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Channel: 【図書館カフェHabi∞Road】無意識を使って、幸せになる道。
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○20(日)13時今井監督との楽鍋㋻会!グランプリ受賞映画『調査屋マオさんの恋文』

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今年の夏に北海道の大切なたいせつ(大雪)山に登山し,UFOを呼んだ山田鷹夫さんが,新しい風の時代を控えた世界的にたいせつ(大切)な時期のたいせつ(24節気:大雪)12/19(土)に,縄文の大切な場所:新宿の図書館カフェにいらっしゃいます。


そして,14時~19時(料金:3000円)下記のイベントを開催致します。
縄文人山田鷹夫さんと楽しむ会&『忘年会』
☆鷹さんと「縄文(日本海の魚)を味わって,祈って,話して,気持ちいい!」
☆鷹さんとの気持ちいい直会(なおらい)
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12640023802.html

 

(写真左から鷹さん、マオさん,今井監督:大阪にて再会)
そのちょうど同じ日に,鷹さんの大阪のたいせつ(大切)な友人で,つい最近鷹さんが大阪で再会した[佐藤マオ]さん(主演)&[今井いおり]監督の映画『調査屋マオさんの恋文』が、図書館カフェの近所の【新宿ケイズシネマ】で上映されます。

つまり、大雪山UFOを呼んだ山田鷹夫さんが,大雪の時期の新宿に『調査屋マオさんの恋文』&[佐藤マオ]さん&[今井いおり]監督を呼んで下さったのです。


「認知症や介護や育児に関係ある人」や老いは必ず来るのだから、「老後のパートナーシップ」「今ここに生きること」「身体で考えること」「あわいの力の重要性」等について生ける者にも必見の映画です。 

また,40代前後は人生を振り返る時なので,バリバリ仕事ばかりしてる方にも届けたい映画です。

タレントで年間150本以上も映画を鑑賞している、きのせひかるさんは「圧倒された!」とコメントされています。


東京ドキュメンタリー映画祭2019で,長編部門グランプリを受賞した素晴らしい映画です。


19日(土)20日(日)とケイズシネマでの上映後に,今井監督が舞台挨拶をして下さいますので、是非観に行きましょう。

鷹さん20日(日)の10時半からこの映画を見に行かれるそうです。
皆様も良かったら、その日に鷹さんと一緒に映画を観に行きましょう♪
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上映場所:[新宿ケイズシネマ]
東京都新宿区新宿3丁目35−13 ☎03-3352-2471

 

 

上映期間:12/19(土)~~1/8(金)(1/1は休み)
上映時間:10:30~
当日料金:一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア:1,000円
特別鑑賞券:1,300円 12/18(金)まで販売
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○【作品概要】…「認知症とは?介護とは?そして夫婦とは何か?」

企業戦士として高度成長期を駆け抜けて生きた元マーケティング調査員の,“マオさん”こと佐藤眞生氏と認知症を発症した妻:縫子さんのひと組の夫婦がたどった日常を3年半に渡り密着し,記録し,ユーモアを交えて,人生を描いた“ほのぼのドキュメンタリー”映画です。
東京ドキュメンタリー映画祭2019で,長編部門グランプリを受賞。
作品データ:2019年製作/日本/78分
出演:佐藤眞生(マオ),佐藤縫子(ヌイコ)他
音楽:よしこストンペア(滋賀県在住でオルタナティヴフォークの夫婦バンド)
監督:今井いおり
配給:ちょもらんま企画

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12/20(日)の映画鑑賞が終わった後,13時から今井監督鷹さん図書館カフェにいらっしゃり、『調査屋マオさんの恋文』東京上映を記念して,楽鍋わ(輪・和・話)を開催します。
この会の趣旨は,参加者全員で,楽しんで,飲食して,今井監督や鷹さんと楽しくいろいろ会話して,その中で何かを学んで頂きたいと思って,企画しました。

カジュアルで楽しく、ためになる会になると思います。
それには,お互い自然体で、オープンなことが重要なことだと思います。
皆で,を囲んで,今井監督鷹さんになり,やかに,楽しく,お話しましょう♪
主演の[佐藤まお]さんは会の途中でいらっしゃるかもしれません。

