☆[月星座:牡牛座♉期]の
宇宙(日・月・星)の影響と過ごし方
時期…8月10日(月)10時28分~12日(水)22時46分
また、今現在、無意識を動かし、時代を作っていく天王星は、
2018年5月~2026年4月まで牡牛座にいて、
[天王星牡牛座時代]の真っ只中です。
春分点があった時代]はいつ?
➊地球の歳差運動は[25,920(=12×2160)]年で
[360度]回転し,傾斜角度に応じ,
[黄動上の星座が春分点]を[2160年]で隣の星座に
移動し,その星座毎に人々の意識も変化しています。
その星座と(集合)意識の変化で,人々の崇拝するものが異なり,
それが組織や国家形成にも影響を与えています。
地球は12960年毎に進化と休みを繰り返していて,その半分の
6480年毎に人類意識が裏と表にひっくり返ります。
今から12960年前が大洪水の時期,そして,6480年前に
[多神教&女神・地母神信仰・争いのない世界]から
[一神教&男神信仰・争いの世界]にひっくり返った
と云われています。
元々プレアデスは[金星の女神:イナンナ]と同じでしたが、
金星が男性支配になり,プレアデスはオリオンに追いかけられ,
逃げてきたプレアデス7姉妹となりました。
このオリオンが追いかけてきたことは
女神・地母神信仰から物質文明,王政,男性支配に
シフトしたことを物語っているのかもしれません?
男性支配は多くの争いを起こし,多くの被支配階級の人達や
奴隷達が苦しみ、死に絶えて行きました。
それが今現在も続いています。
❷天空上の牡牛座に春分点があったミノタウルス牡牛座時代
は…[紀元前4000年頃〜2000年頃]です。
➀牡牛座は繁栄と富の象徴で、男性支配の[権威象徴時代]で、各地で文明(シュメール、メソポタミア、ミノス、エジプト…)
が起こり、ピラミッド、ジッグラト、バベルの塔、バビロン等
大規模建造物が多く造られました。
また、黄金の装飾品がつくられ、
牡牛の頭を盛るミノタウロスが崇拝されていました。
➁メソポタミアでは
シュメールの神:アヌは牡牛の角を持つアヌンナキの父で,
アヌンナキを統制する王にエンリルとエンキがいました。
エンリルは[牛と鳥の姿]でエンキは[蛇の姿]で描かれています。
科学、技術、測量、医療など今より優れた文明があった
と云われています。
➂プレアデスはこの牡牛座の時代にあたります。
牡牛座の起源は…エジプトの女神:イシス、
バビロニアの女神:イシュタル]の象徴である豊穣の雌牛が
崇拝された時代だったことからきています。
・プレアデス散開星団(星が集まったもの)は、
日本で「すばる」の名で親しまれている星であり、
冬の空でも、6つぐらいの星が籠の中を蛍のように
寄り集まっている姿が、肉眼で見ることができます。
・ギリシャ神話によれば,プレアデス7姉妹は元々は月の女神:
アルテミスに仕える天女でしたが,オリオンに追いかけられ,
白い鳩になって逃げて、星になったそうです。
❸牡牛座時代の後の時代の天空上に春分点があった星座は?
➀[紀元前2000年頃~紀元0年頃]…
彷徨える子羊:ユダヤ旧約聖書の[牡羊座の時代]
⑴[古代バビロニア時代]、[牡牛座のアルデバラン]は
[蠍座のアンタレス]と全天を2分して支配する星だった
と云われています。
オレンジ色の一等星[アルデバラン]は、アラビア語で
「後に従うもの」という意味で、[プレアデス星団]より東にあり、遅れて地平線から上ってくるため、
アルデバランの名前がつけられました。
[バビロン第1王朝(前1894~前1595年)]はバビロンに創設された
アモリ(アムル)系王朝。開祖はスムアブム。
第6代:ハンムラピの治世の時(前1760年頃)、メソポタミアの
主要部分(現在のイラクとシリアの一部)を支配下に収め、
統一王国を築きました。
⑵フェニキア(紀元前15世紀頃~前12世紀頃:
盛んな海上交易~前8世紀:アッシリアの攻撃を受けて服属)
地中海沿岸諸国の交易を一手に引き受けていたフェニキア人は、
牡牛座の中に光り輝く「プレアデス」を航海の目印としていました。
プレ(イ)アデスという名前は、その起源を「プレイン(出航)」し、
夜空にプレアデスが見え始めると、航海の季節の始まりで、
地中海では、5月中旬頃~11月初旬頃、
つまり、夏の夜に見られる星団です。
➁紀元0年~2100年頃…宗教、戦争、対立の[魚座の時代]
➂2100年頃~4200年頃…[水瓶座の時代]
【2】[プレアデス]とは?
