【5】【大暑の養生法】
東北地方ではねぶた祭や竿灯祭などが始まり、
夏に発生する昆虫達も騒ぎ始めます。
酷暑で,気温が高い上に,雨が多く,気候は蒸し暑くなります。
一年で最も暑い時期とされていて,
これから真夏日や熱帯夜等の酷暑が続きます。
昼夜問わず気温が高いので、熱中症はもちろんですが、
冷たい物の取り過ぎや食中毒など飲食による内臓の不調には
充分な注意が必要です。
養生訓(江戸時代:貝原益軒)にも、
「夏は最も養生すべき季節であり、
酷暑により『元気』が減りやすい」と書かれています。
*東洋医学で『元気』とは「原気」とも書き、
親から引き継いだもので,生命活動の根本となるものです。
しばらく暑い季節が続きそうですが、
しっかり養生して,元気に大暑を乗り切りましょう♪
また,大暑は夏の土用と重なります。
年に4回ある土用の中で最も重要なのが夏の土用です。
土用の期間は,過ぎていく季節と次に訪れる新しい季節の
性格を緩やかに交代させる働きを持っています。
身体の方も次の季節に対応させるために
養生をキチンとシッカリ行ないましょう♪
↓土用についての詳細は
◎夏土用7/19~8/6 大きな変化はやめ,動かないで,運気を蓄えましょう♪
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12609339118.html
❶暑さがピークを迎える大暑は,陽が盛んになっている季節です。
①人体の新陳代謝も激しくなり、よく汗をかきます。
・気温が高く,体内に熱(陽)がこもりやすくなり,汗をよくかきます。
②汗をかき過ぎると…
⑴身体に必要な水分(陰)と一緒に「気(エネルギー)」も
大量に消耗してしまいますので,
疲れやすくなり、身体がだるい,動悸や息切れといった症状が
現れやすくなり,陰を傷めやすくなります。
⑵水分(陰)の消耗により,体内で熱(陽)が過剰になり過ぎると,
熱中症の心配も出てきます。
⑶よく「無病三分虚」と言われるように,
病気でもないのに,身体が弱ります。
③【養生法】
汗を沢山かく季節ですので、水分の補給はとても重要です。
⑴充分に水分補給をしましょう♪
㈠毎日明け方に新鮮な冷めた白湯を1杯飲みましょう♪
(…人体に対する水の重要性)
㊀水は人体の重さの約70%前後を占めており,
「人は水からなるものである」と言われています。
水は身体にとって非常に重要で,欠くことのできないもので,
健康を保ち,寿を益するものです。
㊁なので,伝統的な養生のやり方では,冷めた白湯を飲むことを
非常に尊重しています。
また,「毎日明け方に新鮮な冷めた白湯を1杯飲むならば,
数年後,非常に不思議な寿を益する効能が現れることになる」
と言われています。
㊂460人の65歳以上の高齢者に対しての調査によれば,
5年内に毎日の明け方に冷めた白湯を1杯飲むことを
堅持している人の中で、82%の高齢者は…
これまで大した病気にかかったことがなく,
歯がガタガタせず,顔色は赤くて,ツヤツヤしていて,
元気いっぱいで,毎日10km歩くことができたそうです。
⑵普通の水も飲むようにしましょう♪
喉の渇きを感じる前に,冷え過ぎていないものを
こまめにチビチビとが基本です。
適度に汗をかき、体内の水の入れ替えのために、
さらっとした水分を取り入れることを意識してみましょう♪
㊀口の中や喉は外気に触れやすいので,
暑さを感じ,冷たいものをつい飲みたくなりますが,
喉以降の臓腑は冷えてしまうと,機能が低下してしまい,
気血津液が作りにくくなり,夏バテの原因ともなりますので、
冷た過ぎるものの取り過ぎは厳禁です。