また、会は16時までですが,スケジュールの関係で,今井監督は15時位までしか、参加できませんので、ご了承下さい。
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★今井監督との楽鍋㋻(輪・和・話)会
☆鍋を囲んで,今井監督と輪になり、楽しく、和やかに、お話しましょう♪

【日時】12月20日(日)13時~16時(3時間)
【料金】3000円

【定員】10名
【申し込み締め切り日】12月19日(土)19時
【場所】図書館カフェ「Habi Road」
【食事付】図書館カフェ特製鍋
【ソフトドリンク付き】…コーヒー、野草茶
ご希望の方は【マコモ霊水】を飲みましょう♪
お酒を飲みたい方は各自ご持参下さい。

※お話会参加者に、新宿年末上映を記念して、鷹さん手製洗腸器を三名の方にプレゼントします。
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上記イベントの申し込み、お問い合わせは
図書館カフェ HABI ∞ ROAD (はびろーど)
代表【平井克也】までお願い致します。
(下記の順番で繋がりが早いです!)
申し込みは前日中までにお願い致します!
①【携帯番号】070-6439-3695(虫サンキュウ、ミロクGO!)
②【メール】habiroader@yahoo.co.jp
③【フェイスブック】http://www.facebook.com/habiroader
のいずれかでお願いします。 
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【「調査屋マオさんの恋文」の解説】
[調査屋マオさんこと佐藤眞生さんについて]
佐藤マオさんは1939(昭和14)年,日本統治下の朝鮮で生まれました。
終戦後彼は,釜山から貨物船で舞鶴へ上陸し,命からがら新潟へ帰還し,サツマイモの蔓を食べながら,,新潟で育っていきました。

