の一つは、暑気払いにも通じるからです。
現代の暑気払いに欠かせないビールは、まさに麦(大麦)で、身体を冷やし,利尿作用で不要なものを身体から出してくれる優れ物です。
⑵瓜類…西瓜(すいか),胡瓜(きゅうり),冬瓜(とうがん),苦瓜(にがうり=ゴーヤ),南瓜(かぼちゃ)
瓜も夏が旬の食べ物で、暑気払いに効く食べ物。
瓜は総じて栄養価が高く,体力が衰える夏場に効果的な上、冬まで保存して,健康維持に役立てることができます。
㈠西瓜や胡瓜は身体の熱を下げ、
利尿作用で,余分な水分を出してくれます。
㈡苦瓜はビタミンCが豊富で、夏バテ防止にもぴったり。
㈢冬瓜は,冬までもつことからその名がつき、古くから暑気払いに効く食べ物として重宝がられていました。
㈣南瓜は栄養豊富で糖質も多いのが特徴で,保存性が高いため,冬至に食べる風習も生まれました。
また、身体のバランスをとるには,冷やすだけではなく、温めることも大事です。
冷たい物ばかりとっていると、胃腸が弱り、夏バテやいろいろな不調につながります。
できれば,常温以上のものを少量ずつゆっくりと、唾液と混ぜながら,飲むようにしましょう♪
冷たい物をとってしまった時は、あとは温かい物を摂るなど、冷たい物ばかりに偏らないようにしてましょう♪
⑶氷…かき氷,氷菓子,氷料理
かき氷は、夏ならではの風物詩です。
清少納言の『枕草子』に出てくるほど歴史は古く、平安貴族が暑気払いに食べていたことがわかります。
今では誰でも簡単に食べられますが、冷蔵庫のなかった時代、夏に氷を口にするには、冬に氷を切り出し、氷室に蓄えておかないといけませんでした。
6月1日(2020年7月21日)を氷室(氷)の節供といい、氷を献上していたほど貴重なものでしたから、氷で暑気払いをするなんて,庶民には夢の話でした。
庶民には手の届かない氷に見立てて作られたのが「水無月」という和菓子で,三角形の葛の上に邪気払いの小豆をのせ、6月30日(2020年8月18日)の夏越しの祓の行事食にもなりました。
いずれも旧暦の6月ですから、今の暦では7月~8月の暑い最中です。
⑷冷えた甘酒
甘酒というと,冬をイメージしますが,実は「夏の季語」で,江戸時代には、甘酒売りが天秤棒をかついで売り歩き、暑気払いに飲む習慣がありました。
井戸水で冷やした甘酒は、とても人気だったそうです。
冬は熱くして飲みますが、夏は冷やしたものが好まれ、生姜汁を入れる場合もあります。
甘酒は必須アミノ酸やビタミン,ブドウ糖やオリゴ糖等をたっぷり含み,「飲む点滴」ともいわれる栄養ドリンクです。
米を発酵させて作るノンアルコールの発酵食品なので、腸内環境を整える働きもあると言われています。
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◎[24節気:立秋…8/7(土)~8/22(日)…の過ごし方]
❶8/7(日)[24節気:立秋~8/22]1日1度宇宙を楽しく進もう♪
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❷行事&イベント[24節気:立秋8/7~22)]1日1度宇宙を楽しく進もう♪
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12616231810.html
➌旬のもの[24節気:立秋8/7~22]1日1度宇宙を楽しく進もう♪
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12616261337.html
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『成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。』が
2017年12月13日(ひふみの日)に,
【徳間書店】から出版されました。
店主の平井は1961年12月30日生まれですが,生年月日の数字を入れ替えると,01112369(いいひふみロッカー)になります。
なので,平井はひふみ祝詞の申し子なのです。
一二三(ひふみ)とは…[限りなき神の弥栄]であるぞ、
一(ひ)は始めなき始[ミクロ(極小)]であるぞ、
ケは終りなき終り[マイクロ(極大)]であるぞ、
[神の能(はたらき)]が一二三であるぞ、
始なく終なく弥栄の中今(なかいま)ぞ。
一二三は[神の息吹]であるぞ,一二三唱えよ,
神人共に一二三唱へて岩戸開けるのざぞ
始め一二三あり,一二三は神ぞ,一二三は道ぞ,
一二三は祓ひ清めぞ, 祓ひ清めとは弥栄ぞ,神の息ぞ
本当のひふみ祝詞を宣りましょう♪
悪や学にだまされて肝心の祝詞まで骨抜きにしてゐるでないか,
これでは世界はきよまらんぞ。
祝詞はよむものではないぞ、神前で読めばそれでよいと思うてゐるが,それ丈では何にもならんぞ。
「ひふみ祝詞」についての詳しい説明は
下記ブログを是非ご覧下さい!
↓【1】(ひふみ祝詞➀)最強の浄化祝詞:ひふみ祝詞をマスターし,1日3回唱えよう♪
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