【1】10月29日(金)5時5分…獅子座5度36分で,
下弦の月を迎えます。5-5-5で36(ミロク)です。
➊下弦の月とは？
①下弦は月と太陽がスクエア
⑴☽月は私達の感情や心の動き(≒潜在意識)とリンクし,
⑵☀太陽は目的意識（＝向かいたい方向性≒顕在意識）
を示します。
月が司る私達の潜在意識や感情が,太陽によって現実的な行動を促される配置です。
⑴月無意識)が見ている方向と⑵太陽(意識)が見ている方向が相容れぬ位置(スクエア〈90度〉)にあり,⑴月(と⑵太陽が葛藤や緊張を感じるアスペクトを形成しますので,迷いや葛藤・障害が生まれやすい時です。
②10/29の下弦は獅子座の月と蠍座の太陽がスクエア
下弦の月では獅子座の月に蠍座の太陽が90度(スクエア)で,緊張感を与えています。
共に不動宮の星座で起こる下弦の月です。
共に,季節の盛りを司り,「自己の存在」を貫き通す不動宮の星座なので,あらゆる物事のピークを維持するような力に満ちています。
⑴【☽月】…｢無意識｣｢感情｣｢過去｣｢幼少期｣｢母｣
㈠「獅子座(火・不動・陽)5度36分…「自己主張」「自己表現」｢自己主張力｣「創造性」「エゴ」等を司る王様のサインです。
獅子座は,太陽のエネルギーに支配され,意識的に個を形作り,自己のリソースを表現し,自分の居場所で堂々と光り輝いています。
獅子座のキーワードは…「プライド」「創造性」「勇気」「バイタリティ」「生命力」「独善主義」「公明正大」「偽りのない自分」等です。
㈡[第10ハウス]…『社会と達成(仕事、職業)の室』…｢外界・社会・会社｣｢社会的立場・上司｣｢職業・仕事・キャリア・天職｣｢目標・成功・成果｣｢名誉｣｢父親｣
㈢[サビアンシンボル獅子座6度]…「時代遅れの女と最先端の少女」…周囲に目を配ることを表します。
獅子座1～5度までは、自分の思うがまま行動してきましたが,獅子座6度では,今まで気にしてこなかった周囲を意識し始め,自分と周囲との間にギャップがあることに初めて気づく時です。
自信を失いそうになることもありますが,周囲を見ることで自分の取り組むべきことや目標も明確になります。
⑵【☀太陽】…｢目的意識｣｢方向性｣
㈠［蠍座](水・不動・陰)5度37分…「死と再生」「復活と再生」「大いなる変容」「生と死」「性」といったとても深くディープなテーマを司るサインです。
｢生と死の間｣｢始まりと終わりの間｣｢現世と幽世の間｣…これらはどれも間にある境界線を越えて,行きつ,戻りつしながら,新たな始まりに向けて大きく生まれ変わり『変容』する様(全体の様子がすっかり変わること)を表しています。
㈡[第1ハウス]…『自我と生命力の室』…｢自分自身｣｢外見｣｢身体｣｢キャラクター｣｢スタート｣｢勢い｣｢自分の意思で動くこと｣『の室』
㈢[サビアンシンボル蠍座6度]…「ゴールドラッシュ」…手に入れたいものへの野望を表しています。
蠍座5度で自分の意志だけでは進んでいけない現実もあるのだと気づきましたが,蠍座6度では,思い通りにいかなかった現実を打破しようと強い野心を抱く時です。
叶えたい夢や目標、手に入れたいものを見つけると,トコトン追いかけて確実に手に入れるのですが,野心でいっぱいになり,冷静さを失いがちですが,この強い野心は自分の人生を切り開くために必要な大きな力となるでしょう。
＊サビアンとは,女性詩人:エリス・フィラーのチャネリングをもとに,1925年にアメリカの占星術家:マーク・エドモンド・ジョーンズが体系化した360度の星座の度数毎のイメージシンボル体系のことで、1度ごとに意味があたえられていて、プラス１度して読みます。
③これまでの事を振り返り,見直しつつ、これからの新しいサイクル(11/5蠍座新月)に向けて,要らないものを削ぎ落としたり,必要なものを拾い集めたりと,徹底的な準備と調整に励み,態勢を整える調整の時期です。
④いる今現在,私達がやるべきことは,この新しい時代に順応し,生きて行くための改善作業を万全に整えておくことです。
この獅子座下弦の月の1週間後(11/5)の決定的な変容をもたらす【蠍座の新月】をお迎えします。