・冷たい氷水等で口をゆすぐ等の工夫をしてみましょう。
・水だけではどうしても味気がなく,飲む気がしないのであれば、
お茶を水で薄めて飲んでみましょう♪
㊁汗をかくことでナトリウムやカリウムが不足しますので、
スポーツ飲料もいいのですが,大量の糖分も含んでいますので,
身体の水(津液)がとろみを帯びてしまい,よけいに喉が渇いたり,胃や脾といった消化器系の機能を低下させてしまいます。
㊂コーヒー,お茶,アルコール類は体内の水分の排出を
促してしまい,身体の内側から乾燥してしまいますので,
水の代わりにはなりません。
⑶トマトで水分を補いましょう♪
この時期、冷たすぎる飲み物や食べ物でお腹を満たしてしまうと,
胃腸に疲れが出て,夏バテに繋がってしまうこともあります。
薬膳的には,体液を補ってくれる食べ物で,水分も
身体全体の冷却システムも補っていくことをお奨めします。
トマトはそんな代表格なので,あまり冷やし過ぎず,
美味しくお召し上がり下さい。
※トマトについての詳細は↓
⑴凄い栄養成分が豊富な旬のトマトを食べよう♪
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12486606079.html
⑵トマトの恐るべき栄養素「リコピン」を効果的に摂るには?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12486640225.html
⑶トマトの恐るべき栄養素「リコピン」をさらに効果的に摂るレシピは?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12606182103.html
⑷トマトの恐るべき栄養素「リコピン」をさらに効果的に摂るレシピ②は?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12607569394.html
⑸トマトの恐るべき栄養素「リコピン」をさらに効果的に摂るレシピ③は?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12607661918.html
⑹トマトの恐るべき栄養素「リコピン」をさらに効果的に摂るレシピ④は?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12607667639.html
②夏野菜や夏果物は体内にこもりがちな熱を排出し,
潤いと気(エネルギー)を補給してくれ,
体内の陰陽バランスを整えてくれます。
夏野菜:トウモロコシ,枝豆,茄子,胡瓜,苦瓜,レタス,モヤシ,トマト等
夏果物:スイカ,メロン,バナナ
タコ,シジミ,梅干し,酢の物等の食材がお薦めです。
③汗のかき過ぎを防ぐ為に,酸味を適度に取り入れ,ミネラルが
入った海産物(昆布等)も少し取り入れることも必要です。
④気を補い,陰を養う食材をいつも食べて,
体質を増強しましょう♪
古くから中国医学では
「冬は三九を補い,夏は三伏を補う」といいます。
⑴山芋,芋類,蓮根,カボチャ,ナツメ,キクラゲ,スッポン,ナマコ,
豆腐,豆乳,枝豆(植物性蛋白質),牛乳,肉類(動物性蛋白質),鰻,卵,
蜂蜜,ユリ粥,菊花粥等はどれも栄養を補う夏の食材なので,
これらのスタミナ食材もプラスすると,
身体の体力の消耗を防ぎ,回復も図れるでしょう。
❷①土用は方角でいえば真ん中にあたり,人間の真ん中は
お腹,胃腸,脾(消化器系)で、湿に弱い臓器です。
大暑の頃は,気温が高く,空気の湿度が高いので,
脾胃の働きが弱くなっています。
