★1/14～2/4水瓶座&山羊座で水星逆行！過去を振り返り,見直し,成長しましょう♪

☆1月14日(金)6時42分,コミュニケーションを司る星:水星が逆行を開始し,2月4日まで逆行します。

逆行中の約3週間,水星に関わる事(言語,対人コミュニケーション,交渉事,対人問題,仕事の処理能力,思考,言語,インターネット,通信,交通,移動,流通等)に支障が出て,遅延,遅滞しやすいと言われています。

また,この逆行期間は…

⑴人々のコミュニケーション運に調整が入りますので,誤解やすれ違いが起こりがちで,勘違いも多いので,重要な約束や契約等は避けましょう♪

⑵新しい時代の波をキャッチして,心と身体を調整していくことになりますので,目標と計画を,新しい時代に合わせて,柔軟に変化していく必要が出てくるかもしれません。

※逆行とは,その星が司る運命を調整するもので,いわば「運命のストレッチ」です。
普段使わない方向へと筋肉や関節を伸ばすかのように,運命の可動域を本来の状態に戻していきますので,逆行中は,「自分の運命がみるみるうちに調整されていく」というポジティブなイメージを持つことが重要です。

㈢下記を心掛けましょう♪

・言葉足らずにならないように注意しましょう♪

・誤解を招かないように,明確に伝えましょう♪

・メールの送信先を複数回チェックして,誤送信しないように注意しましょう♪

➊【過去の水星逆行】

㈠2019,2020年は始まるサインのほとんどが水の星座（魚座,蟹座,蠍座）で逆行しました。

水エレメントでの逆行は、感情面の深掘りや心理的な内省へと向かう傾向にあり、自らの心の奥や本音を探るのに適した時期だったでしょう。

㈡2021年は,3回ともすべて(逆行になる日も、終わる日も)風のサインでのみで起こりました。

知性や情報を強みとする風サインでの逆行が意味することは,水のエレメントの時のように,感情的で心理面を深掘りしていくような内省生活を送るのではなく,より知的な方向(客観的な分析や知性)へとシフトして,自らの状況,周囲の状況をしっかり振り返るのに適した時期でした。

➋【2022年の水星逆行期間】

水星は通常,1年で3回,約3週間ずつ逆行しますが,規則的な周期なので,水星逆行は毎年ほぼ同じエレメントで起こるのが特徴です。
しかし,2022年は少々イレギュラーで,風のエレメントで逆行が始まり,地のエレメントで終わるという流れになっています。
2021年の逆行テーマの「コミュニケーション,情報,テクノロジーの取扱い」が2022年も持ち越され,さらに地のエレメントが司る｢経済観念,実際性,社会性｣に注意する必要が出てきそうです。

①1/14～2/4…水瓶座[風]⇒1/26以降は山羊座[地]

水瓶座での逆行期は…「テクノロジー,データ」に関する問題が起こりやすくなりますので,スマホやPCが突然故障したり,データを紛失してしまったり,リモートでのやりとりがうまくいかなくなったりする可能性があります。
山羊座での逆行期は,「職場や仕事」にまつわるトラブルに注意が必要な時期なので,「ホウレンソウ（報告･連絡･相談）」をおざなりにしないようにしましょう♪
大切なことはメモを取りましょう♪
②5/10～6/3…双子座[風]⇒5/23以降は牡牛座[地]
③9/10～10/2…天秤座[風]⇒9/23以降は乙女座[地]
④12/29～2023/01/18…山羊座[地]

