☆【1】6月21日(日)15時42分…月は[蟹座]で
夏至の太陽と重なり、部分日食を伴う【新月】となります。
★21日は2020年で最も強烈な日です。
夏至(6時44分)&蟹座0度新月(15時41分)&日食の
トリプルパワーの日です!
太陽が一番高い所から一番長く大地を照らす
夏至(蟹座入り)のタイミングで、
太陽(男性性)が月(女性性)に食べられ、月と一体化し、
金環日食に変化・変身・変態するという
極めて象徴的で神聖な時です。
➊【部分日食】が起こり、その様子は日本全国で見られます。でも、日食は絶対に見ないようにしましょう♪
➀[日食が見える地域]
㈠今回は,西部と南部を除くアフリカ~東欧・トルコ・アラビア半島~
ロシア南部・アジアのほぼ全域~オーストラリア北部と
オセアニア北部の広い範囲で見ることができます。
㊂今回は、アフリカ中部~アラビア半島~パキスタン~インド北部
~中国(チベット・四川・貴州・湖南・江西・福建)~台湾の
それぞれ狭い範囲で金環日食となり、
この帯状の金環食帯の中心では最大で38秒の金環食を見ることが出来ます。今回の金環食の継続時間はとても短いです。
㊁金環食帯の外側の一定範囲では,太陽は完全には隠れませんが,一部のみ隠れる部分日食になります。
この日、日本各地では、天候に恵まれれば、午後~夕方、
那覇では太陽の面積の79%、東京では36%、札幌では18%が
月によって隠されます。
次に日本全国で日食を観測できるのは
10年後の2030年6月1日になります。
※日食には…下記の[3種類の日食]があります。
㊀太陽が全て完全に隠れる[皆既日食]、
㊁太陽の一部が隠れる[部分日食]
㊂太陽がリング状に欠ける[金環日食]
(太陽の方が月より大きく見えるために、
太陽が完全に隠れず月の外周に縁がリング状に見える)
❷【日食】とは?…月が太陽の前を横切るために、
月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。
太陽・月・地球の順で3天体がほぼ一直線に並ぶ時、
つまり新月の時に起こります。
➀でも、太陽の周りをまわる地球の軌道(太陽の通り道:黄道)に
対して、地球を周回している月の軌道(月の通り道:白道)が
約5度傾いているため,白道と黄道の交点付近で新月にならない
と太陽と月が重ならず、日食にならないのです。
日食は、繰り返しめぐってくる新月の中でも特別なのです。
②太陽と月の昇交点である【ドラゴンヘッド】の近くで、
日食を発生させるのですが、占星術的に意味があり、
その影響は通常の新月よりも強くなる傾向で、
運気の転換点となるような『規模の大きな変化や重要な物事の始まり等を強制し、人生の次のステージへ誘う』という
特別な影響力を持っていますので、
[数ヶ月スパンにも及ぶ始まりのイベントを発生させる傾向]
があります。
場合によっては、隠していた秘密や曖昧になっていたことを
明確化する事もあります。
③占星術的意味は…「太陽=主・月=従」なので、
「民衆の力が為政者を倒す」と言う図式になり、
古来より、日食は為政者に畏れられているのです!