中高時代は,柔道とテニスと山岳に没頭しました。

山で先輩の遭難死に触れ,禁断の枯れ沢にテントを張り,鉄砲水の遭難を体験しましたが,それでも山岳競技で国体に参加しました。

中学3年の時,末川博先生の“自由な私学”のラジオ講話を聞き,立命館大学を専願し,大学では学生運動に没頭しました。
大学卒業後,“就職がないなら自分で職場を作れ”という恩師:末川博先生の勧めで、アメリカで市場マーケティングを学び、友人達と当時の日本には数少なかった市場調査の会社を大阪で起業しました。
この会社では、ランチ時に企業同士をマッチングさせるサービスを始めるとユニークなビジネスという事もあり、NHKをはじめとするマスコミで取り上げられました。
その後、東京(その後千葉へ移住)へと進出し、大手企業から市場調査の委託を受け,当時の日本には数少なかった調査・企画・計画推進の最前線に身を置きました。
ユニークな仕事内容として,お菓子メーカー「グリコ」のオモチャを選定,アパレルメーカー「ワールド」の男性ブランド(ドルチェ)の企画・開発,食品メーカー「キッコーマン」のトマトジュースの販売訴求等,日本を代表する大手メーカーからの調査の依頼等がありました。
名インタビュアー:ジェームズ・リプトンの「いい質問には良い答えが入っている」というの言葉を胸に調査に挑みました。
その調査方法は,「精通者に質問して教えを乞う」という同業者がやっていなかった独自のアンケート方法で答えを導き出す方法,最初に最後を考える企画,成功するまでやり遂げる実践等、マーケティングのパイオニアとして走ってきました。
人生の転機38歳の時でした。
仕事に明け暮れ,家族と過ごすのはほんのわずかな時間で,妻は体調を崩し,息子は学校に馴染めず,家にも居場所をなくし,孤立していて,気がつくと,家庭は崩壊寸前でした。
お父さん、今度いつ来るの?」の息子のひと言で我に返ったマオさんは、翌日、仲間達と立ち上げた仕事を捨て、家族の絆を取り戻すことを決意しました。
そして,家庭の絆を取り戻そうと,大阪府茨木市に移り住、元々自然が好きだったマオさんは『縄文人の生き方』に学び,人生の筋道を求め,田を耕し,野菜を育てる自給自足の生活を始めます。
そして2010年頃,妻の縫子さんに認知症の症状が現れ始めます。
かつて料理教室を開いていた妻・縫子さんが,料理をしなくなり,それが認知症の始まりでした。
要介護レベル4となり,2016年1月から特別養護老人ホームに入居することになった妻の元に,マオさんは毎日欠かさず通い続けました。
それは、過去に苦労をかけてきた妻へのせめてもの想いです。
マオさんは,縄文を研究する仲間達と認知症のことを「(おぼろ)」と呼び,日々変わっていく妻の言動を記録し、「縫子生(ぬいこしょう)」を綴り始めました。
マオさんは何でも調査する。記録する。そうして生きてきました。
それは調査屋としての矜持であり、苦労をかけてきた妻への想いでもあり,認知症になり,亡くなるまでの期間、縫子さんの言動をマオさんが記録し続けました。
妻に寄り添う献身的な生活を続ける中,気が付くと,貯金は底をつき始め,年金だけでは生活ができなくなっていました…。
「介護とは,そして,夫婦とは何なのか」「認知症,朧とは何なのか。」
そんな難しい問いを投げかけつつも,その答えを探し続け,ほのぼのとした印象を与えてくれ,淡々と綴られる夫婦の記録です。
1組の夫婦の人生と余生をユーモアを交えながら描き出しています。
[今井監督の言葉]「佐藤夫婦を撮影して」
マオさんと出会ったきっかけは,自給自足に興味をもった私が教えを乞うという形でお会いしました。
初めは、大阪の山で「自給自足しているおじいさん」という映像作品になればと思い,撮影を始めました。
自給自足についてお話を聞くのですが、事あるごとに佐藤さんは奥さんの事ばかりお話をするのです。
そして、調査屋の仕事が原因で家庭崩壊寸前、それを転機として大阪で自給自足を始めたのが38歳だったということを話してくれました。
当時の僕の年齢が38歳,妻と4歳の息子と1歳の娘がいる事もあり,自分事のように話を聞いていたのを覚えています。
そしてある時、認知症の奥さんの言動を綴った「縫子生」を見せてくれました。
淡々とつづられる「縫子生」に私は深く感動し,特養でマオさんが奥さんに優しく接している姿を見て,これは映画にしなければならないと思い、「夫婦の映画」にしようと思いました。
それまで,コメディ映画やバラエティー番組を制作していた私ですが,1年2年と撮影が続き,認知症,夫婦間のトラブル,人間の尊厳自分の分を超えたテーマを扱っている事に気づきました。
あまりにも重いテーマに,何度も投げ出そうとした作品ですが,幼児の娘と接している自分と,佐藤さんが奥さんに接している姿が重なる事を感じ、育児と介護は非常に似ているのではないかと思うようになりました。
僕自身,娘と接している時間で,それまでの自分とは違う自分も発見しました。
僕が撮影したマオさんは、過去のマオさんとは全く違う人物ではないかと思います。
悲しい変えられない過去マオさんの奥さんに接する優しさ

この事がマオさんの中に同居している。

矛盾ではなく、これが「人間」なんだなと思いました。
映画を上映するにあたり,市井の夫婦のドキュメンタリー映画をどれだけ受け入れてくれるだとうと不安でいっぱいでしたが,関西では多くの方に見て頂き,反響もあり,東京ドキュメンタリー映画祭でもグランプリという評価を頂き,諦めずに作ってよかったと思います。
そして,数年に渡り,取材を快く引き受けて頂き、私の知らなかった世界に連れて行ってくれた佐藤夫婦に心より感謝申し上げます。 
『補助する側の人間の価値観が変わる』
(今井監督が)38歳の時にこの作品を撮り始めたんです。
佐藤さんがお子さんから言われた言葉にショックを受けて会社をやめられたのが,やはり38歳の時で,僕自身,意識的に子供と遊ぶようになりました。
子供がいなかったら、多分撮れていない映画だなと思っています。
佐藤さんが奥さんに優しく声をかけている様子って、考えてみれば僕が子供に対してしているのとよく似ているんですね。
幼児というのは過去がない,認知する力がまだない人間で,一方,介護の方は,過去があるけど認知がなくなっていくという、大きな違いはあるんですが,似ている所もあると思うんです。
育児で鬱になる人もいるし,介護で鬱になって壊れてしまう方もいます。
僕が娘や息子から得るものがあるように,佐藤さんも認知症の奥様と過ごされていて,また新しい発見があったと思うので,補助が必要な人との付き合いというのは補助する側の人を変える時間なのかなと。