今年の水星逆行は少し特別です。

❸今回の逆行について

水星が一つの星座に滞在するのは,通常約3週間ですが,今回は下記のように,水瓶座と山羊座を行ったり来たりしますので,その約3倍もの時間を過ごすことになります。

※水星水瓶座期…1/2〜26,2/15～3/10

　　水星山羊座期…1/26〜2/15

これは過去にやり残したコミュニケーションをやり直す暗示でもありますので,その分,深いコミュニケーションのドラマを私達にもたらすでしょう。

1/2～3/10の五つの期間のコミュニケーションドラマ
①1/2〜14…水星が順行して,水瓶座に滞在する期間…新たな形のコミュニケーションが生まれます。
②1/14〜26…水星が水瓶座で逆行する期間…コミュニケーションの調整(運命の整体)が行われます。
③1/26〜2/4…水星が逆行して,山羊座に戻る期間…2021年に行うべきだったコミュニケーションの課題に出会います。
④2/4〜15…逆行を終えた水星が改めて山羊座で順行する期間…出会うべきだったコミュニケーションと改めて出会い直します。
➄2/15〜3/10…水星が順行して,再び水瓶座に滞在する期間…後戻りを経て,①の新たなコミュニケーションがしっかりと形作られます。
【1】【水星逆行とは？】
➀逆行とは、見かけ上、惑星が本来の進行方向ではなく、普段と逆向きに動いているように見える現象で、「逆向きに動いているように見える」だけで、実際に,物理的に逆行しているわけではありません。
占星術で使う10惑星のうち、太陽と月以外の8つの星（水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星）は、すべて「逆行」し、太陽と月は常に順行です。
⑴［水星］は太陽系の最も内側を周回していますが、月（約29日）の次に公転速度が速い（約88日）ため、
㈠一番多く逆行する惑星です。
・約3～4か月に1度の間隔で、約22日間ほど逆行します。
㈡個人レベルで、月の次に影響を受け、表面化し（＝感じ）やすい惑星です。
⑵逆行時期の中でも、逆行開始日と逆行終了日は星の力が留まっていて、濃い状態なので、逆行の影響が出やすい日だと言われています。

水星は知性・情報・コミュニケーションを司りますので、
㈠水星逆行中の時期には、コミュニケーション（情報伝達）の行き違いや交通機関や通信機器やインターネットの混乱が増え、

クレームも頻発しやすいと言われています。なので、逆行期間を考慮して、先に計画や予定を立てることで、トラブルを最低限、避けることができます。
㈡また、逆行期間に物事を決定したり、開始したとしても、順行に転じるとスムーズに進まないことが多い事を、私達は体感的に経験として知っています。

㈢「過去を振り返る」「過去に戻って、やり残したタスクを終わらせる」などの意味合いが強調される方は多いでしょう。
➁［水星Mercury］とは？…パーソナルプラネット(個人的天体）
水星逆行が話題になりやすいのは、水星が司るテーマ（「移動」「情報」「コミュニケーション」「言葉」「文字」「商売」「処理能力」「知性」）が現代人の生活に影響を与えやすい性質をもっているからです。
思考,学習,コミュニケーションを意味し,知性の方向性や性質を司る星で,一般的にはコミュニケーション能力やそのパターン等です。
話し方や喋り方、考え方、調べ方、勉強の仕方など、知的な部分は全て水星が担当しています。
水星は神経ですから、反射的な言動等にも関係しますので、とっさの判断や返事の仕方等に水星の特性は良く表れます。
また「どうやって物事を理解するか？」ということ等も含まれます。
⑴[意味]…コミュニケーション,ネットワーク,情報収集と伝達能力。好奇心。ニュートラル。交渉,協定,契約,外交手腕。友情。出荷,輸送,貿易,商業,商才。交通,旅。思考力,分析力,読解力,学習,知性,知識,知力,勤勉,言語や文章,原稿,編集,研究,レポート。見る-聞く-話す-読む等の五感才能。精神活動。遺書,売却,購入。
⑵[支配されるサイン]…「双子座」「乙女座」、〈数〉「5」、〈色〉「水色・淡青色・ライトグレー・メタリック色などキラキラと光る色」、〈水曜日〉、〈年齢〉7～15歳、〈人体〉神経・声帯・口・耳・目・言語機能、聴覚機能
⑶逆行期間中は、物事のタイミングが悪くなり、すれ違いや言い間違い、誤解が起きやすく、また、通信機器トラブルや交通機関も乱れやすいとされています。
⑷水星逆行時は、【第6チャクラ】の機能更新。【脳下垂体】の機能が停滞し、逆行明けにバージョンアップします。