また、占星術の基本に従えば、
「食=運命的な変化」という事になります。
④古代の人々は,日食,つまり,地上世界から光が突然消滅し,
その後、光の回復と共に太陽があらわれる現象は、
「天の異変」「神のお告げ」と畏れ、
『太陽が一度死んで生まれ変わる』と信じていました。
⑴占星術では、太陽を「(人生の主人公である)私」になぞらえ、
太陽が復活する日食現象を、これまでの「私」が滅び、
新しい「私」が蘇るプロセスと読み解きますので、
日食は「私が新しく生まれ変わる」タイミングと言えます。
このように、日食は『天界のゲートが開き、私達の人生の転機を迎える』という【凄い再生パワー】を持っているのです。
日食時は月によって隠された太陽は、やがて輝きを取り戻し、
月のリズムも新しいスタートを切りますので、
【再出発】や【リセット】に最適なタイミングです。
⑵影から太陽が姿を現す様子には、
私達の人生の感情的な出来事が反映されますが、一方、
行動の必要性を強調し、心を駆り立ててくれますので、
実現しうる新しい人生のフェーズに向けて
前進するよう私達を後押ししてくれます。
もちろん、すべての問題が消えてなくなることはありませんが、
それらの問題について、
何かを行動をする上で大きな助けになるでしょう。
★なので、「気持ちを新たに始めよう!」と決心しましょう♪
そうすれば,瞳の奥に輝きを取り戻し,やる気が湧いてくるでしょう。
⑶また、月が司る領域は人間の感情や潜在意識の領域で、
そこに宇宙エネルギーがダイレクトに降り注ぎますので、
自分の内側にくすぶっていたあらゆる感情を癒すチャンス
でもあります。
④今回は「潜在意識」「隠れたもの」を司る
「第8ハウス」で起こる新月で、そこに
変容や逆転のエネルギーをもつ日食パワーが加わりますので,
潜在意識からの変化のスイッチが入る方が多くなるでしょう。
⑴金環日食が起こる蟹座は,女性性,母性,家族を意味するサイン
なので、これによって、世の中の女性達が、
・「自分が秘めている可能性」
・「自分が本当にやりたかったこと、求めていること」
・「自分に与えられているギフト」
等に目覚め始めていくことを示唆しています。
⑵それに加え,第8ハウスは魂レベルの結びつきを意味するハウスなので,心安らぐ居場所やソウルメイト(愛するパートナー)
とつながる人もいるでしょう。
⑶メッセージは「あなただけの宝物を使いなさい!」です。
つまり、[あなただけの宝物]とは、金銭的なものだけでなく、
生まれながらに授かった才能や培った経験、スキルなど、
あなただけの財産を意味し,新たな運の土台を作る重要なパーツは自分の中に眠っているということなのです。
この日食の時期は、是非、
「時間を忘れて没頭できることは何か?」
「人によく褒められることは何か?」…を考えてみましょう♪
⑦新しい風の時代にむけて、
・真新しい自分に生まれ変わるきっかけをつかみたい方
・自分の内に眠る女性性・魅力や愛の引力を目覚めさせたい方
・自分が本当に望むことを見つけたい方
はこの蟹座金環日食は絶好のチャンスです。
是非、活かしましょう♪
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【2】【日蝕・月蝕についての伝承】
⑴紀元前5000年前の占星術発祥の文明:シュメールでは、
国の政治を左右するほどの日蝕の予想ができるほど
天文学が発達していました。
AD1世紀のローマの博物学者:プリニウス(AD22,23 ?-79年)が
著した「博物誌」によれば、
当時のローマでの知識では十分に日蝕現象は解明されていて、
「地球と太陽の間に月が通過すること」や「半年ごとの周期」、
「月蝕・日蝕の現象から太陽が地球よりはるかに大きいこと」、
「スルピキウス・ガルス等が日食、月食の予言(予報)を行ったこと」も記載されています。
しかし,より古代では「犯罪や死が起こることを恐れた」ことや
月蝕は「月が毒をもられ,死にかけている」とも、また
「シンバルを激しく叩いて、救いの手をさしのべる」
と考えられていたことや
「アテナイの将軍:ニキアスは食に恐怖し、
艦隊を出港させなかったこと」などを記しています。
また「不吉で長引く日蝕」について触れ、「カエサル殺害の後や
アントニウス戦争の間に起きた」と書いています。
⑵日蝕・月蝕は、大きな社会的変化や天変地異の発生を
もたらすと言います。
古代では、支配者や王様の死を意味するなど、
【不吉な予兆】として畏れられてきました。
社会や政治に与える影響が大きいのは,万物の恵みである神の
様で、国家の代表を表す太陽が月に黒々と隠されるからです。
占星術的意味は…「太陽=主・月=従」なので、
「民衆の力が為政者を倒す」と言う図式になり、
古来より、日蝕は為政者に畏れられていたのです!