自然界の湿気や味の濃い物や脂っこい食べ物は湿邪となり,
食欲を低下させたり、身体を重怠くさせます。
多くの人はお腹の調子が良くないし,身体もだるいし,
食欲もなく,脾虚湿盛という症状です。
この時期,消化器系がフル稼働となり,負担がかかり,
夏の疲れが出て,お腹に病症が起きやすいのです。
②【脾胃の養生法】
⑴清補は出来るだけ消化しやすいものを食べましょう♪
⑵この時期は,是非,毎日豆腐を食べましょう♪
【豆腐について】…畑の肉と言われる大豆が原材料の健康食材
豆腐は…
・消化を助け,慢性胃炎を改善します。
・甘味,微寒性で腫物を治し,消炎し,充血を治します。
・散血作用や清熱作用からウツを治したり,ストレスを改善します。
・イソフラボンを含みますので,
更年期障害の改善にも効果があります。
・紫蘇,ネギ,生姜,茗荷,胡麻などの薬味をたっぷり乗せて、
召し上がって下さい。
⑶人参…五行は脾土・肺金。
胃腸を丈夫にし,肺の防御作用を高め,滋養強壮に役立ちます。
血を綺麗にする作用が強いので,高血圧にも向いています。
⑷枝豆…五行は心火。
夏に気血を補い,胃腸によく,消化を促し,便秘解消や美肌効果,
高血圧や肝炎予防にも効果があります。
甘味で平性なので,万人にとっての健康食です。
補血を補い,水の巡りを良くします。
⑸トマトや玉ねぎを食べましょう♪
⑹油濃いもの,甘いもの,暴飲暴食を避けましょう♪
⑺よく噛みましょう♪
日月神事では47回(噛みながらひふみ祝詞を)
漢方の世界では80回噛むことを奨めていますが、
これらをいきなり目標にすると続かないので
”今よりも1回増やして噛む” からスタートしてみましょう♪
米や野菜の甘味や味を感じられますよ♪
この時期は、疲れに伴いお腹を壊しやすいのが特徴です。
③【胃腸の養生法】
夏バテでごはんが食べられなかったり、食中毒でお腹を壊したり、下痢や便秘などの消化不良などを頻繁に起こすでしょう。
また,疲労が溜まることで,お腹の調子を崩しやすくなります。
お腹の調子は,栄養吸収とも関係が深いために,身体を回復させる物質が不足することで,疲れがさらに蓄積していきます。
・お腹の調子が悪いと…
疲労回復ができない上、気分をコントロールしてくれる脳内物質:
セレトニンも合成することができなくなります。
食べ物を消化吸収することでエネルギーを得る私達にとって,
お腹の調子はとても重要なので,お腹の調子を整えて,
エネルギーが貯まるのを待つことが何よりも重要です。
☆お腹の調子を整えるために必要なことは…
⑴腸内フローラの調整です。
一般的に,肉類や魚介類,乳製品等に含まれている
動物性蛋白質や脂肪が多い食事に偏ってしまうと、
腸内に悪玉菌が増えてしまいます。
そこで,腸内を元気にしてくれる善玉菌を多く摂取し、
腸内フローラを整えることが重要です。
善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌,納豆菌等の発酵食品に
多く含まれており、腸内環境を整えてくれます。
・納豆や乳製品(ヨーグルト,チーズ等)
・麹類(味噌,醤油,みりん,日本酒等)
・善玉菌の餌となる食物繊維(ゴボウ,人参,オクラ,ホウレンソウ等)
・オリゴ糖(玉ねぎ,ゴボウ,ネギ,バナナ,大豆等)
を積極的に摂取し、身体を整えるようにしましょう♪
腸内環境の変化は、栄養を吸収できないだけでなく、
病気にも発展するので注意しましょう♪
ガンや糖尿病や肥満等も腸内フローラのバランスが
多大に影響していると言われています。
⑵足三里(お腹の働きを活発にしてくれるツボ)にお灸を!