➂今回の逆行は【水瓶座】で起こります。

⑴水瓶座の水星の特徴は、下記の通りです。

・客観的で科学的な思考をする

・一歩進んだ新奇な発想力を持つ

・自分の考えを貫き通す

・横の繋がりを大切にする仲間意識を持ったコミュニケーションを大切にする

⑵水瓶座の水星逆行中は下記ような影響が出やすくなるでしょう。

○相互理解のための粘り強いコミュニケーションが求められる

・属しているグループ内での行き違いなどに注意を払いましょう♪
（特にクールすぎる対応をしてしまうと,ミスコミュニケーションが起きやすい）

○自由で対等なコミュニティを実現するための振り返りや見直し

・他者を尊重はしても,自分よりは優先させすぎないようにしましょう♪

○インターネット関係でのトラブル。

・通信機器の補助を持ちましょう♪

・パソコンやスマホの故障…バックアップは忘れずにしましょう♪

・ネットショッピングやネットの予約は確認しましょう♪

・オンライン会議等での失敗やトラブルに注意しましょう♪

○特にデジタル関係の情報やデータ関連の環境を整え直すのにお奨め時期。

○「当たり前」「常識」としてきた過去の慣習に則ったやり取りが通用しづらくなる

・これまでのライフスタイル・行動様式をロジカルに見直す

・差別や不平等を生んでいた環境・組織にメスが入る

○環境問題などの地球規模の問題に向き合う
・サスティナブル（持続可能な）な取組みに関して
上記の見直しやわかっていたけど,放置していた事、起きている問題の解決に向けて,具体的な行動を求められる方もいらっしゃるでしょう。
⑶逆行中に水星がうまく生かされないと…

・感情を排して,理論で物事を進めようとして,冷たく人間味に欠ける印象を与えてしまう

・一度持った考えに固執し,柔軟に変えることができないこともあるので,エキセントリックで頑固になりすぎる傾向がある

上記に気をつけ,独自のアイデアを発展させることに意識を向けましょう♪

⑷この期間にしたら良い事

インターネットやコミュニティ等に関することについて,

未来よりも、過去に考えたことを再び意識を向けましょう♪

・これまで(過去)を振り返り,見直し,立て直しましょう♪

・ずっと気になっていたことをこの機会に見直してみましょう♪

・これまで上手くいかなかったことに,もう１度取り組んで(チャレンジして)みましょう♪

それによって、順行に転じた時に、スムーズに進めたり、今まで以上に発展させることができるでしょう。

⑸この期間に注意したら良い事
⑴自分の発言や行動により身の回りや人間関係にあらゆる混乱が生じてくる時期でもあるので注意しましょう♪

・メールや会話などのコミュニケーションは誤解のないように注意を払いましょう♪
⑵いつもよりもスピードがのんびりした感じになりますので、焦らずにゆったりとした気持ちで構えていきましょう♪

【2】［水星逆行中に起こりやすいこと］
➀中止・延期・遅延が増える
・情報・交通・通信機器が混乱する…交通機関の遅延等
　移動時には突然の障害等に備え、代替策や迂回を常に考えておいたり、早めの出発をしましょう♪
・通信機器・交通機関の故障しやすくなる⇒IT機器の管理や手続き等には特に注意しましょう♪
・仕事や計画の遅延
・計画が前に進まない
・荷物の運搬や運輸も問題が出たり,宛先不明となる可能性がある
➁コミュニケーション不足に陥る
・勘違い・誤解・行き違いが多くなる
・自分よがりな発言をされる
・社内決裁に時間がかかる
・誤った考え方や馬鹿げた考え方をされる
・ネガティブな考え方をする、される
・大事な会話やメッセージは相手に届かないか、遅延して届くケースもある
➂やり直しや手直しを迫られる機会が増える
・昔の思い出が蘇ってきて、過去の整理をさせられる
・過去に書いたり、締結した何かが問題になって再燃する可能性がある
④（「反省」ではなく）見直し・振り返り・点検・修理・復習・再確認・再認識
※決して［悪いことが起きる怖い低迷期］というわけではなく、下記のような「想定外の嬉しいこと」もある時期です！
⑤再燃・再浮上・再会・復縁・復活
・旧友や昔の恋人など、疎遠だった過去につきあいがあった人から連絡が来たり、再会したりする
・忘れ物や紛失物が戻って来る
・忘れていたことを思い出す
・ずっとネガティブな状態だったのに、元に戻る

【3】水星逆行中に気をつけること

①特に逆行始めは流れが変わるので…

⑴思考がまとまりづらく,判断力も低下しやすくなり,まとまりのない文章や話になりがちなので,仕事では気をつけましょう♪,

・仕事では目的や要点、論点を明確にして話を進めることが大切です。

⑵自律神経系に影響を与えますので,体調も気分がすぐれず,モヤモヤする感じがある方もいるかもしれません。

これは、身体が「ずっと溜め込んできた疲れを清算する時だ」とメッセージを送ってくれているのでしょう。

ペースをゆっくりにして、身体を休めましょう♪

②それぞれが自分に意識が向くため,コミュニケーションのすれ違いが起こってしまいますので,全体的な視点を忘れないよう注意しましょう♪

・水星は個人の領域に影響を与えますので,個人的に思考することや分析することに意識が向いていますので、そもそも何のために考えているのか等、大きな視点を見失いがちになります。