⑶日蝕・月蝕にまつわる神話や風習は
世界各地に色々とあります。
古来,多くの文化が,日蝕や月蝕は,太陽や月の光が邪悪な力を
持つ存在によって吸い取られる結果,起きる現象だと考え,
「不吉なもの」と考えていました。
日蝕は,地球から見ると、
月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。
地上世界から光が突然消滅し、
その後、光の回復と共に太陽が復活する現象を
古の人々は「天の異変」「天からのお告げ」と畏れ、
神話という形で象徴的に語り継いできました。
以下、世界の神話伝承にみられる日蝕ですが、
日蝕は世界各地で、「神々の戦い」「不吉な知らせ」
と思われてきた記述が多く見られます。
(日本神話:世界が暗くなり、この世に災害が発生したとあります。)
・邪馬台国:卑弥呼の死が247年の日没時の日蝕と結びつき、
倭王:台与の誕生が248年の日出時の日蝕と結びついている
そうです。
・魔神による日の女神の幽閉(アイヌ伝承:世界が暗くなる)
(・沖縄のように、太陽と月の結婚と考えられて
不吉な意味がない地域もあります。)
・大蛇エクシュキを倒し、太陽がもどる(シベリア:サハ民族)
・悪竜にのまれる太陽
(中国:銅鑼、太鼓を打ち鳴らし驚かして太陽吐かせる)
(中国では悪竜祓いが「蛇踊り」として残っています。
こちらは日蝕のためという意義は薄れてしまているようですが,
空に向かって銅鑼、太鼓を鳴らす、槍を振り上げる等、
太陽を飲み込んだ魔物を威嚇する行為がみられます。)
・日月の精が去る(韓国:延烏郎、細烏女:世界が暗くなる)
・火の犬が日月をかむ(韓国:日蝕と月蝕のできた理由)
・蛇が太陽飲み込む(フィリピン)
・半蛇の魔神ラーフが日月を飲む
(インド神話:ヴィシュヌが斬首した 魔神の首が蝕をおこす)
・現在でも、インドでは日蝕は不吉だと考え、
ガンジス河で沐浴をして浄める人もいます。
また、妊婦には日蝕を見せさせないようにするそうです。
・日蝕を起こすドラゴン(ゾロアスター教)
・怪蛇アポピスが太陽神ラーを脅かす、 飲み込む
(古代エジプト神話「アポピスの書」)
・魔狼スコールが太陽をのむ(北欧神話:ラグナロク)
・太陽と月の交点はドラゴンの頭と尾
(ギリシャ、ヨーロッパ:日食・月食の起こる交点ノード)
※インドのケトゥ、ラーフ、
中国に伝った計都羅喉(けいとらごう)も同じ考え方
・キリストが刑に処せられた時、
「日蝕がおきた」という伝承もあります。
・ジャガーが太陽を飲み込む(中南米)
・人々は邪光から逃れるために、
悪霊を払う儀式を威嚇のような行ったり、
マヤでは神殿で多くの生贄の心臓を取り出す儀式があった
とされています。
・天上の、青いバイプ(ジャガー)が太陽、月を貪り食う
(南米アチェ民族[グアヤキ民族])
昔の占星術でも「日食の期間、王は国から出てはいけない」
という説があり、王や天皇はその時、日食を避け籠りました。
日本の皇室でも日蝕や月蝕の時には身を隠すといいます。
・・・・・
この後②③へ続く
■【日蝕②】『日食の前後1週間におすすめする【最大に日食の良いパワーを受ける為の過ごし方』
■【日蝕③】『日蝕・月蝕時の過ごし方』
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