それまでに,気持ちも,身の回りの状況も,キッチリ確認して,整えておかないと,蠍座新月の強烈なエネルギーにただ圧倒されて,終わりになってしまいます。
どんな激しい変化の流れがやってきても、揺らがない「自分の芯」を持っておくことが重要です。
なので,獅子座の下弦の月では、「自己の中心＝自分の軸」をしっかり確かめて,揺るぎないものにしておきましょう♪
➋獅子座の下弦の月の時の宇宙は？
①29日(金)…
⑴この下弦の月は,太陽(蠍座)と月(獅子座)に対して,水瓶座の水瓶座の義務と制限の星:土星と牡牛座の天王星が厳しい角度で関わりますので,｢年内にやることをしっかりやらなくてはならない！それで、どうする？｣と自分に問うような星の配置になっています。
2021年は、この土星と天王星の緊張関係(90度)が一つの大きなアスペクトでしたが、これまでの自分を越えて行くための新常識が求められて来たのかもしれません。
この下弦の月では、今年の経験を是非活かして,次の新月で新しい自分らしい手段をとるための調整をしていきましょう♪
⑵月は水瓶座の土星と対峙(180度)しますので,目の前の現実と向き合わないといけない状況ですが,それが自分自身のモチベーションにつながることもありますし,逆に,落ち込むキッカケになるかもしれませんし,捉え方は自分次第です。
壁に当たったとしても,現実を受け入れて,ガンガン登っていきましょう♪
そうすれば,どんなにゆっくりでも確実に乗り越えることができます。
②30日(土)…火星が天秤座→蠍座へ移動します。
火星は冥王星が発見される以前の蠍座のルーラー(支配星)で,蠍座のホームグラウンドになりますので、ここから12月中旬まで,集中力とエネルギーを高めて,目標を達成していくことになるでしょう。
また,この火星が,下弦の月の期間,不要なもの(古くなった習慣や思いこみ)を排除するを捨て去るのに役立つでしょう。
「今の自分の成長を妨げている無駄な部分は何でしょうか？」
そして,それを捨て去り,自分の目的を成し遂げましょう♪
❸【獅子座の下弦の月でしたら良い事】
①理想的な(キラキラ輝き,かっこいい)自分を形成する為に,自分らしさにより磨きをかけ,整える日にしていきましょう♪
・「私らしさ」「私の魅力・能力」について考えてみましょう♪
・自分らしいやり方を見つけましょう♪
・自分が思う自分の魅力(外見・内面・性格・スキル等)を10個書き出してみましょう♪
・自分が好きなこと（物）を確かめてみましょう♪
・自分の魅力を引き出すコーディネートを考えてみましょう♪
②自分の立ち位置を自分で決められるように,自分の考え方や物事の捉え方を意識して,修正してみましょう♪
⑴自己表現や自分らしく生きることにおいて,何かブレーキになっているようなことがあれば,それを乗り越えるために必要ないものを考えてみましょう♪
・「どうしたら,好きなことを純粋に楽しむことができるのか？」考えてみましょう♪
・創造的な日々を送るための計画を見直しましょう♪
・太陽は、意識の変容を司る蠍座にありますので,「自分らしく人生を表現したい」という無意識からの望み,自分らしさを求める本能から深い変容への道筋に入っていくことになるでしょう。
⑵自分自身の存在について,改めて振り返ってみましょう♪
・今,歩んでいる道は,本当に望んでいるものなのか？
・周りの人に遠慮したり,期待に応えようと無理をしている部分はないか？
㈢絶対に揺らがない自分の軸を確認しましょう♪
・誰かの価値観や物差しで測られる生き方は,手放しましょう♪
⑶獅子座の月の時期はみんなジャイアン化(過剰な自信と自己アピール)すべき時期です。
⑷生活習慣等でけじめをつけ,終わらせたい習慣等がある人は,新月までの間に思い切って,はっきり決着をつけ,終了させましょう♪
⑸とにかく楽しいことを思いっきりやりましょう♪
☆思いっきり笑いましょう♪
・楽しかった記憶を振り返ってみましょう♪
⑹背筋を鍛えて,背中をピンと伸ばしましょう♪
・背中をマッサージしてもらいましょう♪
この獅子座の下弦の月は,過去を振り返り,必要なものを拾い集めながら,最高に素敵な自分を演出していきましょう♪