今,僕は当時41歳で,普段,“効率とか生産性というものを重視して仕事しているわけですけれど,子供と一緒にいると,靴を履くだけでも5分,10分かかるとか,ご飯を食べさせるのに一時間かかることもあって,なんて非効率な人間と付き合ってるんだと思うじゃないですか(笑)
でもそうしないと子供は育たないし,認知症の方だってそうですよね。
ガクンと価値観を変えてくれるきっかけになる時間だったな」と思っていて,「作品を撮る前と撮った後では違う自分と出会えたな」と実感する所はあります。
次の作品はまた面白い人に出逢ったら撮りたいと思っていますが,子供が観て喜んでくれるような映画が撮りたいと最近思うようになりました。
元々脚本家志望だったので劇映画にも挑戦してみたいです。


○[今井いおり監督略歴]
1978年生まれ。兵庫県南あわじ市出身。大阪在住。ちょもらんま企画代表。
大阪ビジュアルアーツ専門学校を卒業し、テレビディレクターとして活躍する傍ら、地元に根差しながら,ドキュメンタリー(自主映画)制作活動を行っている。
本作は、2014年劇場公開作品で,ロマンと夢を追い続ける名物おじいちゃんを見つめた『ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生』に続く長編ドキュメンタリー映画作品の2作目。​
主な作品…「ろまんちっくろーど~金木義男の優雅な人生~」「安もんのバッタ」
ちょもらんま企画の名前の意味
「ちょもらんま」は皆さんご存知の世界最高峰の山です。
映像制作も登山も生活には特に必要のないものだと思います。
登山家は「どうして山に登るのか?」と聞かれれば、「そこに山があるから」と答えます。
それはそこにロマンを感じ,感動を与えるものだと信じているからだと思います。
映像制作を登山に例え、最高の作品を目指したいという想いから「ちょもらんま企画」という名前にしました。

http://chomok.info/

[調査屋マオさんの言葉]…『映画と認知症について』
今井監督は最初,私の自給自足の映画を考えていました。
それで野菜や米作り,野草天ぷらやビール・味噌づくり,縄文直観塾等を記録しています。
ところが,そういう自給生活を維持しつつ,認知症の家内自分の人生の転機として,家内に寄り添う介護の生活を始めた私に重点が移っていきました。
認知症は偏見誤解の中にあります。
認知症(の方々)は「何もわからない」「何も考えない」「何もできない」とされ、医療や介護施設、家族にも同じ認識があります。
私は認知症の家内に約7年間寄り添い「これが間違いだ」ということに気づきました。
認知症(の方々)はみんな「わかっています」「よく考えています」「できることもたくさんあります」。
周りにいる人がわかろうとしていないだけです。
「認知症(の方々)は脳で考えることをやめて,身体で考えています
その言動を反論・否定したり,論理的に諭そうとしても通じません。
反復して次の発話を待つ度量がいります。

そうすれば,『語らい』『微笑み』が生まれます。
認知症(の方々)は『今ここ』を生きています。

過去や未来についてはあまり関心がありません。
(認知症の方々と)『今ここ』を一緒に楽しく生活する姿勢が大切です。
介護する者と介護される者という違いを共有する『あわい』が求められます。
『あわい』に生きると,共に生活が快になることが見つかります。
映画は4年にわたる取材を通じて,介護の専門職にはできない寄り添う介護の本髄を丁寧にすくっています。

・・・・・・・・・・・・

『認知症はおぼろ(朧)というがいい』
認知症の表現をたどると、まず「耄碌」思考力・記憶力が悪くなるがあります。
次いで「呆け」元の通り頭が働かないというのがきます。
そして,「痴呆」=知能が全く欠けるとなります。
これはいけないというので,「認知症」になりました。
これはあるものの存在をしかと認められない症状という意味ですが,これもおかしいですね。

