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Channel: 【図書館カフェHabi∞Road】無意識を使って、幸せになる道。
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◎④旬のもの[24節気:夏至]1日1度宇宙を楽しく進もう!

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【3】【夏至の旬(しゅん)のもの】 
【夏至の旬の食材】 
①【野菜】 

トマト,ピーマン,パプリカ,【オクラ】,モロヘイヤ,高原キャベツ,

ハマヂシャ,クウシンサイ(空芯菜),おかのり(陸海苔),おかひじき,

【ミョウガ(茗荷)】,大葉,アオジソ(青紫蘇),【アカジソ(赤紫蘇)】,

三つ葉,サラダ菜、しろ菜(大阪しろな),ツルナ(蔓菜),つるむらさき,

唐辛子,シシトウ(獅子唐),青山椒,じゅんさい,スウィートコーン 
⑵主に茎を食べる野菜…アスパラガス、はす芋、ズイキ(芋茎)、ルバーブ、フェンネル/フィノッキオ、コールラビ 
⑶鞘豆類…サヤインゲン,空豆,枝豆,キヌサヤ(絹さや)エンドウ,

スナップエンドウ,エンドウ,グリーンピース,千石豆(フジマメ)、
⑷果実野菜…ゴーヤー(にがうり),ズッキーニ,キュウリ,茄子(なす)

 白瓜(しろうり)
⑸山菜…赤みず(ウワバミソウ),根曲がり竹(姫竹),ハチク(淡竹) 
⑹根菜…玉葱(ネギ),ニンニク,ラッキョウ,新生姜,ビーツ,新ごぼう 
【オクラ】7月頃を迎えます。

古代エジプトでも栽培されており、歴史のある野菜ですが、

日本に入ってきたのは明治になってからのようです。 
市場に出回るようになったのは,昭和50年代からといわれています。 
沖縄などで栽培される20㎝以上もある島オクラ

赤い色をした紅オクラなどの種類があります。 
ネバネバ成分胃腸の粘膜に潤いを与えて,消化を高め、

便秘の改善や美肌,疲労回復効果があり、

主な栄養素はカロテン,ビタミンB群,ペクチン,ムチン等です。 
南国の野菜として,九州や沖縄で多く生産されており、

サラダや炒め物、天ぷら、素焼き、煮物などに用います。 
【シソ】…料理の脇役になりがちですが、ビタミンA(カロテン),

ビタミンB群,カルシウム,カリウム,食物繊維等の栄養素が

豊富で,シソ特有の香り食欲増進の作用があります。

他にも胃を整える作用食中毒を防ぐ効果もあり,暑さで

食欲がなくなりがちな夏にうってつけの食材といえるでしょう。 
○【ミョウガ】…

6月頃で、香りが食欲を増進させ、消化を促進します。

解毒,殺菌作用があるので,刺身等と一緒に食べると良いでしょう。 
独特の香りはアルファピネンで,発汗作用や血行を良くする働き

があるので,冷え性生理痛などに効くと言われています。 
ミョウガの生産量は、高知県が全国の80%近くも占めており、

ハウス栽培で通年出荷されています。 
昔から「ミョウガを食べると物忘れをする」といわれてきましたが、そんなことはなく、安心して食べてよさそうです。 
○【苦瓜(ゴーヤ)】…沖縄料理でおなじみの夏野菜です。 
6月~9月に収穫され,店頭に並びますが、