【2】下弦の月とは？
❶「下弦の半月」とは…
月は, 新月→上弦の月→満月→下弦の月の順に満ち欠けしています。
満月から新月に向かって,どんどん欠けていく折り返し地点の半月です。
・新月から数えて22～24日目頃（23日前後）の月。
月が新月に向けて更に欠けていくタイミング。
・太陽と月の角度が90度になる時です。
・月の明るいサイドと闇のサイドが混合した状態です。
右側が欠けています。
・左側に張り出した形をしていて,［弓の部分の曲線が上を向き］,
［ピンと張った直線の弦が下向き］にあり,「下の弓張」（しものゆみはり）ともいいます。
・［下弦の半月］は…真夜中（0時前後）に東の空から昇り始めて,明け方に南中し,南天高くかかり（白い半月が見え）,昼の12時頃に西へ沈んでいきます。
・深夜過ぎや未明に見える月です。
・東から昇る時,真っ直ぐになった弦の方を西向きにして昇り,そのまま日没の時に真っ直ぐになっている方から沈んでいきます。
※日常生活の中で,「いつ,どこで,どんな状態の月を見つけることができるか？」を意識することは,［最も価値ある月の魔法］です。
毎日姿を変える月を楽しむことは,日々の暮らしをより豊かにすることができます。
※［上弦の半月］は…新月～満月にかけての半月で,昼頃,東からゆっくりと昇り,午後～夕方にかけて,東南の方角で見ることが出来ます。夕方日が暮れた頃に,空を見上げた時に見えます。
その後、深夜に西に沈みます。
・東から昇る時,丸みを帯びた方を西向きにして昇り,そのまま日没の時に丸みを帯びた側から沈んでいきます。
❷「下弦の半月」はどういう時期は？
○「下弦の半月（ラスト・クォーター）」…（月齢21.4～22.8日）…「整理」「清算」「浄化」
満ちたものが欠けていくイメージからも分かるように,新月から貯め込んできた不要なもの（本来の自分にとって余計な荷物：お金・もの・目標・人間関係等）を徐々に外に出し,整理・整頓していく時期となります。
何事もスペース,つまり,余裕がなければ,新しいものは入ってきません。
・この時期は「新しいサイクル（新月）にむけて,過去を手放し,反省するフェーズ」とされ、過去を振り返り,自分に何が必要か不要かを考えるといい時期です。
［下弦の半月］は余分なものを排除する手助けをしてくれます。
➀下弦の月は手放す時期,別れの時期,捨て去る時期,浄化の時期で,特に心身・部屋・もの・お金・目標・人間関係等のデトックス・浄化＆整理…を行うのが良いとされています。
下弦期の月は不要なものを減らし,核を絞り込んでいくパワーに満ちていますので,いろいろな「手放し」をして,新月に向けて,とにかくシンプルに過ごしましょう♪
❸［下弦の半月～新月の期間］は…新しい始まり（サイクル）の新月【＝リフレッシュしていくフェーズ,種まき】に向けて,,内省し,今の自分にとって不要になったものをドンドン断捨離し,手放していくデトックス(＝削ぎ落と)したり、必要なものを拾い集めたりとしながら,徹底的な準備と調整を行う「改善(修正)作業」の期間(＝フェーズ,段階。太陽と月の1/4毎のサイクル）です。
つまり,下弦の月がさらに欠けていき,新月になるまでの約1週間は
新しいことを始めるのではなく,これまでのこと(満月の時期に出た結果,今の現状)をじっくり振り返り,見直し,改善する時期です。
していくタイミングです。
これまでの反省を踏まえて,自分に必要なもの,不要なものをとことん整理整頓して,状況をより良い方向に整えていきましょう♪
(新しいことを始めるのは、１週間後にやってくる新月から)
この期間は,心身ともに“欲”が鎮まる時期で,パワフルさには欠ける時期なので,無理な行動は禁物で,穏やかに過ごしましょう♪
・「排泄」や「解毒」（デトックス）の作用が高まる時期で,新月に近づき,月が欠けるにつれ,さらにその作用は高まり,新陳代謝が活発になっていきます。
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ありがとう ご縁に感謝 （byおじぞう）