場所…膝の外側で,お皿の下から指4本分下がった部位で、
一番窪んでいる所です。
内臓の調子を整えるには,ツボを圧迫するより,お灸の方が効果的
なので,熱さを感じるまで,何個かお灸をすえてみましょう♪
昔から足三里にお灸をすえることは、
疲労回復につながると考えられています。
⑶労宮(全身の元気がたまる場所)を揉みましょう♪
場所…手のひらの中央
気功では「労宮からエネルギーが外に向かって放出される」
と考えられています。
疲れがたまった時は時間を見つけ、気持ちが良い程度に
この部位を揉んだり、お灸をするなどしましょう。
⑷胃腸の調子を良くしてくれる食材は…
山芋,里芋,ジャガイモ,大根,生姜,カボチャ,キャベツ,エンドウ豆,
空豆,大麦,梅,果物など
➌①身体の代謝も旺盛な時期ですから,
熱毒も取りやすくなります。
②【養生法】
⑴食べ物は出来るだけ苦いものを選びましょう♪
⑵食欲がない場合は,お酢を使いましょう♪
例えば,生姜,黒豆,野菜等にお酢を入れて食べると,
ますます身体が良くなります。
➍①酷暑のこの時期,暑さに乗じて,湿気の邪気が入り込みやすく,
心の気が消耗しやすい時期です。
②【心の養生法】
清心…心を補い、心を保護しましょう♪
⑴朝,短時間,汗が少し出る程度の軽い運動をして,
陽気を補い,心を補いましょう♪
運動前に白湯を飲んでから,運動しましょう♪
⑵11~13時…心経絡の流れの時間帯で,心を補う重要な時間…
この時間帯は,休んで,心を補いましょう♪
少し休むだけで,心臓の血液の補給状態も良くなり、
疲労も改善できます。
○お昼寝をしましょう♪
昼寝は業務効率を高める効果があるとして、
パワーナップ(15~30分程の短時間の仮眠)を
グーグルやナイキ、日本の一部企業等が取り入れています。
30分以上寝入ってしまうと、深い眠りに入ってしまい,
起きにくくなったり、夜が眠れないといったこともありますので,
15-30分間が良いです。
熱邪(夏の邪気)が身体にイライラや目まい,疲れ等の影響を与える
時期なので,昼寝を積極的に生活に取り入れて,
身体と脳と目を小休止させてあげましょう♪
⑶午後,室温程度のお茶でこまめな水分補給を心がけ,
心を補いましょう♪
・汗がたくさん出ると,カリウムなどが流出しやすくなります。
・お茶にはカリウム等の成分がありますので
お茶を飲むと,カリウム等の微元素を補い,心を補います。
❺①酷暑のこの時期,暑さに乗じて,湿気の邪気が入り込みやすく,
むくみがでやすい時期です。
②湿を追い出す食養生
⑴むくみの原因となる湿を出してくれる食材は…
スイカ,トウモロコシ,胡瓜,冬瓜,茄子,豆類(枝豆,大豆),モヤシ,
コンニャク,ハト麦など
上記の食材は,消化機能を司る脾胃を助け,
身体に停滞した水の排出を促すとされています。
⑵「トウモロコシの髭茶」(韓国おなじみのお茶),黒豆茶、小豆茶
にも利尿効果があるので、水分補給に利用しましょう♪
特にむくみや冷えが気になる方は、氷を入れない常温か、
ホットで飲みましょう♪
③むくみ予防に足裏マッサージをしましょう♪
一日の終わりに土踏まずを中心に,足裏をマッサージしましょう♪
椅子に座り、ゴルフボールなどを足の下に置き、
転がしながら刺激するのも良いでしょう。
➏しっかりと休養することができず,虚弱な方は,
特に夏痩せや夏バテ(暑気あたり)等になりやすくなります。
特に睡眠不足は、身体の熱を冷ます働きが低下して、
熱が籠りやすく、熱中症のリスクが高くなるので要注意です。
・特に老人や子供,身体が弱っている人は,夏痩せ,夏バテ,
全身倦怠,頭痛,手足の感覚が鈍くなったり,
吐き気,下痢等症状に注意しなければなりません。
・疲れが溜まった場合は
「水分や睡眠は摂れているか?」
「呼吸が浅くなっていないか?」等をチェックしてみましょう♪
①[夏バテ(暑気あたり)の前兆]
・呼吸が浅くなる
・息苦しく,頭がボウッとして,注意力や集中力が持続しない
・身体に力が入らず、手足の感覚が鈍くなる
・汗が多く出て、喉の渇きが癒えない
・吐き気(悪心)が現れる