近年エコ対策にグリーンカーテンとして植えて、

ゴーヤチャンプルなどの料理に使っている家庭も増えました。 
ゴーヤは、夏のほてりを沈める作用があり、

苦みには解毒作用デトックス効果があります。 
苦みの成分はモモルデシンといい、肝機能の強化

胃液の分泌増進、血糖値の降下作用があります。 
熱中症対策や夏バテ予防には、やはり沖縄の産地でもある

パイナップルと共にジュースにして飲むと良いと言われています。 


②【果物】…【イチジク(無花果)】,スイカ(西瓜),メロン,マンゴー,

ビワ(枇杷) ,キウイ,【夏ミカン】,ウメ(梅),すもも,アンズ(杏子),

ヤマモモ,グミの実,桑の実(マルベリー)、ブルーベリー,

サクランボ,月山錦(黄色いサクランボ),アメリカンチェリー,

ドリアン,パイナップル,ライチ、マンゴスチン,バナナ,イチゴ
○【イチジク(無花果)】…不老長寿の果実と言われ、

とても栄養価が高い果物です。暑さで体力を奪われていく、

これからの時季に相応しい果物です。 


【夏ミカン】…「夏橙(だいだい)」とも呼ばれ,それが,明治時代に

商人達が売れるようにわかりやすく,ということで

「夏ミカン」に変更し,それが定着していったそうです。 
初夏を代表する日本原産の柑橘類の一つで、

レモンに似た爽やかな香りが特徴です。 
江戸時代に,山口県に流れ着いたものの実を育てたのが最初で,

今も山口県では庭に植えている家が多いようです。 
秋の暮れには色づき始めますが、酸味がとても強く、食用には

適していませんが、春先になると酸味が弱まりますので、

食べ頃になり、初夏にはおいしく食べることができます。
酸っぱさとさわやかさが特徴の夏ミカンの主な栄養素は、

クエン酸,ペクチン,シネフィリン,ビタミンCなどです。 
夏ミカン疲労回復,整腸作用,風邪防止等の効果が期待できます。 
選ぶ時は,全体が濃い黄色で頭のヘタの部分が緑色をしていて,

ずっしりと重いものを求め,保存する時は空気にさらさず,

冷暗所に置きましょう♪
無農薬のものが手に入ったら、皮を砂糖で煮て,

ママレードにすると、おやつにおいしく頂くことができます。 
③【魚介類】 
⑴魚スズキ(鱸),イサキ(伊佐木/鶏魚),【ハモ(鱧)】,

マアジ(真鯵),シマアジ(縞鯵),キス(鱚),サバ(鯖),サワラ(鰆),

キス(鱚),カツオ(鰹),トビウオ(飛魚),マコガレイ,カンパチ

カマス(魳,梭子魚,梭魚,魣) ,イシダイ,イシガキダイ,マイワシ,

シンコ(コノシロ),マゴチ,シマイサキ,アカイサキ(赤伊佐木),

キジハタ,アカハタ,アイゴ(藍子),シログチ(子持ち),

ヒメダイ(姫鯛:別名:オゴダイ,クルキンマチ,チビキ)

アイナメ(鮎並・鮎魚女・愛魚女・相嘗,別名:アブラメ,アブラコ,

モミダネウシナイ,ネウ),

アユ(鮎)】,マス(鱒),カワハギ,穴子(アナゴ),ウナギ(鰻)
⑵貝類…ホタテ貝,バイ,トリガイ(鳥貝),

オオアサリ(ウチムラサキ),ウニ(海胆),ホヤ,サザエ,アワビ 
⑶【タコ】,イカ,ジンドウイカ(ヒイカ),ケンサキイカ(子持ち)、 
⑷エビやカニ…ガザミ類(雄),ウチワエビ(団扇海老)、

 シラエビ(シロエビ) 
【アユ(鮎)】…清流に住み、、香魚(こうぎょ)とも呼ばれ、

香りが良いことで有名です。 
川と海を回遊する魚ですが、滋賀県の琵琶湖に生息する鮎は、

湖を海代わりとしています。

この琵琶湖産の幼魚は全国各地の河川で放流されています。 
鮎は初夏に解禁となり、

11月~5月は資源保護のため釣ることが禁止になっています。 
市場に出回るのは6月頃ですが、黄色みを帯びて、

腹にハリがあるものを選びましょう。
鮎は夏の疲れを取り,体力の回復やむくみの解消効果があります。 
主な栄養素は,カルシウム,蛋白質,ビタミンA,B12,D,E等で,