プレアデス(Pleiades)星団は、牡牛座にある[散開星団]で、
メシエカタログでの名称はM45。和名は「すばる」です。
英語ではセブンシスターズです。
1769年にメシエカタログの45番に加えられました。
メシエカタログは3回に分けて刊行されたましたが、
M45は1回目のカタログに記載された最後の天体です。
➊[観測]
➀[冬]を中心に,秋から春先にかけて観測できます。
冬の夜空を見上げると,オリオン座やおおいぬ座といった
冬の代表的な星座達を従えるように、
頭上に輝くプレアデスを見つけることができます。
➁青白い星の集まりで,408光年という距離の所に,
約120個ほどの星が集まっています。
約 400光年ということは、現在私達の目に届いた光は、
今から 400年前にこの星を旅立ったものです。
㈠通常の視力で好条件のもとで、肉眼でも見ることが出来る
明るく輝く5~7個の星々の集まりです。
㈡双眼鏡で観測すると、数十個の青白い星が集まっている
のが、息をのむほど美しく見ることができます。
㈢望遠鏡で見ると、約120個の青白色星の集団が見えますが、
倍率をあげると、星々がまばらになってしまって
興ざめするそうです。
観測するには、星がよく見える山奥で、
双眼鏡で見るのが一番良いそうです。
➂プレアデス星団全体にうるんだような
淡い青白い光のベールがかかっています。
これは、星々とはもともと関係のない星間ガスが、
星団の光を反射しているためです。
これは星々のまわりにある細かい粒子が星の光を反射している
[反射星雲]で、メローペをとりまく星雲は特に濃いので、
山奥なら双眼鏡で見ることができます。
④プレアデスの星々の固有運動を調べると、非常にゆっくりですが、ほとんどの星が[南南西]に同じような速さで動いています。
プレアデスの星々は[分子雲]という一つの巨大なガスの塊から
誕生した結果、このように動いているのだと考えられています。
⑤プレアデスの星々はどれも青白く光っています。
青白い星は、大量に燃料を燃やし、明るく輝く高温の星で、
寿命が短いとされています。
青白い星は表面の温度が10000度以上もある高温の星で、
太陽の数倍もの燃料をもっていて、
太陽の数百倍以上も明るく光っていますので、
核融合の反応速度が速く、
早く燃料を使い果たしてしまうので、寿命が短いのです。
プレアデスの星々の寿命は1億年ほどと考えられていますが、
星の中ではかなり短い方です。
太陽は50億年ほど前に誕生して、
あと50億年も安定して光るそうですが、プレアデスは
約6000万~1億年程前に誕生した[若い星]の集まりだそうで、
プレアデスの中のアルキオーネのような明るい星は
5000万年後には死ぬそうです。
なので、地球に恐竜が生きていた大昔には
この星々はまだ生まれてなかったことになります。
❷世界各地の神話&呼び名は?