③通信関係では、パソコンが故障したり、メール等の不着等通信の遅滞等があるかもしれませんので,バックアップをとっておく等,余裕を持って備えておきましょう♪,

【4】［水星逆行中にすると良いこと］
水星逆行は「立ち止まって振り返ってみたらどう？」という星からのリマインダー(思い出させる)だと思ってみましょう♪

独りで過ごす時間を少しでも持ちましょう♪

①逆行中は気持ちが過去や内面に向かいやすくなり,キチンと向き合うことが出来るチャンスの時で,これから進んでいくために,準備する期間です。

⑴過去と再会し,振り返り,見直すことで,過去にも現在にも変化を起こすことができます。
㈠その際には,過去の自分の思考のパターンや行動のパターンを思い出し,そこから「どう変わりたいのか？」を考え,その過去に新しい意味づけをし,リ・クリエイションしていくことで,自分がこれまで作り上げてきた古いパターンから脱却することができます。

㈡そうすることで、今現在に変化を起こすことができるのです。
⑵逆行中に、可能な限り古いパターンの考え方や執着をどんどん手放していって、順行期をすっきりとしたコンディションで迎える準備をしてきましょう♪
その際には、書いたものがすぐ目の中に文字として飛び込んできて、読めますので、[紙]に書きましょう♪

この「読む」作業が、逆行中の流れと相性が良いのです。
②たくさんの［手放し］と自身の［内面の整理］をし、次に向かう下準備、再確認、再検討、再計画、再訪問、再会、整頓・修理等をして、ゆっくり整えながら過ごしてみましょう♪

⑴過去に書いた文章やブログを見直し,書き足しましょう♪

・過去に書いた新月（満月）の願い事を見直し,書き足しましょう♪

・過去の自分の思考のパターンや行動のパターンを思い出し、そこからどう変わりたいのかを考えましょう♪
・過去に読んだ本を再読し、自分の価値観や理解度を再度度知りましょう♪

・読書を通して,自分が著者のどのような価値観に共感し,反発するのかを感じ,自分の価値観をいま一度知りましょう♪
・学習中のものの【復習】をしましょう♪

・順行の時にインプットした情報(データ)を整理しましょう♪
・昔のアルバムを見てみましょう♪

・忘れ去っていたものを思い出しましょう♪
⑵ふと思いついた昔の友達や同僚に連絡して(手紙を書いて)みましょう♪
・疎遠になっていた親戚に連絡してみましょう♪
・昔よく行っていた場所、お店に行ってみましょう♪
⑶パソコンやタブレット,通信機器のデータバックアップ,修理,点検,メンテナンスをしましょう♪

・部屋の掃除、断捨離、使っていないものは処分しましょう♪
⑷ビジネスプランを見直し,再検討しましょう♪

・うまくいっていない計画を見直して,リベンジしましょう♪
・やり方や発信の仕方を変えてみましょう♪

・いつもより積極的に言語化しましょう♪
・やろうとしたけど、後回しにしてきたことをしましょう♪
・急ぎすぎて見落としていたことを、丁寧にやり直しましょう♪
⑸各種契約の見直しをしましょう♪

・保険、スマホ、ジム等各種契約プランの見直しをしましょう♪
・資産ポートフォリオの見直しましょう♪

（大胆な投資はこの時期は避けましょう♪）
⑹予定通りに物事が進みにくいので、この期間は、何事も辛抱強く我慢し、慎重に行なうように心がけましょう♪
・重要な伝言事項は口頭だけで済ませず,紙にも書いて伝えましょう♪

・メールは送信前にダブルチェックしましょう♪

・「忘れ物はなかったかな？」と振り返り,確認しましょう♪
⑺深呼吸、腹式呼吸を心がけましょう♪

・忙しくて感じきれなかった感情と向き合い,整えましょう♪

【5】［水星逆行中、控えた方がいいこと］
※【水星逆行】は「移動・運行」状況や「流通」「執筆」「契約・捺印」等々,社会の広範囲に渡って影響します。
・予定を詰め込むこと⇒余裕をもったスケジュールで過ごす
・ギリギリの行動をすること
・即決、即断をすること
・なんでも人に話すこと