塩焼き、から揚げ、甘露煮などにして食べるとよいでしょう。 
○【ハモ(鱧)】…関西では京都の祇園祭の御馳走

といった,メージです。 7月16,17日の祇園祭は,

料理屋さんや家庭でもハモ料理が並びますが、

同じ7月24、25日の大阪の天神祭りでもハモ料理がメインです。 
「ハモは梅雨の時期がおいしい」と言われていますが、

6月~7月半ば頃までが一番おいしい時期です。 
骨切りしたハモを熱湯にくぐらせ、氷水で締めて,梅肉をそえて

食べたり、碗だねやてんぷら、ハモすきなどにして食べます。 
湿度の高い季節に起こりがちなだるさむくみを解消する作用

があると言われています。 
○【カンパチ】…春から夏にかけて日本列島を北へ上り、

冬から春に南へ下る回遊魚です。
また、成長によって名前が変わる出世魚で、

関東では35㎝以下をシヨッコ、60㎝までをシオゴ

80㎝までをアカハナ、それ以上をカンパチと呼びます。 
関西では60㎝までをシオと呼び,それ以上をカンパチと呼びます。 
ブリよりも暖かい海域に多く生息し、西日本での漁獲が多く、

主に刺身として食べられることが多いようですが、

煮魚や焼き魚にしても美味しいです。 
中性脂肪やコレステロールを下げるDHAEPAを豊富に含む

ので、旬の時期には是非とも食べたい魚です。 
【タコ】…大阪では、昔から7月2日の半夏生の日には

タコを食べる習慣がありました。

関西の「たこ焼き」で知られるように、日本では比較的

よくタコを食べますが、宗教上,タコを食べない国もあります。 
日本の主な産地は,兵庫県,福岡県,岡山県等で、兵庫県明石

タコの名産地ですが,芭蕉は1688年の夏に,須磨と明石を訪れ、「蛸壺や はかなき夢を 夏の月」と詠んでいます。 
タコには気や血を補い,体力をつけて疲労を回復する働きがあり,亜鉛,タウリン,蛋白質,鉄,銅,ナイアシン,ビタミンB2等を含みます。 
調理方法は、刺身、煮物、たこ飯、酢の物、ゆでだこなどです。 


夏至の旬の草花 
夏至の純白:【ドクダミ(蕺草)】,アジサイ(紫陽花),【朝顔】,

【ヒメユリ(姫百合)】ササユリ(笹百合,ヤマユリ),【スイカズラ】,

あやめ,半化粧,ネジバナ,キキョウ,オミナエシ,シモツケ,

アベリア,ヤマハギ 
姫百合】…夏の季節に鮮やかな橙色のくっきりとした六花弁

咲かせるユリ科の多年草です。原産地は日本と朝鮮半島。

日本では主に西日本に自生していますが、

鹿の食害によって自生のヒメユリは減少を続けています。

又,鮮やかな花を楽しむ為に,栽培・育種の対象になっています。 
【スイカズラ】

初夏に白い花を咲かせるスイカズラは「吸葛」と書きますが、

子供達が花の蜜を吸って遊んだ」ことが由来と言われています。

別名を忍冬とも言いますが,寒い冬を耐え忍ぶ姿を現わしています。 
野山にも多く、甘い香りがあたり一面を覆います。

左右対称の楕円形の葉の間から白い花を咲かせますが、

徐々に黄色くなっていきます。 
スイカズラは乾燥させて煎じ、漢方薬としてにも利用されており、

利尿作用食中毒、夏バテにも効くと言われています。 
この花や葉を漬けた「忍冬酒」は不老長寿の酒として

徳川家康が愛飲したそうです。 
○夏の野草【ドクダミ】は…十薬(じゅうやく)ともいい、

万能薬として民間療法に用いられてきました。 
日陰のやや湿った所に生息し、可憐な白い花を咲かせます。 
ところが、この4枚の花びらと見えるのは実はガクのようなもので、花は中心部のシベなのです。 
独特の臭いを持ちますが、この成分はデカノイルアセトアルデヒド