比較的近距離にある散開星団で、
狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観をしていますので、
昔から様々な文化で人々の興味を引き、
多くの記録(聖書や伝説、民話、星座物語)に登場し、
数々の名称を持ち、各民族で星座神話が作られてきました。
➀ギリシア神話
プレアデス星団の名前は、ギリシア神話に由来します。
(“プレアデス”の名は、鳩の群れを意味する
古代ギリシア語に由来するという説があります。)
⑴ギリシア神話のプレアデス1
㈠[ギリシア神話]で、プレアデス(プレイアデス)は、
巨人ティタン族の[アトラス]と海のニュムペの[プレイオネ]との
間に生まれた七人姉妹(マイア、エレクトラ、タイゲタ、
アルキュオネ、ケラエノ、アステローペ、メローペ)です。
プレアデス星団を構成する星のうち、主要な明るい星には
ギリシア神話のプレイアデス7姉妹、その両親の名が付いています。
㊀[マイア]七姉妹の長女。ゼウスの子。ヘルメスの母
㊁[エレクトラ]ゼウスの子。ダルダノスとイアシオンの母
㊂[タイゲタ]ゼウスの子。ラケダイモンの母
㊃[アルキオネ]ポセイドンの子。ヒュリエウスの母。
星団の中では一番明るい。
㊄[ケラエノ]ポセイドンの子。リュコスとエウリュピュロスの母
㊅[アステローペ]アレスの子。オイノマオスの母
㊆[メローペ]七姉妹の末妹。
人間であるシシュポスと結婚して、不死性を喪失
㈡行方知れずのプレヤード伝説
プレアデス星団で特に明るく輝いているのは、
六つの星だけだとされます。
7番目の星の輝きが鈍く、見えなくなってしまった理由を
「行方知れずのプレヤード」伝説が答えています。
ⅰ見えなくなったのは㊁[エレクトラ]で、
息子:ダルダノスが築いたトロイヤの町が滅ぶのを見て悲しみ、
彗星となって消え去ったからだ。
ⅱ姉妹の中で、一人だけ[人間]の、しかも神々に逆らった
[シシュポス]を夫にしたことを恥じた㊆[メローペ]が、
姉妹達のもとを去ってしまったからだ。
⑵ギリシア神話のプレアデス2
プレアデス姉妹は月の女神[アルテミス]に仕えていました。
ある時森で遊んでいると、乱暴者の狩人オリオンが現れて、
彼女達を追い回し始めました。
その様子を見ていたアルテミスは、彼女達を鳩の姿に変え、
スカートの中に隠して守りましたが、オリオンは
その後5年間も、姉妹達にしつこくつきまとったのです。
姉妹達を憐れんだ大神:ゼウスが、
彼女達を天上に輝く群れ星にしてあげましたが、
オリオンもプレアデス近くの空に上げられてしまったため、
いまだに姉妹たちを追いかけているかのように見えます。
しかし、このどんなに追い回しても絶対に追いつけない
星座達の物語は、実際の星々の配置や動きをふまえて
創られたのかもしれません。
プレアデス星団は、オリオン座の西に位置する牡牛座に
属しています。
⑶オリオンがこん棒を振り上げて立ち向かっている牡牛、
その鼻筋あたりに輝くヒヤデス星団の星々も、
ギリシア神話によるとプレアデスと同じ
[アトラス]を父とする異母姉妹たちなのです。
このため、西欧では「七人の姉妹」あるいは
「七人の乙女」の名が通っています。
ギリシャでは「ぶどうの房」という名もあります。
⑷プレアデスは主に冬の星であり、
古代の農業暦において非常に大きな役割を果たしていました。
㈠古代ギリシアの詩人:ヘシオドスは夏の間、
40日も太陽の後ろ側に隠されることに注目し、
プレアデス星団が、太陽から離れ、初めて暁の東天の地平線
に姿を現す天体現象は古代には重要な出来事でした。
彼は叙事詩『仕事と日』の中で、「そして、
もし嵐の海を渡ろうという望みが汝を捕らえたとしても、
プレアデスが強大なオリオンを避け、深い霧の奥に潜り、
激しい風が荒れ狂うなら、汝の船を暗紅色の海に出してはならぬ。
しかし、我が言のとおり、忘れずに地を耕すのだ!」
(意味:プレアデス星団がオリオンを避け、深い霧の奥に潜って、
西にある時期、春の夕方早くは、一年で「地を耕す」のに
ちょうどよい時間になる。)と書いています。
㈡ガイウス・ユリウス・カエサルは
5月の暦にこの日を記しました。
➁[日本]
⑴各地でいろんな呼び方が…
日本では古来、プレアデス星団の星の集まりを「昴(すばる)」と呼び、
他にも地方によって、「六連星(むつらぼし)」や「九曜(くよう)星」
「羽子板星」などと呼ばれ、古事記、万葉集、枕草子などと
いった古い書籍にもその名前は散見しています。
畿内~静岡では「すばる」、中四国では「すまる」ですが、静岡~東北では星が6個見えることから「六連星」と呼ばれています。
「すばる」や「すまる」という名前を呼ぶ地域の南限は
鹿児島県のトカラ列島で、トカラ列島より南では
ブリブシ(群れ星)、ナナツブシ(七つ星)などと呼ばれています。
「すばる」は「スバル」と書かれることも多いので、外来語のように
誤解されることがありますが、正真正銘の和語です。
⑵「すばる」の語源は?