・誤解が生じやすい以心伝心を前提とした日本的コミュニケーション

（キチンと具体的に伝えるのが◎。）
・すごい大切なものを郵送すること
・高額商品を買うこと
・新規契約（締結・意思決定）をすること⇒契約する際は、厳密な確認をしましょう♪　※逆行前に既に決まった契約の実施はOK
・資産運用や投資を始めること
・旅行をすること
・引っ越しをすること
※新しく「契約締結」「移動手段」「通信会話手段」等でお金を使う事を考えているのなら、逆行が始まる前がお勧めです。手元に届くまでに時間がかかりすぎてしまい、「逆行期間中に届く」というタイプのものも、できれば避ける方が賢明です。
※神経質になりすぎるのは逆効果なので、いつもより気持ち控え目に過ごすことを心がける程度にしましょう♪
【6】宇宙の流れに乗って生きていきましょう♪
何千年もの間、受け継がれてきた占星術では、主に【太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星】の【10惑星】を扱います。（冥王星は、2007年から準惑星）
また、私達が生まれてくる時、上記の10惑星の配置を利用して、私達に様々な特質を与えられました。
私達各自の惑星から頂いた生まれもった特質を生かして、10惑星のエネルギーを受けながら、地球上の人生を生きています。
私達が天道に沿って生きていく方法を教えてくれるのが、【惑星の動き】です。
レーガン元米大統領などの有名な政治家や経営者などが、「惑星の逆行」や「ボイドタイム」を考慮して、計画を立てていた話は有名な話です。
また、優れた政治家、経営者、芸術家ほど、【惑星の動き】等の【宇宙】を意識して、現実を生きています。
なので、宇宙を意識して能動的に惑星を使いこなすこと、利用することは、創造主としての私達にとって、非常に重要なことです。
12星座と並行して、10惑星の持つテーマを意識し、人生の波に乗り、宇宙（＝天道）に沿って生きていていきましょう♪

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もとにかえる🐸【図書館カフェHabi∞Road】

↑空海が唐から持ち帰った曼陀羅

仏教の中で,最も有名なお経が「般若心経（はんにゃしんぎょう）」です。
『般若心経』は略称で,「正式名は般若波羅蜜多心経」で,「深い智慧によって悟りに至るための重要な教え」です。
･「般若」…事物や道理を見抜く深い智慧を意味する語（paññā、パンニャー）の音写。
･「波羅蜜(多)」…悟り・彼岸に至るための行為を意味する語（Pāramitā、パーラミター）の音写。
･「心経」が重要な教え(経)を意味する。
「般若心経」は,1～2世紀に古代インドで生まれ,原典のサンスクリット語を漢字に翻訳したのが中国の高僧:玄奘三蔵で,「般若心経」は、旅の途中で出会ったインド僧から贈られたものだと云われています。
彼は13才で出家し,仏教をより深く学ぶため,28才で長安を出発し,往路17年かけ帰国し,63才で生涯を閉じました。
彼は、色白で美男子,人格高潔にして知恵に長け、不撓不屈の精神の持主であったと記されています。

玄奘三蔵⇒⇒⇒第7祖:恵果⇒第8祖:空海

青龍寺の恵果和尚は正統の真言密教を継がれた第七祖で,唐では右に並ぶ者のない名僧でした。

長安の都に入り留学生活を始めた空海は,延暦24(805)年5月に恵果和尚と対面を果たし,空海の人となりを初対面で感じた恵果和尚は「私はあなたが来ることを知っていて,ずっと待っていました。密教の奥義をあなたに伝えましょう」と告げ,他の弟子達を抑えて,異国の地からやってきた空海を自分の後継者とし,6月に早くも胎蔵界の灌頂を受け,7月に金剛界の灌頂,8月に異例の早さで伝法阿闍梨の灌頂を受け,大日如来を意味する「遍照金剛（へんじょうこんごう）」名を与えられて,真言密教の第八代の伝法者の地位についたのです。

※「灌頂」とは…頭に水を注ぎ,仏の位（くらい）に達したことを証明する儀式のことで,,法を正式に伝える儀式のことです。

恵果和尚は空海に持ち帰らせる為に,弟子達に曼荼羅を描かせたり,密教経典を写させたり,法具を用意する等,付法(師が弟子に教法を授けること)を進めていましたが,空海への付法が全て終わった後,12月に息を引き取りました。
空海が恵果和尚と出会ってわずか6ヶ月のことでした。

空海は恵果和尚の葬儀の喪主をつとめました。
｢私が持っているものをすべて授けた。だから早く日本に帰り,この教えを持って,天皇に仕えて,国の平安と人々の幸福を祈りなさい」という師の遺戒に基づき,本来は20年という長期の留学予定を大幅に切り上げて長安を後にすることとなります。
空海は,密教のみでなく様々な分野の経典や書籍の収集,土木技術や薬学などの学びを経て,大同元(806)年10月(33歳の時)に帰国の途に就きました。