認知症といわれる人達も,みんなわかっています・考えています・

そうしてできることは沢山あります。誤解と偏見です。

だから、認知症は病気ではありません。
ですから「おぼろ(朧)」と言うことにしました。
私は,認知症は脳で考えることをやめて,身体で考える選択をした人だと感じています。
人生の完成期で身体発想に替えた人です。
身体は快を選びます羊水還りをした存在です。

身体は快を求めますから,身体が快になることは覚えています

脳で考えると不快、つまり、マイナスになります。

マイナスになることは忘れます。

認知症と付き合うにはこれを共有することです。

違いは大したことはありません。共通点に本質があります。

共通点が見つかれば一致します。これが「あわい」の本領です。

違いや境界を共有する人という意味です。
あわい」は共通点を探し、そこに本質を求めます

おぼろは、いつもダメなわけではありません。

良い時と良くない時が連続し,しっかりしている時とおぼろな時があります。

その両方が本当の姿です。

両方にまともに付き合うには「あわい」が必要です

認知症はそういう存在ではないでしょうか。


○『あわい(間)』とは?
一般的には㈠物と物とのあいだ。㈡事と事との時間的なあいだ。㈢人と人との間柄,相互の関係…という意味です。

違いを共有して共通点を探す「あわい」

いま、世界には二元論しかないようです。

正か邪か,是か非か,賛成か反対か,ばかりが強調されます。

政治と科学,防疫と経済,金融と消費,生と死,男と女,すべて二項対立の思考しかありません。

日本には昔から違いを共有して共通点を探す「あわい」という思考がありました。

違いは実は枝葉末節です。共通点に本質があります

あわいの思考は争いをせず、排除を避ける生き方です。

これは時に曖昧だとか,信念がないといわれますが、実に調和のある生き方です。

争いや排除は,どちらが勝っても負けても身体に快はありません。

あわいの思考は,直観を大切にしながら,論理も重視します。

だから,身体に快な状況が生まれるのです

⑵古語では『媒介』を意味する言葉が,『あわい・あはひ(間)』
古典芸能の能には面(おもて)をつけて舞い踊る『シテ』と謡(うたい)で節をつけ,拍子をとる『ワキ』という「構成上の役割」があります。
「夢幻能」といわれる演目では,『シテ』異界の亡霊を演じ,『ワキ』現実世界の人間を演じ,亡霊が残した恨みを晴らす手助けをする存在で,その【身体】によって異界(あっちの世界)と人間の世界をつなぐ「媒介者」です。
この『媒介』を意味する古語が,『あわい・あはひ(間)』で,【身体】というのは,自分にとっての『ワキ』であって,本来はすべての人間が『あわい』を生きているのです。
しかし,『ワキ』(=身体)の有りようは,本来,人間の存在の仕方そのものなのですが,今は失われつつあります。
なぜなら,現代は,時間の流れに対して無力「心」の副作用が大きくなってしまったので,人間が「過去に対する後悔悲しみ,未来への不安恐怖を感じるようになり,そういう感情に押しつぶされそうになっている」からです。
『あわいの力「心の時代」の次を生きる』(ミシマ社)参照

しかし、「認知症の方々や幼子は脳で考えることをやめ,身体で考えていて,『今ここ』を生きていて,過去や未来についてはあまり関心がありません。」
また、二者間の違いを共有する『あわい』に生きると,共に生活が『快』になることが見つかります。
だからこそ人間は,身体とのつき合い方を習熟する(=身体で考える)ことで、自分の身体を通して,『あわいの力』(=霊や神,自然や社会とつながる力)を取り戻すことができ、あらゆるものとつながることができると思っています。

○⑴物を考えるのは身体

物を考えるのは頭ではありません。

頭痛も腹痛も共に身体が訴えています。
発想の起点は『身体』であり,身体発想は『』を選びます。
また、身体が宇宙と自然を体感しますが,これが直感です。
直感の後付けが理論で、頭で考えた理論はダメです。

⑵『今の日本人は脳思考だけで、身体思考がない』
日本人が考えることをやめた理由を、あわいの発想がない、語彙が貧弱、身体知の喪失です。
人間は宇宙や自然から来る情報を、まず身体で受けとめます