「すばる(統ばる)」又は「すまる(統まる)」という言葉は、
元来他動詞「すべる(統べる)」に対する自動詞形であり、
「統一されている」「一つに集まっている」「統べ括られている」
「たくさんのものをむすんで一つにまとめている」
という意味をもちます。
「みすまる」は「御統」。
多くの珠を緒に貫いて輪にし、首や腕を飾ったもので、
『古事記』の「五百津之美須麻流之珠(いおつのみすまるのたま)」、
『日本書紀』の「八尺瓊五百箇御統(やさかにのいほつみすまる)」、
『万葉集』の「須売流玉(すまるのたま)」、
『日本紀竟宴和歌』の「儒波窶玉(すばるのたま)」などと言い、
昴は星が一ヵ所に統べ括られたように見えることから、
その姿を御統に喩えてそう呼んだものと云われています。
でも、元々の語源はカタカムナの「ミスマルノタマ」だと思います。
⑶その後、中国でプレアデス星団を指す昴宿から
「昴」を当てるようになり、
奈良時代に成立したとされる『丹後国風土記』逸文には、
「其七豎子者(七人の童子)、昴星也。其八豎子者、畢星也」と
いう記述があり、それぞれ隣り合っているプレアデス星団、
アルデバランとヒアデス星団の事と見られています。
伊勢神宮皇大神宮(御祭神「天照大御神」)摂社の度会郡の
棒原(すぎはら)神社には昴に由来するとされる天須婆留女命御魂
(あめのすばるめのみことのみたま)が御前神と共に祭られています。
ひょっとすると,天照大御神の配下に,プレアデスの星々を
「神」とするフェニキア人あたりを祖に持つ一族がいた
のかもしれません。
⑷日本でプレアデス星団について言及した最古の記録は、
平安時代に醍醐天皇皇女:勤子内親王の命で
作成された百科事典『和名類聚抄』の中の
「[昴星] 宿耀経云昴音与卯同和名[須波流]六星火神也」
(昴星の和名は須波流)と考えられています。
他に、平安時代に清少納言が著した
『枕草子』の一節(第236段)が有名で、
下記のように「すばるは星々の中で最も美しい」と讃えています。
「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。
尾だになからましかば、まいて。」
(星はすばる、ひこぼし、宵の明星が良い。流れ星も少し趣がある。
尾を引かなければもっとよいのだけれど。)
彼女が「星々の中でこのすばるが最も美しい」と讃えたように、
すばるは冬の夜空に輝く星々の中でも最も魅力的な星です。
⑸富士重工業の「スバル」も五つの会社が
一つに統合したことの意味を持つことからの命名でした。
➂[中国]では[昴(ぼう)]と呼ばれ、星官(中国の星座)としては、
17番星、19番星、20番星、21番星、23番星、η星、27番星の
7つの星が昴を構成し、昴を中心とした領域は、天の赤道帯を
二十八分に区分した二十八宿の1つの[昴宿]です。
④[ポリネシア]
・ニュージーランドのマオリは、プレアデス星団をマタリキ(Matariki 、「小さな目」の意)と呼び、海の民にとって、
星座の識別は夜の航海に欠かせないものでした。
また、マオリの人々は、プレアデス星団が見えるようになる時期を新年の基準としており、マタリキには新年という意味もあります。
・ハワイ語では「マカリイ」(Makali'i )と呼ばれ、1994年に
ハワイ島で建造された航海カヌーの船名ともなっています。
⑤[アラブ]では「群衆」や「小さきもの」と呼ばれています。
・[アラビア人]はプレアデス星団を中心に、カシオペヤ座を右手、
鯨座の尾部を左手として、両手を開いてこちらにつかみかかって
くるような巨大な星列を「プレアデスの両手」と呼んでいました。
⑥[西洋]ではプレアデスという名前で呼ばれています。
・[ヨーロッパ]…
フランスでは「雛箱」、ドイツでは「とやについた牝鶏」、
イタリアでは「小さな牝鶏」、スペインでは「小さな牝山羊」、
イギリスでは「七人の乙女」の他「ひよこと牝鶏」とも
呼ばれています。
約3600年前に作られた人類最古の天文盤。
2002年にドイツ中央部、ザーレラン地方の街で発見された、
直径約32㎝の青銅製の円盤です。
この盤の上には金の装飾(インレー)で、太陽(または満月)と月、32個の星(そのうち中心から右上の7つの点の集まりは
プレアデス星団)などが模られ、太陽暦と太陰暦を
組み合わせた天文時計であると考えられています。
(上記文章はWikipediaを参照して、加筆させて頂きました。)
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