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怒涛の1週間の始まり!12/15(火)1:17[①日食]&射手座新月♪

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☆【1】12月15日(火)1時17分…月は[射手座23°8']で,太陽と重なり、【新月】となります。


⑴この新月は2020年最後の新月であり、また皆既日食を伴う新月もあります。(日本では真夜中なので観測できません

なので、物事に逆転現象を起こすくらいのパワフルさです。
⑵「旅」「冒険」「哲学」「探究心」「知的好奇心」等のテーマを司る射手座の新月は,まさに新しい未来へ向かって舵を切る決定的なタイミングなので,勇気を胸に,大胆に新しい世界へ飛び込む覚悟を決めていきましょう
この新月には、来年以降に自分が迎えたい理想の未来について前向きな気持ちでイメージしてみましょう♪

⑶新月は「情報」や「コミュニケーション」を司る「第3ハウス」で起こり,そこに変容や逆転のエネルギーをもつ日食パワーが加わり,かつ,双子座の支配星で,情報や伝達を司る水星も新月と重なり(コンジャンクション)ますので,ここでも風の時代のテーマが強調されています。
前回の双子座部分月食,射手座皆既日食のエネルギーをうまく取り入れることで、コミュニケーションがうまく進むようになったり,今のあなたに必要な情報や人脈といったチャンスを円滑に引き寄せてくれることが期待できます。
⑷新月は牡羊座の火星温かく調和しますので,内側からメッキメキと意欲と勇気と行動力が湧いてきますので,この熱い勢いに乗って,未知の領域にポーンと突き進んで行きましょう
怒涛の1週間の始まり!

この射手座新月を皮切りに,17日土星,19日には木星が相次いで山羊座から水瓶座に入っていく怒涛の星座移動が起き,21日,太陽は山羊座(冬至)へ入り、22日には木星と土星の会合(=グレートコンジャンクション)が起こり、古い枠組みを「突破」し,脱皮していくような時間が一気にバタバタしてきますので,覚悟しましょう♪
古くなった枠組みを超えていく時は,ワクワク感の時もあれば,絞られるような苦しさを感じることもありますが,抜け出した時には,このためにあの時間はあったと思えるでしょう。
⑹焦ることにならないように,12月前半にしっかり余裕を持って準備を整えておきましょう♪
今年中に終わらせておきたいタスクは、早目に手をつけて仕上げておくことが重要です!

➊【皆既日食】が起こりますが,日本では真夜中なので観測できません。

➀[日食が見える地域]

皆既日食は12月15日(日本時間,現地時間では14日),南太平洋からチリ,アルゼンチン,南大西洋で見られるが起こります。
南米の陸上部分で皆既食となるのは、日本時間では15日の未明1時~1時20分頃で継続時間は最長で2分10秒ほどです。

❷【日食】とは?…月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。

太陽・月・地球の順で3天体がほぼ一直線に並ぶ時、つまり新月の時に起こります。
➀でも、太陽の周りをまわる地球の軌道(太陽の通り道:黄道)に

対して、地球を周回している月の軌道(月の通り道:白道)が約5度傾いているため,白道と黄道の交点付近で新月にならないと太陽と月が重ならず、日食にならないのです。

日食は、繰り返しめぐってくる新月の中でも特別なのです。

②太陽と月の昇交点である【ドラゴンヘッド】の近くで、日食を発生させるのですが、占星術的に意味があり、その影響は通常の新月よりも強くなる傾向で、運気の転換点となるような『規模の大きな変化や重要な物事の始まり等を強制し、人生の次のステージへ誘う』という特別な影響力を持っていますので、[数ヶ月スパンにも及ぶ始まりのイベントを発生させる傾向]があります。

場合によっては、隠していた秘密や曖昧になっていたことを明確化する事もあります。

③占星術的意味は…「太陽=主・月=従」なので、「民衆の力が為政者を倒す」と言う図式になり、古来より、日食は為政者に畏れられているのです!

また、占星術の基本に従えば、「食=運命的な変化」という事になります。

④古代の人々は,日食,つまり,地上世界から光が突然消滅し,その後、光の回復と共に太陽があらわれる現象は、「天の異変」「神のお告げ」と畏れ、『太陽が一度死んで生まれ変わる』と信じていました。
⑴占星術では、太陽を「(人生の主人公である)私」になぞらえ、太陽が復活する日食現象を、これまでの「私」が滅び、新しい「私」が蘇るプロセスと読み解きますので、日食は「私が新しく生まれ変わる脱皮の」タイミングと言えます。
このように、日食は『天界のゲートが開き、私達の人生の転機を迎える』という【凄い再生パワー】を持っているのです。
日食時は月によって隠された太陽は、やがて輝きを取り戻し、月のリズムも新しいスタートを切りますので、【再出発】や【リセット】に最適なタイミングです。

⑵影から太陽が姿を現す様子には、私達の人生の感情的な出来事が反映されますが、一方、行動の必要性を強調し、心を駆り立ててくれますので、実現しうる新しい人生のフェーズに向けて,前進するよう私達を後押ししてくれます。
もちろん、すべての問題が消えてなくなることはありませんが、それらの問題について、何かを行動をする上で大きな助けになるでしょう。 
★なので、「気持ちを新たに始めよう!」と決心しましょう♪