それを脳が判断します。
この身体で受けとめる情報が不確かなのです。
例えば、「これ、ちょっとおかしい」と感じるのは身体です。
「おいしい」と感じるのも身体です。
それを様々な理由で,脳が修正し,結局脳が修正した判断で行動します。これが間違いの元です。
身体は直観です。

理屈よりも常に直観が正しいのですが、直観には科学的根拠がないと「脳」がいうので、直観を無視します。
初対面で何となく好きになれないという人は、最後まで好きになれません。
直観は自然の感性ですから,理屈抜きに正しいと思います。

○『今ここ』を生きる

若い時は,『今ここ』の外に出たがる
時を早送りしたり,何かを犠牲にして先へ行きたがる。
単身赴任や生命保険は『今』を担保にして,将来を買う行為だ。
しかし,歳をとると『今ここ』を充実させたいと思う。

過去や未来はどうでもいい
『今ここ』を素敵に生きることが身体を『快』にする

認知症はこの典型だ。


○[佐藤 眞生(マオ)さん略歴]…調査屋マオさん
1939(昭和14)年生まれ。マオリ族に心酔する父がマオと命名。
現在は,縫子さんが亡くなった後、妻の記録を元に、認知症の人とその家族が住みやすい社会作りを模索し続けています。
並行して、縄文人の生き方を学ぶ「縄文直感塾」を立ち上げ,塾長を務める他,縄文に関する本の執筆活動などを行っています。
縄文魂の探究と実践。月例「縄文直観塾」主宰
・「米」耕作1反(300坪=992㎡)、「野菜」耕作1反(約60品種)
・ビール・味噌・うどん自作。
一日二食・約500g・穀菜食中心
・野草天ぷらの実演。
・丹田呼吸、骨ストレッチ、指ヨガ。
◇月刊対話紙「自然人」、「芸術の森ニュース」発信。

ブログ↓

 


○[妻:佐藤 縫子(ヌイコ)さん略歴]
1930(昭和5)年京都出身。京都の魚問屋を営む辻家の三女。
山登り、映画鑑賞、旅行を好み、短歌を詠む。
マオさんとは2度目の結婚。
調理師の免許を取得し、料理教室を開いていました。
料理好きの縫子さんでしたが、2010年頃から認知症を発症し料理をしなくなりました。
マオさん曰く、自分の事より周りの人の心配ばかりする人だったそうです。
2019年6月永眠。

+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚

【図書館カフェ ハビロード】の店主
【平井克也】の著書
『成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。』が
2017年12月13日(水)、【徳間書店↓】から出版されました。
http://www.tokuma.com/bookinfo/9784198645335

成功本、スピ本、宗教本等に書かれてある【宇宙の叡智とその実践の具体例】をたくさんわかりやすく書かせて頂いています。

必見ですよ♪

最後には、地球に生まれた人すべての人にとっての【真の成功】についても書かせて頂いています。

これも特に必見ですよ♪
この本は、面白くて、ためになるビジネスとスピリチュアルの深い内容のお話です。

+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚ 

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スケジュール・予定【事前予約制】

現在は【事前予約制】で、イベント、ワークショップ、お話会、

個人セッション、カフェタイム等を行っています。

お問い合わせは下記までご連絡下さい。

【図書館カフェ HABI ∞ ROAD 】 店主:平井克也

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 (図書館カフェ)https://www.facebook.com/librarycafehabiroad/
【営業時間】9:00~21:00  (事前予約制)    
【電話番号】  03-6380-5892  070-6439-3695    
【メール】habiroad@gmail.com 

habiroader@yahoo.co.jp 
【住所】渋谷区千駄ヶ谷5-32-5  GSハイム新宿南口1階     

アクセス(道順) 

■地図
【交通】JR「新宿駅」新南口から徒歩6分、

     JR「代々木駅」東口から徒歩5分 、    
地下鉄「新宿3丁目駅」E-7、E-8出口から徒歩3分     
【店主】 平井克也     
【フェイスブック】https://www.facebook.com/habiroad


to HABI ∞ ROAD(いろんな幸せな道=彼岸への道) 
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今起きていることは、自分に必要なこと 
感謝すべきことしか、起きていない。 
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幸せだって 感じる 
ありがとう ご縁に感謝 (byおじぞう) 

 


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