いい,肺炎球菌や黄色ブドウ球菌,白癬菌等を抑える力がある

と言われています。 
他にも利尿作用血圧降下作用のあるクエルシトリン

血液をサラサラにするイソクエシトリンを含んでいます。 
ドクダミの効能は数多く、吹き出物やむくみ,便秘の解消,

冷え性の改善,糖尿病や動脈硬化の予防にもなるようです。 
主な成分は…カリウム,カルシウム,マグネシウム,鉄,マンガン,

亜鉛などです。 
全草をよく乾かしてお茶にして飲むと様々な効能が得られますが,腎臓に障害のある人はカリウムが排出されにくいため,

飲用は控えた方が良いようです。 


○【朝顔】の種子は「牽牛子」といい、漢方薬(緩下剤)とし、

奈良時代に中国から伝わり、朝顔は七夕の頃に咲くことから、

昔は「牽牛花」といっていました。 
日本で大ブームになったのは江戸時代ですが、

今も東京では7月に朝顔市や朝顔展が催されています。 
「朝顔や つるべとられて もらひ水」(加賀千代女)の句は有名ですが,シンプルな形や薄紫や薄青のポピュラーな色だけでなく、

最近では様々な形や色の朝顔が開発され、

ツルのないものや宿根性のものもあります。 
朝顔は日当たりを好むので、グリーンカーテンとして利用すると、夏の直射日光が家に差し込むのを防ぐことができます。 


【夏至の鳥】カッコウ、キビタキ 
【夏至の虫】アゲハチョウ 
【5】夏至の頃のことば 
⑴【早乙女】…田植えのシーズンです。

老いも若きも一斉に田植えをしますが、

中でも一際華やぎを演出しているのが少女や若い女性達で、

彼女達を特別に言い表したのが「早乙女」という言葉です。

若い男性の視線を集めて,心ときめかした田植えの場は、

秋の収穫のお祭りと並んで、

今でいう合コンと同じだったのかもしれません。 
⑵【時候の挨拶】 
⑴6月下旬はまだ梅雨の地域が多いですね。 
梅雨の地域で使える時候の挨拶は、

6月中旬に引き続き「長雨」「梅雨」

年や地域によっては「空梅雨」という言葉が

最もよく使われる言葉です。 
梅雨の晴れ間に、日に日に暑さを感じるなら…「向暑」「初夏」 
逆に雨続きで、気温が上がらないと感じるなら…

「梅雨寒」「梅雨冷え」 
このように、季節に合わせて言葉を使い分けることができます。 
二十四節気の「夏至」や短い夜を表す「短夜」、そして「父の日」といった言葉も時候の挨拶として、季節を表す言葉です。 
⑵7月上旬と言えば,待ちに待った梅雨明けです。

「梅雨明け」というのはそのまま時候の挨拶に使うことができ、

7月上旬では最も一般的な言葉です。 
⑶その他にもイベントとして7月7日の「七夕」やそれにちなんだ

天の川」といった言葉も季節感が現れていますね。 
⑷その年や地域によって違いますが、

気候や気温の体感を言葉にすることもできます。

㈠7月上旬ですと,日ごとに暑くなる意味の「向暑」

6月に引き続き使いやすいです。 
㈡梅雨明けが早かった場合は7月中旬以降によく使われる

「猛暑」「盛夏」も使えます。 
㈢また、二十四節気の「小暑」というのも7月7日頃を指します。 

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一年に一度の昼が長い夏至の日は、いつもより少し早起きして,

より昼の長さを味わうのもいいかもしれません。 
太陽を意識して過ごす日なんてないと思うので、

新鮮な日でもあります。 
太陽が与えてくれる力

私達が生きる上でとても大切なものなので,

ヨーロッパで祝日でお祝いをするというのもよくわかる気がします。 
夏至の日は太陽のパワーを感じ取って、

太陽に感謝して過ごしましょう♪
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