そうすれば,瞳の奥に輝きを取り戻し,やる気が湧いてくるでしょう。

⑶日食は、いつも光がある所が闇になるため、一瞬慌てるかもしれませんが,その分,今まで見逃していたもの見てこなかったものが見えてくる時でもあります。

⑷日食は,これまで気づかなかった歪みに更に大きなエネルギー

がかかり、歪みを正してくれる時でもあります。

⑸月が司る領域は人間の感情や潜在意識の領域で、そこに宇宙エネルギーがダイレクトに降り注ぎますので、自分の内側にくすぶっていたあらゆる感情を癒すチャンスの時でもあります。

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【2】【日蝕・月蝕についての伝承】
⑴紀元前5000年前の占星術発祥の文明:シュメールでは、国の政治を左右するほどの日蝕の予想ができるほど,天文学が発達していました。
AD1世紀のローマの博物学者:プリニウス(AD22,23 ?-79年)が著した「博物誌」によれば、当時のローマでの知識では十分に日蝕現象は解明されていて、「地球と太陽の間に月が通過すること」や「半年ごとの周期」、「月蝕・日蝕の現象から太陽が地球よりはるかに大きいこと」、「スルピキウス・ガルス等が日食、月食の予言(予報)を行ったこと」も記載されています。 
しかし,より古代では「犯罪や死が起こることを恐れた」ことや月蝕は「月が毒をもられ,死にかけている」とも、また「シンバルを激しく叩いて、救いの手をさしのべる」と考えられていたことや「アテナイの将軍:ニキアスは食に恐怖し、艦隊を出港させなかったこと」などを記しています。

また「不吉で長引く日蝕」について触れ、「カエサル殺害の後やアントニウス戦争の間に起きた」と書いています。
日蝕・月蝕は,大きな社会的変化や天変地異の発生をもたらすと言います。

古代では、支配者や王様の死を意味するなど、【不吉な予兆】として畏れられてきました。
社会や政治に与える影響が大きいのは,万物の恵みである神の

様で、国家の代表を表す太陽が月に黒々と隠されるからです。
占星術的意味は…「太陽=主・月=従」なので、「民衆の力が為政者を倒す」と言う図式になり、

古来より、日蝕は為政者に畏れられていたのです!
⑶日蝕・月蝕にまつわる神話や風習は世界各地に色々とあります 
古来,多くの文化が,日蝕や月蝕は,太陽や月の光が邪悪な力を持つ存在によって吸い取られる結果,起きる現象だと考え,「不吉なもの」と考えていました。
日蝕は,地球から見ると、月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。

地上世界から光が突然消滅し、その後、光の回復と共に太陽が復活する現象を古の人々は「天の異変」「天からのお告げ」と畏れ、神話という形で象徴的に語り継いできました。
以下、世界の神話伝承にみられる日蝕ですが、日蝕は世界各地で、「神々の戦い」「不吉な知らせ」と思われてきた記述が多く見られます。


・太陽の神様:天照大御神の天の岩戸に隠れた(日本神話:世界が暗くなり、この世に災害が発生したとあります。)

・邪馬台国:卑弥呼の死が247年の日没時の日蝕と結びつき,倭王:台与の誕生が248年の日出時の日蝕と結びついているそうです。
・魔神による日の女神の幽閉(アイヌ伝承:世界が暗くなる)
(・沖縄のように、太陽と月の結婚と考えられて,不吉な意味がない地域もあります。)
・大蛇エクシュキを倒し、太陽がもどる(シベリア:サハ民族)
・悪竜にのまれる太陽

(中国:銅鑼、太鼓を打ち鳴らし驚かして太陽吐かせる)

(中国では悪竜祓いが「蛇踊り」として残っています。

こちらは日蝕のためという意義は薄れてしまているようですが,

空に向かって銅鑼、太鼓を鳴らす、槍を振り上げる等、

太陽を飲み込んだ魔物を威嚇する行為がみられます。)
・日月の精が去る(韓国:延烏郎、細烏女:世界が暗くなる)
・火の犬が日月をかむ(韓国:日蝕と月蝕のできた理由)
・蛇が太陽飲み込む(フィリピン)
・半蛇の魔神ラーフが日月を飲む

 (インド神話:ヴィシュヌが斬首した 魔神の首が蝕をおこす)
・現在でも、インドでは日蝕は不吉だと考え、ガンジス河で沐浴をして浄める人もいます。

また、妊婦には日蝕を見せさせないようにするそうです。
・日蝕を起こすドラゴン(ゾロアスター教)
・怪蛇アポピスが太陽神ラーを脅かす, 飲み込む(古代エジプト神話「アポピスの書」)
・魔狼スコールが太陽をのむ(北欧神話:ラグナロク)
・太陽と月の交点はドラゴンの頭と尾(ギリシャ、ヨーロッパ:日食・月食の起こる交点ノード)

※インドのケトゥ、ラーフ、中国に伝った計都羅喉(けいとらごう)も同じ考え方
・キリストが刑に処せられた時、「日蝕がおきた」という伝承もあります。
・ジャガーが太陽を飲み込む(中南米)
・人々は邪光から逃れるために、悪霊を払う儀式を威嚇のような行ったり、マヤでは神殿で多くの生贄の心臓を取り出す儀式があったとされています。
・天上の、青いバイプ(ジャガー)が太陽、月を貪り食う(南米アチェ民族[グアヤキ民族])
昔の占星術でも「日食の期間、王は国から出てはいけない」という説があり、王や天皇はその時、日食を避け籠りました。
日本の皇室でも日蝕や月蝕の時には身を隠すといいます。

・・・・・
この後②③へ続く

【日蝕②】『日食の前後1週間におすすめする【最大に日食の良いパワーを受ける為の過ごし方』
【日蝕③】『日蝕・月蝕時の過ごし方』

 

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