②[夏バテの対処方法]
上記のような症状が現れた場合は,
・風通しの良い涼しい所で休みましょう♪
・ゆっくりとした睡眠をとりましょう♪
・薄い塩分を含んだ白湯(さゆ),スイカの汁を飲みましょう♪
・緑豆スープ,梅入りのスープ等を飲みましょう♪
・茄子、瓜なども良いでしょう。
・しばらくは体内に熱がこもっているので,
熱性のある食べ物は避けましょう♪
➏【注意事項】
①暑いですが、身体を冷やさないようにしましょう♪
⑴つい冷房を低い温度にしてしまいがちですが、
涼しすぎないように室内は適温にしましょう♪
オフィスや外の店や電車でもかなり涼しい所がありますので、
出かける時は、薄い衣服を準備しておきましょう♪
・冷房で冷えた場合は…
スパイス(シナモンや生姜など)やハーブティー等で
身体を温めましょう♪
⑵胃腸を冷やさないようにしましょう♪
・冷たい果物や寒性な物をたくさん食べないようにしましょう♪
・冷たいものを一時に大量摂取すると、
胃腸が冷えて働きが弱まりますので,気をつけましょう♪
・冷たいものの摂り過ぎは控え,
1日1回は暖かいものを摂りましょう♪
お奨めはスープやお味噌汁です。
消化も良く野菜も蛋白質も摂れます。
㈠胃腸を冷やすと…
東洋医学での『脾の臓』と『胃の臓』を痛めてしまいます。
大量に冷たい物を食べると,脾胃の陽気を損傷して,寒湿邪気が
体内に留まり,お腹の痛みや下痢等が発生しやすくなります
㈡脾・胃を痛める(胃腸が弱る)と…
飲食物から『後天の精(栄養の様なもの)』を
取る作用が低下して,『後天の精』が養われない為に,身体が
ダルくなったり,場合によっては目眩(めまい)が生じることもあります。
㈢夏に胃腸を痛めた場合…
秋に何らかの体調不良を起こしやすくなります。
毎年秋に体調を崩す方は,「夏に冷たい物を取り過ぎていないか?」思い出してみて下さい。
㈣[胃腸の回復方法は?]
冷たい物を取り過ぎて胃腸を痛めた方は,温かいお粥や雑炊等,
消化が良くて,お腹を温める食べ物がお奨めです。
また、朝晩の涼しい時間の散歩も胃腸の回復に役立ちます。
⑶お腹が冷えないようにしましょう♪
・冷えると,子宮に寒邪気が入り,生理痛が酷くなります。
・お風呂の湯船に浸かって,適度に汗をかきましょう♪
②「土」の働きを助ける甘い物は食べ過ぎないようにしましょう♪
土用(≒大暑)期間中は土剋水といって,腎の機能が抑えられ,
糖尿の数値が悪化したり、おしっこの回数が減って
浮腫みやめまいが出たりします。
③夜更しをしないようにしましょう♪
・記憶力が低下し,頭痛にもなります。
④激しい運動をしないようにしましょう♪
・酷い場合,熱中症になりやすくなります。
❼『冬病夏治』
中医学では『冬病夏治』という「冬の病は夏に治療する」
という言葉があります。
冬に必ず風邪をひいたりする方はこの時期の過ごし方次第で
秋冬の体調が大きく左右されます。
なので、冬の病は夏のうちに治療しましょう♪
❽『鬼の霍乱(おにのかくらん)』
普段とても元気な人が珍しく体調をこわしたり、
病気になったりすることという意味で、
ちょうどこの大暑の時期に起こりやすいと言われています。
特に吐き気や下痢等の病気を指すこともあるそうで、
「自分は元気だから大丈夫!」と思っている方でも
この時期は慎重に身体を大事になさって下さい。
➒楽しんで過ごしましょう♪
夏(獅子座)は「嬉しい」「楽しい」と思うべき季節なので、
基本的な過ごし方は「楽しむ」ことです。
だから、夏祭りが多いのです。
ご自分が嬉しかったり,楽しかったりすることに、
是非積極的であって下さい。
❿まとめ
仕事を合理的に配置し,
大暑の厳しい日差しや日光に長時間当たることを避けて,
室内の換気と通風を良くし,睡眠を十分にとり,
水をこまめに飲み,
飲食の衛生に十分注意を払い,
暑い夏こそ,旬の食べ物をしっかり食べて,夏バテを防ぎ、
この厳しい大暑を乗り越え,元気に過ごしましょう♪
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